神楽坂で見つけた美味しいグルメ！ 神楽坂の絶品グルメ13選

神楽坂の路地裏にたたずむ隠れ家的な西洋料理店『夏目亭』。

エバーグリーンの鮮やかな壁の色、そして古木と真っ白なクロスが印象的なインテリア。どこかノスタルジックな雰囲気がただよう、南仏をイメージした空間では、クラシカルなフレンチを主軸にしたコース料理やアラカルトをビストロ感覚で気軽にグルメを楽しむことができる。

ラインアップする料理は、生産者の顔が見える素材にこだわった西洋料理。日本の四季感を大切にした国産の食材はもちろん、ヨーロッパ各国からも素材を厳選。素材の魅力を最大限に活かすために丁寧な仕事を心掛け、フランス地方の伝統料理をベースに今だけのコースを組み立てていく。

イタリアの最高級生ハムメーカー『プリンチペ社』の直営店『GUSTAVO（グスタヴォ）神楽坂店』。生ハムのオブジェや、かわいい豚のマスコットが迎えてくれる空間は、イタリア人デザイナーによるもの。木のぬくもりを感じるスタイリッシュなインテリアと、真っ赤なテーブルが、とってもオシャレ。

イタリア語で「味見・味わう」の意味を表す店名の通り、ここでは本場のグルメを気軽に楽しむことができる。生ハムの名産地・伊サンダニエーレ地方で、伝統的製法によって仕上げられた名品を、ここではプロシュットやサラミといったさまざまなスタイルでラインアップ。

最高峰の生ハムメーカーだから実現したその味を堪能したい。

『毘沙門天』の裏にある、知る人ぞ知る隠れ家フレンチ『神楽坂 Rubaiyat（ルバイヤート）』。山梨県の勝沼ワイナリーから直送するワインをメインに用意。さらにワインとの相性を考慮して、料理は山梨県産の厳選したグルメな食材で調理する。

たとえば、豚肉はきめ細やかでやわらかい食感と、口の中でとろけるジューシーな味わいが特徴の「富士桜ポーク」を。牛肉は自然豊かな環境で丁寧に飼育され肉本来の旨味が強い山梨県のブランド「牛麦芽ビーフ」をチョイス。

野菜はシェフが直接現地まで足を運んで選び抜いた山梨県八ヶ岳『伊藤農園』の有機野菜を厳選するなど、山梨県産ワインと合うように、同じ産地の食材を仕入れている。

神楽坂の路地裏、地蔵坂にひっそりとたたずむ『神楽坂 坂の花』。天然木で設えた江戸風情を感じる空間には、清潔感のあるカウンター席のほかに、掘りごたつの個室やテーブル席も用意。歴史と文化が育まれた神楽坂の街らしい、安心感と優美な雰囲気が魅力的。

おすすめは、直接市場から仕入れる鮮度抜群の海鮮。目利きの店主が仕入れる鮮魚は、素材の味わいを最大限に活かしながら調理していく。なかでも「刺身」は絶品。愛媛県の鰹、青森県の鯖、北海道の白子など、全国の産地から取り寄せた魚介の味わいをそのまま楽しめる。

新鮮だからこそ堪能できる厳選された食材と細部までこだわりの詰まった職人技に心奪われる。

神楽坂の小路の先にたたずむ風流な一軒家『枝魯枝魯 神楽坂』。古民家風の家屋をリノベーションした店舗は、雅な街にも調和。自然とリラックス気分に浸ることができる。

提供する料理は「くずし割烹」。いまとなっては一般的な名称であるが、もともとは「京料理をもっとリーズナブルに」という思いのもと、枝國栄一氏がはじめたグルメのジャンル。京都の第一号店を皮切りに、パリやハワイなど海を越えて展開。こちらは東京進出第一号店である。

「くずし割烹」のフロンティアが手がける独自の料理。東京ではここだけでしか味わえない逸品でもある。しかも懐石料理をお値打ち価格でいただけるとあって、世代を問わず人気も高い。

神楽坂・早稲田通りに店舗を構える『SOPRA ACQUA（ソプラアクア）』。シェフの水上正太氏は、北イタリアを中心に三つ星レストランなどで修行してきた実力派。オリーブオイル料理コンテスト」で最優秀賞に輝いた経験をはじめ、同じ神楽坂の『赤城神社』にある『あかぎカフェ』を監修したことでも有名だ。

提供するメニューは、北海道産のこだわり食材で調理するイタリアン。北海道の契約農家から取り寄せる甘味・旨味が濃厚な野菜や、力強く豊かな味わいが決め手の希少なジビエを用意。なかでも北海道産の小麦粉を使った手打ちパスタは絶品。

いずれも北海道産の食材を活かしたイタリアンに仕上げながらも、グルメとしてのコストパフォーマンスは抜群。

飯田橋から徒歩3分、小栗通りから少し入った路地に位置する『縁楽』。気軽に和食の世界に触れられるだけではなく、肩肘張らずに、日常使いできる、隠れ家のような日本料理店でもある。

人気メニューは、目でも楽しめるグルメ「本日の八寸」。とっておきの仕掛けは、提供する際に行う「瞬間燻製」。テーブルへ運ぶ時間で燻され、蓋を開けた瞬間に、ふわーっとスモークがあふれる仕組みだ。

なかから出で来る料理は、彩り豊かな四季折々の野菜はじめ、時季の鮮魚や、豆腐、国産の肉など。素材そのものの旨味を活かした品々ばかりが勢ぞろい。ほのかに香る上品な燻製の風味と一緒に、季節の味わいをたっぷり堪能したい。

神楽坂駅から少し歩いた住宅街にある一軒家レストラン『TRATTORIA La Tartarughina（トラットリア ラ タルタルギーナ）』。オーナーシェフ・濱崎泰輔氏の修行先だった南イタリアの味を旬の食材で完全再現するトラットリアだ。

素材の味を引き出す南イタリアのグルメを提供するため、産地や品質にこだわった食材を使用。オリーブオイルはシチリア州に住む友人から仕入れているとか。

おすすめは、本場で習ったナポリピッツァ。特注のピザ窯を使い、400℃の高温で一気に焼き上げるピッツァは、食材や味付けにもこだわった逸品。ナポリの風を感じる一枚に仕上げっている。生地は香ばしく、カリッとした表面と、モチッとした食感の両方を楽しんで。

石畳の小道に風情と落ち着いた趣を感じる神楽坂。表通りから少し入った路地裏にある『神楽坂 夢二』は、大正時代へタイムスリップしたかのようなレトロでモダンな雰囲気。かつて芸者の住まいだった古民家を改装した一軒家レストランでは、季節の恵みをたっぷり凝縮したグルメな日本料理を堪能できる。

店主は『ミシュランガイド』の星付き店などで研鑽を重ねてきた実力派。自ら毎朝『豊洲市場』へ出向き、納得したものだけを自分の手で仕入れるスタンスを貫く。それだけで、いつでも食と真剣に向き合う様子が伺える。

和食の伝統を守りつつ斬新なアイデアを取り入れた、月ごとに入れ替わる“粋な和食”は一見の価値あり。

神楽坂で多くの食通たちに愛されるフレンチの名店『L’Alliance（ラリアンス）』。エントランスから続く長いエスカレーターの先には、天井高15メートルのラグジュアリーなリゾート空間が広がっている。

フロアを貫く10メートルの大階段など、華やかに幕を開けるドラマティックな時間。まるで舞台のようなシチュエーションが、非日常のひと時を演出してくれる。

プロポーズといった大切な記念日にも多く利用されるだけあって、感動のサプライズを生むオプションもさまざま。二人のために用意するシャンパンやホールケーキが、成功のあと押しをしてくれるはず。ジュエリーのように煌めく美しいフレンチは、まさに極上のグルメだ。

知る人ぞ知る神楽坂の隠れ家フレンチ『LA TOURELLE（ラ・トゥーエル）』。黒塀や石畳などシックな雰囲気が残る神楽坂の一角に、ひっそりとたたずむ黄色い洋館。ダイニングスペースのある2階の扉を開けると、そこにはヨーロッパのオーベルジュのような、クラシカルで落ち着いた空間が広がっている。

提供するグルメは、伝統的なフランス料理をベースに、さまざまなジャンルの素材や調理法を取り入れたオリジナリティーあふれる「美しいフレンチ」。オーナーシェフの山本聖司氏は、大学時代にフランスへ留学。強い意志を持ってフレンチの世界を目指してきた人物。

個性豊かな遊び心のある「ならでは」のフレンチを提案する。

N.Y.出身のオーナーが本場の味とお酒を楽しめる店としてオープンした『MARTINIBURGER（マティーニバーガー）』。シンプルモダンな空間は、明るく開放的。落ち着きのあるリラックスした雰囲気のなか、ゆったり食事を楽しむことができる。

自慢は、N.Y.スタイルの本格的なグルメハンバーガー。肉汁あふれるジューシーなパテはビーフ100%。もちろん手づくり。特製バンズは焼きたて、ソースもすべて自家製でそろえる。「厳選した食材でつくるからこそシンプルにした」そう。

さらにもうひとつの自慢はトッピング。ソテードオニオン、チリ、コルビージャックチーズなど、種類も豊富。好みを組み合わせて、世界にひとつだけのオリジナルバーガーを味わって！

酒蔵を思わせる和の空間と「大人の隠れ家」のようなオシャレな雰囲気が心地良い『塩梅 神楽坂店』。こちらのお店では、旬の食材を活かした「おばんざい」や、こだわりの新鮮魚介で調理する一品料理を、お手頃価格で気軽に楽しむことができる。

一番のおすすめは、全国から取り寄せる種類豊富な地酒。その品ぞろえは圧巻。「酒蔵が丹精込めてつくった日本酒の奥深さをもっと多くの人に伝えたい」と、常時50種以上をラインアップ。なかには希少価値の高いプレミアム地酒に出合えることもあるというから面白い。

福井県「黒龍 九頭龍」、新潟県「八海山」、山形県「出羽桜」、山口県「獺祭」などが勢ぞろい。日本酒好きはもちろん、日本酒初心者にもぴったり。