「みそもつ鍋」発祥の店が東京上陸!
『博多もつ鍋 やま中 銀座店』11/17オープン!
「もつ鍋」の本場・博多で予約取れない店として知られる『博多もつ鍋 やま中』。1984年に誕生し、現在は福岡県内に3店を展開する人気店が東京に初進出。2023年11月17日(金)に『博多もつ鍋 やま中 銀座店』がオープンしました。
福岡県民はもちろん、観光客にも人気の『やま中』。公式アプリの会員の半数はなんと首都圏在住の人たちだったとか。コロナ禍でなかなか遠方からの訪問が難しかった期間に切望した人たちの想いも受け、約2年かけて東京出店を準備。「東京のお店をリサーチしたが、"本物の博多のもつ鍋"を出すお店がない。ぜひ、グルメな街・銀座で本物の味を知ってほしい」と、銀座に登場です。
場所は、西銀座通りと松屋通りの交差点にある『ギンザ・グラッセ』。さまざまな飲食店がフロアごとに集まるビルの1階・地下1階という一等地に店を構えました。
白壁に真っ白な暖簾のかかったシンプルで凛とした空気を漂わせるエントランス。中へ足を進めると、まるで老舗高級旅館のようなラグジュアリーなロビーが迎えてくれます。
さらに、煌びやかな階段を下りた先には、フレンチレストランのようなワインセラーがあり、メインフロアは木の温もりを感じられる落ち着いた和空間。ゆったりと座れるソファのボックス席になっているので、家族連れでも安心して楽しめそうです。
個室も5室を完備。記念日使いしたいシャンデリアの輝く個室や、接待や記念日にも利用できる静謐な個室などバリエーションも豊富です。
庶民的なイメージのある「もつ鍋」を"ハレの日"の料理として提供したいという『やま中』。食材へのこだわりにも自信あり。主役の「もつ」は、国産牛の小腸のみを厳選。鮮度を大切にしているので、臭みや雑味がなく、ほどよい脂の甘味を感じられます。
また、看板メニューの「みそもつ鍋」には厳選した九州産の味噌を独自にブレンド。門外不出のレシピで作られているので、一度は食べてみる価値ありです。
おすすめはもちろんコース。「やま中コース」は「9品(6,600円)」「10品(7,700円)」「11品(8,800円)」の3種。
ワンランク上のもつ鍋コース「やま中コース(11品)」を試食させていただきましたので、ご紹介します。
■「一品盛り合わせ」
(牛の酢もつ・からしめんたいこ・梅ひじき/生ゆば刺し・せんまい)
六角形のお重2段に少しずつ盛り付けた前菜。博多の"うまかもん"が勢ぞろい!臭みが全くなく、独特の食感を楽しめる「酢もつ」「せんまい」で、もつの鮮度がわかるというもの。「からしめんたいこ」「梅ひじき」はお酒との相性抜群なので、食前酒とともに味わいましょう。
■「ゆでタンと煮込み大根」
長時間じっくりと煮込んだ国産牛のタンは箸でほろっとほぐれる柔らかさ。オリジナルのみそダレを付けて。
■「牛ほほ肉の甘煮」
国産牛のほほ肉を赤ワインでじっくりと煮込んだ逸品。とろけるような食感と濃厚な旨味が口の中にゆっくり広がります。
■「もつ鍋」(みそ味/みそ味・しょうゆ味・しゃぶしゃぶ風から選択)
運ばれてきたのは、たっぷりの「もつ」と「ニラ」ののった「もつ鍋」!その下には「キャベツ」「ごぼう」「とうふ」「こんにゃく」。味噌とニンニクの香りが広がり、食欲を刺激。卓上のIHヒーターで程よいぐつぐつ感をキープしながらいただきます。
数種類の味噌をブレンドしているだけあって、香りと旨味が絶妙なバランス。「もつ」や「野菜」の甘味と相まって、しっかりとコクがあるのにやさしい味わい。唐辛子がピリッと引き締めてくれるのもいい。
プリップリの「もつ」は食べやすいサイズにカットしてくれている心遣いもうれしい。ボリュームも◎。
もちろん「追いもつ」「追い野菜」も可能です!
また珍しい「しゃぶしゃぶ風」も必見。利尻産昆布と薄口しょうゆをベースにした出汁で、自家製ポン酢につけていただきます。唐辛子・ニンニクを使っていないので、女性やお子様でも安心して楽しめます。
■「〆」(ちゃんぽん/ちゃんぽん・うどん・雑炊から選択)
博多「もつ鍋」の定番シメといえば「ちゃんぽん麺」です!!!食材から染み出た旨味を麺がしっかりと吸い込んで、もちもち食感の麺をすすれば満足度も大。最後の一滴まで飲み干してしまいます。
■「デザート」(特製杏仁豆腐/特製杏仁豆腐・匠 抹茶アイス・濃厚バニラアイス・本日のバニラアイス・本日のシャーベットから選択)
豊富なアラカルトからも一部ご紹介。
■「牛の酢もつ」1,300円
牛一頭からわずかにしか取ることができない「もつ」を使用。他店よりも大きめにカットされていますが、柔らかく食べ応えのある仕上がり。自家製ポン酢の爽やかな酸味と、さらに柚子胡椒でピリッとアクセントをつけて。
■「からしめんたい」2,100円
博多定番。オリジナルの調味液にじっくり漬け込んだ明太子はしっかり大きめで、粒のプチプチ感も楽しめます。柚子が香り、日本酒が進む美味しさ。
■「梅ひじき」600円 ※銀座店限定
学問の神様を祀った『大宰府天満宮』の名物。肉厚のひじきと細かく刻んだカリカリ梅を合わせています。
■「タンシチュー」1,600円 ※数量限定/銀座店限定
じっくりことこと煮込んだタン。米酢を使うことで、濃厚さはありながらも、あっさりとした味に仕上がっています。
■「ゆでタンと煮込み大根」2,400円 ※数量限定
お酒も充実。ビールや焼酎、日本酒はもちろん、ワインにも注目。日本ワインやシャンパンもあるので、ワインリストをチェックしてみて。
ランチでも「もつ鍋」を味わえます。
「やま中御膳」(3,300円)は、「もつ鍋」をメインに小鉢やご飯が付いた1人前の御膳スタイルなので、気軽に楽しむこともできます。
博多に行く機会があっても、なかなか予約が取れずに評判だけを耳にして歯がゆい思いをしていた人も少なくないはず。
上質な空間と唯一無二の「もつ鍋」で「ひとつ上のもつ鍋体験」を堪能できます。ぜひこの機会に"本物の博多もつ鍋"を東京・銀座で味わってみてください。
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