浅草で美味しいお酒と出合う！ 浅草で通いたいお手頃居酒屋

創業100年を越える老舗のおでん専門店『大多福』。東京を代表する名店のひとつとして絶大な人気を誇る。

丁寧に下ごしらえをして、じっくりと煮込んだ具材は常時30～40種。定番から変わり種までさまざまだが、一番人気はやはり「大根」。1日かけて煮込んだ後は、さらに2日かけて出汁をしみ込ませていく。口の中で大根の甘味と出汁の旨味がじんわりと広がる逸品。野菜は「人参」「ふき」「小玉葱」などをそろえる。

おでんといえば練り物。「揚げボール」「ごぼう巻き」「エビ爆弾」なども並ぶ。自家製のふわふわ「イワシのつみれ」も人気。東京のおでん種といえば「もち袋」「ちくわぶ」も健在で、季節替わりのおでん種も興味深い。テイクアウトも可能なので、自宅への手土産にもおすすめ。

居酒屋というより"飲み屋"が連なるエリアの多い浅草。浅草寺の西側に週末の昼から賑わう大衆酒場が並ぶ「ホッピー通り」は観光名所のひとつ。その近くにある大衆酒場『浅草弥太郎 本店』は、鮮度抜群のモツが人気の一軒。提灯が下がりビニールカーテンに覆われた店構え、赤い丸椅子が並びメニューの短冊が壁に飾られた店内は、昭和レトロな雰囲気が満ちている。

この店のイチオシは「モツ刺し」。「ナンコツ刺し」「タン刺し」「センマイ刺し」「和牛スジぽん酢」など1皿380～480円という破格値！鮮度抜群で臭みがなく、これ目当ての客も多い。もちろん「もつ煮込み」も、ふわふわの食感とほんのり甘いモツがたまらない。

浅草の玄関ともいえる浅草国際通りにある、ネオホルモン酒場『ジャストミート』。老舗の居酒屋が多い浅草にあって、2021年オープンという新しいお店。同じく浅草にある『焼肉BEAST』がプロデュースしているので、居酒屋とは思えないクオリティーの肉も楽しめる。

『焼肉BEAST』といえば、希少な但馬ブランドの太田牛。独自のルートで仕入れているので、安定した提供が可能だという。この店でも居酒屋メニューのひとつとして、驚きの価格で味わうことができる。

鮮度抜群の「肉刺」は「太田牛肉刺」「太田牛タルタル」「太田牛ユッケ」など1,500円前後。訪問したら必ず食べておきたい。

お酒の総合ショップ『酒の大桝本店』が手がける大衆酒場。

ほとんどのメニューが1000円以下というお手頃価格の自家製中華が自慢。皮から手作りする「自家製餃子」「自家製焼売」をはじめ、「ザーサイと干し海老のピリ辛和え」「ピータン豆腐」など、お酒との相性を考えたメニューが並ぶ。

名物の「キャベツたっぷり蒸し豚」は、山盛りの千切りキャベツの周りに蒸し豚を盛り付けたシンプルな料理。間違いのない組み合わせなので、ほとんどの人が注文するという。また、自家製ラー油と山椒オイルで仕上げた「本格四川風麻婆豆腐」は、4段階から選べる辛さで人気。

東京メトロの浅草駅を出てすぐのビル6階にある『馬刺屋マサシ 浅草店』。店名の通り、熊本から直送された馬肉料理の専門店。ほかにも九州の郷土料理や地酒など、うまかんもんがずらりと並ぶ。

産地直送の馬肉は、鮮度抜群で種類豊富。看板メニューの「馬刺し」は、赤身・霜降り・タテガミ・フタエゴなどがそろう。単品でもいいが、せっかくなら盛り合わせで部位ごとに異なる旨味を食べ比べしたい。

バルでありながら、肉料理と日本酒のペアリングを提案する『神戸牛ダイア（旧：Fukuyaバル）』。浅草の繁華街・ホッピー通りからほど近い場所にあり、比較的若い人たちも多く訪れる。

A5ランクの国産黒毛和牛『常陸牛』をはじめとした厳選した和牛を使った料理を提供。名物は「肉寿司」。「常陸牛大判さしとろ雲丹寿司」「炙り牛タン」などは1貫ずつから注文可能。

みんなで楽しむなら「肉寿司と肉刺しの7種盛り 贅沢宝箱」が楽しい。ほかにも「肉刺し」「自家製常陸牛のロースビーフ」「常陸牛ランプステーキ」などが人気。

『酒の大桝本店』が展開するワインバー。世界各国のワインを100種以上と、ワインと相性のいい料理を豊富にそろえている。さらにお店の地下に併設しているワインショップでは300種以上のワインを販売。持ち込み料を払えば、ここで購入したワインも楽しむことができる。

ジビエからシーフードまでさまざまな料理が並ぶ。オススメはあさり、ムール貝、ホンビノスなどたっぷりの貝をシンプルに調理した「いろいろな貝の白ワイン蒸し」。貝の旨味がスープに溶け込んでるので、プラス600円でパスタを投入し最後の一滴まで味わいたい。

木の温もりが心地良い『東京酒BAL 塩梅』。宗八カレイ干し「粋な料理と旨い酒」をテーマに掲げ、旬の食材を活かした「おばんざい」を、お手頃価格で提供する。

一番の自慢は、全国から取り寄せる常時50種以上もの日本酒。秋田の「高清水 純米大吟醸」、新潟の「北雪 純米大吟醸」、山形の「出羽桜　桜花吟醸」など、定番から希少価値の高い銘柄まで個性豊かな日本酒をバランス良くそろえている。日本酒初心者でもツウでも楽しめるラインアップが魅力的。

創業60年弱と地元で愛されている大衆割烹『遠州屋』。割烹でありながら居酒屋価格で楽しめるとあって、常連客の多いお店。浅草の中心地から少し離れているが、足を運ぶ価値のある一軒。

おすすめはなんといっても天然物の魚介料理。“目利きのプロ”である二代目店主が市場に足を運び、その日に水揚げされた天然物の魚介を仕入れる。まるで漁港すぐ近くにあるお店と変わらないクリオティーと価格に驚かされる。

ラインアップは、伊勢エビ、アワビ、クエ、フグ、ウナギ、カニなど実に多彩。総理大臣賞を受賞するほどの凄腕の料理人たちが腕を振るう。刺身はもちろん、焼き物、天ぷら、鍋、江戸前寿司までそろうので、海外からのゲストとともに訪れても喜ばれるに違いない。

北海道から毎日直送される新鮮な山海の幸を堪能できる居酒屋。北海道の旬の味覚を約1000種近く販売するアンテナショップ『まるごと北海道』が運営する飲食店として、浅草に2店を構える。

一番人気は、なんといってもカニ！タラバガニ、ズワイガニ、毛蟹がそろい、食べ放題プランも各種用意している。「本ズワイガニ食べ放題プラン」（90分制）は9,108円、「三大蟹食べ放題プラン」（90分制）は19,778円と決してお手軽価格ではないが、北海道に旅行したと思えば安いもの。ランチ限定で「本ズワイガニ食べ放題プラン」（60分制／7,480円）も。鮮度抜群のカニは旨味も甘さもケタ違い。

東京メトロの浅草駅よりすぐの好立地にある大衆酒場。清潔感あふれる明るい店内は、ゆったりとしたテーブル席を中心に、4人までのカウンター席と、完全個室がある。

メニューは居酒屋の定番「枝豆」「梅水晶」をはじめ、「お造り盛り合わせ」「イカゲソ焼き」「自家製もつ煮」などが並ぶ。

人気の焼き鳥は銘柄鶏の大山鶏を使用。皮目はパリッと焼き上げる。「モモ」「砂肝」「レバー」など1串220円というお手頃価格。また、じっくりと煮込まれた「おでん」もおすすめ。干しシイタケとカツオからとった出汁が上品。