江戸切り蕎麦と日本酒を粋に味わう！ 十割手打ち蕎麦『夕星』
恵比寿にオープン！

『ミシュランガイド東京』の創刊以来、12年連続で星を獲得しているフレンチレストラン『レザンファン ギャテ』。

その人気店とコラボレーションする、姉妹店のような新店が、恵比寿駅と代官山駅の中間くらいの場所にオープンしました。
店名は『夕星（ゆうづつ）』。十割手打ち蕎麦のお店です。

かつて月島にあった手打ち蕎麦の名店『玄粋庵KITSUNÉ』のスピリットを継承する『夕星（ゆうづつ）』。

産地にこだわる蕎麦を石臼で丁寧にひき、毎日お店で蕎麦打ち。
メニューは蕎麦のほかに、酒肴を始め、全国から厳選する日本酒と焼酎をラインアップします。

店舗のコンセプトは、日本とフランスのコラボレーション。

もともと蕎麦は「日本蕎麦」「ガレット」として両方の国に存在。
そしてまた、江戸時代の浮世絵師、葛飾北斎と歌川広重の作品が、フランス印象派の画家・モネやゴッホに影響を与えたと言われています。

同じように、ここでは『レザンファン ギャテ』が、『夕星』のために蕎麦と日本酒に合う「三五八テリーヌ」も用意。
「十割手打ちそば」と「フランス料理のテリーヌ」という、かつて無い組み合わせによって、意外にもステキなマリアージュが誕生しました。

店内には、葛飾北斎、歌川広重の絵もインテリアとして飾られています。



それでは、レセプションでいただいた料理と共に、ご紹介します。

■「ランチタイム 限定セット（そば豆腐、鶏肉入りトリュフの香るサラダ）」（700円）

蕎麦の豊かな香りを楽しめる豆腐と、トリュフをきかせたドレッシングが旨味を増す鶏肉入りサラダ。蕎麦メニューを注文すればオーダーできる、ランチタイムのみのお得なセットです。

■「レザンファン・ギャテ特製フォアグラの三五八テリーヌ」（1,400円）

麹に漬けてまろやかな味わいにしたフォアグラをメインに、大根、さらにはクルミのコンソメゼリー寄せといった、味のハーモニーを楽しませてくれるテリーヌ仕立てのひと品です。

■「もりと粗挽きの2種盛り」（1,500円）

二種の十割蕎麦を食べ比べできるメニュー。「もりそば」は、ツルツルとしたのど越しが特徴的。「粗挽きそば」は、太めで歯ごたえがあり、噛むほどに蕎麦の風味が広がる味わいです。


そのほかにも、まだまだメニューは盛りだくさん。

■「トマトと野菜のジュレ冷かけそば」（1,800円）

■「京鴨とおろし実山椒の冷かけそば」（2,600円）

■「『夕星』蕎麦打ち 高橋と『レザンファン ギャテ』松澤シェフのコラボコース」（7,000円）

お品書きは「冷たい前菜」「レザンファン・ギャテ特製フォアグラの三五八テリーヌ」「そばがき」「京鴨の陶板焼」「上天婦羅」「もりと粗挽きの２種盛り」「デザート」。


蕎麦を軸に、エスプリテイストがクロスオーバーする新たなマリアージュは、まさに唯一無二の存在。
厳選する銘酒との組み合わせも、また格別です。

ちなみに、店名の『夕星』とは、「宵の明星」とも呼ばれる金星のこと。
金星は、太陽と月を除くと、最も明るく見える天体でもあります。

蕎麦屋さんの少ないエリアにできた、光り輝く『夕星』の、これからの展開にも目が離せません。