おすすめ10選！ 東京・日本橋で行きつけにしたい美味しい居酒屋

八重洲通りと中央通りの交差点にある『東京日本橋タワー』の地下にある飲食店街。その一番奥にあるのが『熟成魚場　福井県美浜町　日本橋本店』。福島県美浜市は昔から熟成魚の文化が栄えた町。糠熟成の「鯖へしこ」、塩蔵熟成の「塩鰤」、恒温恒湿熟成の「美浜熟成魚」などを楽しめる。

若狭湾で獲れる鮮魚は、日本海の荒波にもまれることで、身が引き締まり、脂がのっているのが特徴。スタッフ自ら現地で研修を行い、素材の良さを体感しているという。

名物の「新鮮魚と熟成魚の刺身盛り」で、それぞれの美味しさを食べ比べてみたい。ほかにも、「海老だし玉」「永平寺お揚げ焼き」など、どこかほっこりする郷土料理がずらりと並ぶ。

東京のみならず日本の台所でもある豊洲市場で厳選した鮮魚を仕入れ、熟練の腕を持つ職人が調理する創作和食居酒屋『まぐろ人庵』。

なかでも職人が握る本格的な江戸前寿司が評判。店名になっている「まぐろ」は、400年以上も続く老舗『大善』から仕入れる。水揚げされてから一度も冷凍していない生本まぐろを使う。「本鮪のお好み握り」は１貫400円からと破格値。そのほか、赤身・白身・光物など、ひと通りを楽しめる。

寿司やお造りのほかにも「天ぷら盛り合わせ」「鯛カブトちり蒸し」「牡蠣フライ」など、さまざまな調理法で魚介を提供する。どれも居酒屋価格のお手頃さ。

『TOKYO TORCH』の2階にある鶏料理専門店。店内は木を多用した温もりあふれる空間。板場に面したカウンター席、簾で隣と仕切れるゆったりテーブル席がある。さらにテラス席は、間近に並ぶ東京駅周辺のビル群の夜景を眺めながら過ごせるという開放感たっぷりの人気席だ。

この店のメイン食材の「丹波赤どり」は、京都・丹波篠山でゆっくりと育てられたブランド鶏。自然な時間をかけて生育するので、しっとりと柔らかな肉質で、適度な歯応えが特徴。しつこくない脂と深いコクを味わえる。熟練した腕を持つ職人がじっくりと絶妙な火加減で焼き上げる「串焼き」や「唐揚げ」でいただこう。

『TOKYO TORCH Terrace』2階にオープンした『北海道 炉端 えぞ羅』。コンセプトは“まだあまり知らない北海道”の美味。羅臼漁港全面バックアップのもと、世界遺産の知床半島にある羅臼町で水揚げされた旬な魚や野菜を、素材本来の旨味を引き出す炉端焼きなどで提供する。

サケやカニ、キンキといったオホーツクを代表する魚から、サメガレイ、ガサエビ、ブドウエビなど、東京ではなかなか食べられない希少な魚介も新鮮なうちに届く。北海道民でも食べたことがないといった珍しいものも。

これらの旨味を最大限に引き出すシンプルな調理法を選択。その1つが、炭火で焼き上げる「炉端焼」。脂をほどよく落とし香ばしさをプラス。ホクホクの身とパリッとした皮の美味しさをぜひ堪能したい。

オシャレな『コレド室町テラス』の地下へと降りていくと、大きな縄のれんと提灯が目に飛び込んでくる。ここ『大金星』は、毎日をがんばっている人たちを応援したいという思いが込められた活気あふれる大衆居酒屋。素材にこだわり、調理にひと手間かけ、値段以上の味わいを楽しめると評判だ。

料理はもちろん手づくり。看板メニューのひとつは「夜鳴き焼きそば」。入口近くにある屋台のような鉄板で豪快に焼き上げる。ほかにも1個から注文できる「鶏の唐揚げ」、心にも染みる「牛すじ煮込み」など、酒呑みにはたまらない逸品がそろう。

福岡・博多で人気の『COMATSUグループ』が満を持して東京初進出。ここは、九州の食材を使った郷土料理や、アレンジを加えた欧風料理を気軽に楽しめる「リトル博多」。現地の人たちが味わっている料理をそのまま、東京・日本橋でも味わえる。

イチオシは福岡・長浜市場から直送される「胡麻カンパチ」。東京ではなかなか味わうことのできない逸品も特別なルートで最高の状態で届くという贅沢！天候によっては入荷できないこともあるので、出合えたら迷わずに注文すべし！

日本橋駅からすぐにある、高知県芸西村の食材を贅沢に使用した料理を存分に味わえるご当地居酒屋『高知県芸西村 土佐鴨 日本橋』。看板がないので、知らないと辿り着けないという隠れ家的なスタンスがグルメの心をくすぐる。

高知といえばカツオを思い浮かべるだろう。もちろん、「カツオの藁焼き」も用意するが、この店では店名にある“高知県芸西村（げいせいむら）”の美味しいものが名産。そのひとつが「土佐鴨」。できるだけストレスを与えない環境で、独自の配合にこだわった飼料を与えた土佐鴨は、しっかりとした肉質と濃厚な旨味が特長。「鴨しゃぶ」や「鴨焼き」で堪能しよう。

北海道八雲町の名産品を使った料理が自慢の居酒屋。東京・日本橋にいながらにして、まるで現地にいるかのようなグルメを楽しめると人気の一軒だ。

八雲町は北海道の南、函館市と室蘭市の中間あたりに位置する。日本海と内浦湾の2つの海に面しているため、ホタテ、ホッキ貝、サケ、カレイといった豊富な海の幸に恵まれている。

現地からその日のうちに直送される鮮魚を盛り込んだ「お刺身の盛り合わせ」は、ほとんどの人がオーダーするメニュー。このクオリティで1人前1,760円というのが信じられないほど！

『明神丸』とは、カツオ一本釣り日本一のカツオ船のこと。提携店でもあるこの店では、まさしく1本釣りした本場のカツオを使う。

名物の「藁焼き 鰹たたき」は、本場土佐の手法を忠実に再現。ワラに火を付け、その炎でカツオの表面を豪快に炙り焼きにする。皮目はパリッと香ばしく、ワラの香りがカツオに移り、なんともいえない味わいに。高知県黒潮町の天日塩でさっぱりといただこう。旨味をじっくりと熟成させた特製ポン酢タレに漬け込んだ「藁焼き鰹 タレたたき」と食べ比べられる「明神丸の鰹ざんまい」がイチオシ。

『日本橋タカシマヤ』の裏手にある和風居酒屋。知る人ぞ知る、串焼きと鮮魚の名店『晴れ家』だ。

メイン食材は鳥取県の銘柄鳥・大山鶏。鮮度にこだわった鶏を備長炭で焼き上げる串焼きは、ジューシーでコク深い味わい。ボリュームもたっぷりなので、大山鶏の美味しさをそのままに味わえる。ほかにも「大山鶏もも肉の黒七味焼き」や「大山鶏レバー炙りポン酢」など、店主が趣向を凝らした鶏料理をラインアップ。

日本酒は山形「越乃景虎」、島根「死神」、佐賀「鍋島」など、店主が全国から厳選した銘柄がずらり。その時季にしか手に入らない希少な銘柄も用意しているので、何度訪れても飽きることがない。

日本各地の契約漁師が「朝獲れ」の鮮魚を毎日直送。飛行機による空輸はもちろん、新幹線や高速バスなどで「高速輸送」するという、規格外の物流で新鮮な魚介をリーズナブルな価格で提供する『羽田市場』。『TOKYO TORCH Terrace』にオープンした『魚と日本酒 羽田市場』はその新業態。

自慢はもちろん鮮度抜群の魚介。通常『豊洲市場』で仕入れる場合は「漁獲から店舗に届くまで2～3日」はかかるが、この店では日本各地で水揚げされた魚がその日の夜には届く。それほど鮮度抜群なのだ。