お酒と食事と人の美味しい距離感 東京「コの字」酒場＆食堂

食の雑誌『dancyu』がプロデュースする新店舗『dancyu食堂』が、2022年4月『グランスタ八重北』にオープン。「毎日通いたくなる」をコンセプトに「夜は酒とつまみ」「昼は定食」を楽しむことができる。

おすすめは「生姜焼き定食」。豚肉は上品な脂の甘さが特徴の千葉県「匠味豚」を使用。後を引く美味しさを追求し、数種の野菜や果実のすりおろしを加えたタレが誕生。生姜の風味のなかにも、野菜や豚肉の甘味を感じられる味わいは絶品。

さらに「生姜焼き」のテイストに合わせたという『BLACK TIDE BREWING（ブラックタイドブリューイング）』のクラフトビールも開発。ぜひ一緒に味わって。

東京初出店！ 2021年9月『大衆食堂スタンド そのだ 五反田店』が誕生。大阪で大人気の大衆食堂が五反田の駅チカにオープンした。これまで関東では食べられなかった「あの味」を気軽に満喫することができる。

基本コンセプトは「肉とレモンサワー」。昭和の時代に数多く出来た大衆食堂の「大衆」の解釈を、現在の日本人の多様化した味覚にアップデートした現代的大衆食堂だ。ボリュームたっぷりのアレンジ料理を手頃な価格で楽しむことができる。

もちろん提供する料理は「仕込み」から「調理」まで、すべて手作業で実施。定食や中華そばをはじめ、多種多様なメニューをラインアップする。

「日本の食卓に欠かせない豆腐の魅力をもっと知ってほしい」との思いからオープンした『豆富食堂』。恵比寿駅から徒歩3分、2021年11月に誕生した注目の「コの字」酒場＆食堂だ。

そもそも「豆腐」は、植物性タンパク質が豊富で栄養価が高く、世界的にも人気の高い健康食品。ヘルシーな「豆腐」をアテに、酒場や居酒屋として過ごせるところも魅力。

自慢の「豆腐」は、職人が店内にある工房で毎日手づくり。原材料は宮城県産大豆「ミヤギシロメ」にこだわり、消泡剤は不使用。大豆本来のコクや甘味をストレートに感じられる逸品に仕上がっている。入口横に設置している売店では、豆腐や豆乳などを購入することも可能。

『トウキョウ トーチ テラス』の開業と同時に、2階にオープンした「丹波赤どり」料理の専門店『野乃鳥 丹波赤どり専門 とりのや 本店』。「丹波赤どり」とは、関西で展開する鶏料理専門店『野乃鳥』の野網氏が手がけた銘柄鶏。2020年に誕生した新ブランドだ。

自然豊かな丹波篠山市の養鶏農家で、約65日かけてのびのびと育てたストレスフリーな「丹波赤どり」。最も美味しい味わいや食感にこだわっているというだけあって、上質な肉の甘味と旨味、ジューシーさ、そしてしっかりとした歯ごたえが特徴。

おすすめは「丹波赤どり」の「串焼き」や「唐揚げ」。成熟した鶏本来の野生味といったバランスを体験してみて。

神田駅から徒歩1分、好立地にある『酒場 ダルマ』は、2021年6月にオープンした注目店。コロナ禍によって大きく変わった多様なライフスタイルに対応するべく誕生した、まさに「ニューノーマルな酒場」になっている。

店内の印象は「ザ・大衆酒場」といった感じ。「コの字」のカウンター席を中心につくられた「ヌケ感」のあるフラットな空間は、肩ひじ張らずに気軽にお酒や食事を楽しむことができる。

女性の「おひとりさま」はもちろん、「ランチタイムの食事」「昼間からの飲酒」「夜のちょい飲み」「お酒の締めの夜食」など、さまざまなシーンに対応できるお店になっているところが特徴といえる。

『本格板前居酒屋 お魚総本家』の1号店としてオープンした『池袋西口店』。スローガンは「腕に、魚に、こだわり抜く」。職人技が光る、美味しい魚料理を豊富に用意する。

自慢は新鮮な魚介類。なかでも四季折々で厳選する「本日のおすすめ」は見逃せない。魚の種類によって「刺身」「焼き」「煮付」から選べるところもユニーク。女子会といった宴の席では、盛り上がること間違いナシ。

また”マグロのプロ“豊洲の仲卸『米川水産』から直接仕入れる上質な「本生マグロ」は必食。旨味をダイレクトに楽しむなら「刺身」。適度な弾力もあって、食べごたえも十分。「日本に生まれてよかった」と、実感できるはず。

『日比谷OKUROJI』の開業と同時に誕生した『酒肴日和 アテニヨル』。お酒や食事にぴったりの「アテ」をさまざまそろえる。

店内は2つの「コの字」のカウンターを中心に「日本酒のゾーン」と「ワインのゾーン」に、大きく区分け。日本酒には「SAKE DIPLOMA」、ワインには「ワインソムリエ」と、専門スタッフが担当してくれるので、お酒に詳しくなくても安心して相談できるところがうれしい。

しかもこれまでのように「肉には赤ワイン、魚には白ワイン」といった既成概念にとらわれず、自分だけのマリアージュを楽しめるところも面白い。好みのお酒にあう、気の利いた「アテ」で楽しめる新しいスタイルのバルだ。

『渋谷ヒカリエ』の7階にある『ベジ串 創作おでん ぬる燗佐藤』。姉妹店となる『ぬる燗 佐藤』を20～30代の女性にフォーカス。スピンオフした新業態だ。

日本酒初心者の女性も手軽に楽しめるようにカジュアルダウン。全国から厳選する50種以上の銘酒に加えて、スパークリングや日本酒カクテルなどもラインアップ。さらに少量からいただける「ちょい飲み」や、おちょこで3種の日本酒を試せるお得な「飲み比べ」も用意する。

また、熱燗、ぬる燗、人肌燗、花冷え、雪冷え、みぞれ…と、11段階の温度で日本酒を味わえるこだわりは流石のひと言。初心者から日本酒「ツウ」まで十分に満足できる品ぞろえだ。

大人気のクラフトビール専門店『NIHONBASHI BREWERY』のオーナーが手がける新業態『東京ギョーザスタンド ウーロン』。

場所は東京駅にある『グランスタ東京』の地下1階。ミシュランシェフと中国の点心師が、皮のつくり方から肉の挽き方まで、徹底的にこだわった「ギョーザ」の専門店。もちろんビールとの相性は抜群。

おすすめは「ギョーザ」のためだけに開発した「ギョーザエール」。飲茶のように楽しめる茶葉を使用して醸造したブラウンエールは、モルト由来のやさしい甘味と烏龍茶葉の香ばしさが特徴的。モルト、ホップ、茶葉の個性が調和した「ギョーザ」によく合うビールに仕上がっている。最高のマリアージュをどうぞ。

渋谷・神泉にある人気店『やきとり 荒木山』の2号店としても知られている『やきとり 荒木山 東急プラザ渋谷店』。

「焼鳥」「ジビエ」そして「田舎料理」を、日本酒とワインで楽しむスタイルはそのままに、こちらの店舗では、ゆっくりくつろげる広い「コの字」のカウンターも設置する。

自慢は、こだわりの銘鶏「伊達鶏」と「川俣軍鶏」を丁寧に焼き上げる「焼鳥」。「伊達鶏」は、清潔な鶏舎と平飼いで健康的に育てられ、そして抗生物質不使用の飼料を与えることで余分な脂身がつかず、程よい脂身と鶏本来の旨味を実現。肉質が固くならないように日数を見直して上質な食感を極めるなど、そのこだわりには驚かされる。