コレって、ちょっとイイかも! SDGsな最新グルメ

環境問題、食料問題、フードロス問題…
SDGsな取り組みをグルメの分野からピックアップ!
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廃棄間近のパンからつくった
環境にやさしい発泡酒「RE:BREAD」


『横浜タカシマヤ』から生まれた
発泡酒「RE:BREAD」とは?
発泡酒「RE:BREAD」

2019年9月より地下食料品フロアを段階的に拡大させていた『横浜タカシマヤ』の地下食料品フロア。2021年3月に完成したことで、ついに日本最大級の「デパ地下」が完成しました。

人気は約40ブランド500 種類以上のパンがそろう「ベーカリースクエア」。海外でも人気のブランドや当店デビューのスウィーツなどをラインアップ! 1日1万個以上を販売します。

『横浜タカシマヤ』の「ベーカリースクエア」イメージ

詳しくはこちらの記事へ
【ついに日本最大級の「デパ地下」が完成!横浜タカシマヤ地下食料品フロア】


そして注目すべきは「売れ残ったパンの再利用」。売れ残り間近の商品の冷凍販売や廃棄商品の堆肥化による循環型農業への参画など、環境に配慮した取り組みを実施。

2021年8月から、新たな取り組みとして、廃棄間近のパンを原料とした発泡酒「RE:BREAD」の販売を開始しました。閉店後の食品ロスを削減する環境にやさしい発泡酒になっています。


廃棄間近のパンから発泡酒をつくる
『ON TAP 江戸東京ビール』
発泡酒「RE:BREAD」の製造イメージ

毎日のように発生する「捨てざるをえないパン」をビアパブ『ON TAP 江戸東京ビール』に輸送。バーに併設する醸造所でビールに生まれ変わらせます。

まずはパンを乾燥させてから、細かく砕き、糖化の工程で麦と一緒に加熱。発泡酒の原料として加工することで、本来使用する麦の23%をパンで代用しています。

発泡酒「RE:BREAD」の製造イメージ

「RE:BREAD」は、発芽していない小麦を原料に使う「白ビール」の一種である「ホワイトエール」のビアスタイルで醸造。

パンにも合わせやすい苦みの少ないやさしい味わいに仕上げているので、一緒に楽しむこともできます。


一般的な発泡酒よりも高いが
環境への配慮が購入の後押しに
発泡酒「RE:BREAD」の製造イメージ

発泡酒「RE:BREAD」の価格は、330ミリリットルで693円。通常の麦芽に比べ、手間や時間がかかるため、製造コストが増えることで、通常の発泡酒よりも価格は高いです。

でも「フードロス削減」という環境への配慮から考えるとどうでしょう? 「本当の豊かさとは何なのか」を想像すれば、わかるはず。

パン好きの人も、ビール好きの人も、一度「RE:BREAD」を飲んでみてはいかがでしょう。きっと新たな価値観がみえてくるはずですよ。

発泡酒「RE:BREAD」
販売場所横浜タカシマヤ 地下食料品「Foodies’ Port2」和洋酒売場
電話(代表)045-311-5111
住所神奈川県横浜市西区南幸1-6-31 横浜タカシマヤ B1
商品発泡酒「RE:BREAD(330ml)」(693円)

情報は2021年12月29日現在のものです。



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