気軽におしゃれに日本酒を楽しめる！ 日本酒がおいしい銀座の和食店

料理も手頃で、北海道から直送の鮮魚の刺身は「ウニ」638円、「甘海老刺身」638円、「刺身盛り合わせ（1人前）」が1089円と、銀座ではうれしい良心的な価格。

ほか「金目鯛煮付け」「煮穴子」など、日本酒によく合う酒の肴がそろい踏み。

通りに面した大きな引き戸は全面ガラス張りで、店内の様子が見えるオープンな雰囲気。木の温かみを生かしたシンプルな店内はカウンター席もあり、ひとりでのサク飲みにも使えそう。
銀座で覚えておくと重宝する、気軽に立ち寄れる一軒だ。

料理も安心安全をモットーに全国の生産者から仕入れた素材を使用。

神奈川で水揚げされる魚介は“魚コンシェルジュ”の名で知られる仲買人・長谷川大樹氏が選んだもの。鮮度を保つ神経締めなどの処理が施された魚は、刺身が特におすすめ。

ほか、埼玉県の自社農園で育てた野菜をたっぷり使った「農園野菜のもろ味噌サラダ」、岩手県の「佐助豚」、宮崎の「尾崎牛」など、作り手の思いが詰まった食材を選んでいる。

和食をベースにどんなお酒にも合う創作メニューを楽しみたい。

秋田の代表的な郷土料理といえば「きりたんぽ」。「秋田名物比内地鶏のきりたんぽ鍋」は季節を問わず大人気の看板メニュー。地鶏の滋味深いスープがきりたんぽに染みた、思わずホッとするやさしい味。

ほかにも、秋田名物「ハタハタ」の干物や寿司、比内地鶏、じゅんさい、いぶりがっこなど、日本酒と相性抜群の秋田グルメが勢揃い。

また、この店のもうひとつのテーマが、国の重要無形民俗文化財でもあり、店名にもなっている「なまはげ」。本物のなまはげが店内を練り歩く「なまはげショー」を毎日開催。迫力満点のパフォーマンスで、宴席をより一層盛り上げてくれる。

料理長自ら生産者のもとへ足を運んで選ぶ、有機野菜を使った料理も自慢。
名物の「ごぼうの唐揚げ」「有機冷やしトマト」など、シンプルで素材のよさが際立つメニューが充実。
ほか「生うにのなめらかお豆富」「イカ肝のルイベと塩辛」「フォアグラパテ最中」など、日本酒と相性抜群の創作和食が揃う。

お得な宴会コースなら、大きなバチマグロのカマ焼きがメインの「超特大！！バチカマ焼コース」がおすすめ。１時間かけてじっくり焼き上げるバチマグロのカマは食べ応え満点。ほかにも「オーストラリア産アンガス牛のステーキコース」「麻辣！しびれ牛もつ鍋コース」といった肉料理のコースも日本酒にぴったり。

日本酒は潔く「白鹿 特選」1種類のみ。いろいろな銘柄をあれこれ試すのもいいが、ひとつの酒をじっくり味わうのも乙なもの。
おでん以外に刺身や天ぷらなどの一品料理も揃うので、冷や・熱燗など気分に合わせて楽しみたい。

料理はアラカルトのほか、6600円からのコースもあり。
くつくつと煮えるおでん鍋を前に一献傾けるなら、やはりカウンターが特等席。快活な店主との会話を楽しみながら、銀座らしい心地よいざわめきをBGMに過ごしたい。
上質を知る大人が似合う、銀座の粋を教えてくれる名店。

これらの料理にぴったりなのが、蔵元から直接仕入れた新潟の日本酒。
「八海山」「金鶴」「真稜」と新潟を代表する銘柄や、“美酒の島”とも呼ばれる佐渡島の「天領盃」「北雪」などの地酒を厳選している。
きめ細かな肉質と芳醇な旨味の松坂豚・松坂牛と、ふくよかでキレのある日本酒との相性をじっくりと楽しみたい。

白木を基調に和の情緒が漂う店内は個室が中心。夜景が見える2名用個室、テーブル、掘りごたつとタイプも豊富でデートや接待、記念日などに最適だ。

もちろん、料理は日本酒との相性を考えたものばかり。
創業以来20年近く愛される名物「ごぼうの唐揚げ」や、「えびたっぷり！！海老パン」のほか、「真鯛のなめろう」「瞬間燻製盛り合わせ」「日本酒に合うチーズ盛り」と見るからにお酒が進みそうなメニュー揃い。

ゆっくり2.5時間楽しめる宴会コースは、料理7品、飲み放題付きの「小さなくらのすけ宴会コース」（6,600円）。思わずホッと心が和む和食は、仕事帰りの一杯や、気の置けない仲間との集まりにぴったり。

今日はおいしい日本酒を飲みたい、という日に、ぜひ路地に灯る看板を頼りに訪れてみてほしい。

日本酒は有名無名を問わず、毎月さまざまな銘柄をスタッフが発掘して入荷。
なかでも、房総半島の地酒に力を入れ、館山の「房の海」、勝浦「腰古井」、鴨川「舞桜」といった蔵元の酒を常備。

さらに、飲み放題付きのコースなら、なんと地酒30種類も飲み放題に。
スタートの刺身から締めまで、食事の流れに合わせた日本酒のペアリングも楽しめるので、気軽にスタッフに相談してみて。

店内には大きな生け簀もあり、房総の魚が元気に泳ぐ様子も見られる。有楽町駅から徒歩3分の場所にいながら、豪快な魚料理と地酒で漁港気分を楽しめる一軒。