コレって、ちょっとイイかも！ SDGsな最新グルメ

「麦芽粕」をパンやお菓子に！
京都・河原町エリアに
『OUI.（ウイ）』オープン！

大阪・西成の醸造所『Derailleur Brew Works（ディレイラ ブリュー ワークス）』が、京都・河原町エリアにベーカリーカフェ『OUI.（ウイ）』を2024年10月29日（火）オープン！

『スタンドうみねこコト』『SUI.（スイ）』に続く、3店舗目の直営店です。

京町屋をリノベーションした店内は1階がベーカリー、2階はカフェスペース。１階で購入した商品や、店内限定のイートインメニューを楽しめます。

のびやかに広がるカフェスペースは、京町屋ならではの長い時間を積み重ねた素材を活かしながら、古い物の良さを感じる温かみのある内装にしました。

家具はすべてオーダーメイド。コンパクトながら座り疲れのない椅子は「ゆったりとしたひと時を過ごしていただきたい」との思いを込めて、ひとつずつ手作業で仕上げています。

スローガンは「美味しくないともったいない」。「麦芽粕」をパンやお菓子にアップサイクルしながら、地元の方も観光の方も入り混じる京都・河原町エリアの憩いの場として、美味しくエシカルな暮らしを提案します。

「麦芽粕」とはビールの原料である麦芽から麦汁を抽出するタイミングで大量に生まれる副産物のこと。豊富な食物繊維とたんぱく質、そして低カロリーと良いこと尽くめなのです！

しかし実際は廃棄問題を多くの醸造所が抱えています。

そこで「つくる責任とつかう責任を果たしたい」という思いから、小麦粉と代替可能な「麦芽粕＜Superflour（スーパーフラワー）＞」に生まれ変わらせました！

もともと「麦芽粕」は自社製造なのでフレッシュな状態で『OUI.』に直送。クラフトビール醸造後のフレッシュな「麦芽粕」を乾燥させ、粉末状にしてパンに使用します。

また店舗の内装にも「麦芽粕」を使用。パン陳列台は「麦芽粕」を混ぜ込んだオリジナル釉薬を用いたタイルでデザイン。凹凸感と、こんがりとしたカラメル色のタイルは、一枚ずつ表情が違い、店舗の雰囲気をグッと引き立てています。

スパイスがたっぷり入った「カレーパン」、上品で控えめな甘さの「クリームパン」、さらに「サンド」の具材はすべてオリジナル。ここだけでしか食べられないパンを職人が追求。毎朝ひとつずつ丁寧に店内で焼き上げています。

そのほかにも、注文ごとにつくる「モーニングプレート」や「ランチプレート」、パンを使った「デザート」などイートインメニューも豊富に用意しています。

またイートインならではの楽しみ方を提案するため、提供直前にリベイクや最後の仕上げをしてから出来立てを提供。パンに合わせるためにオリジナルブレンドした「コーヒー」は、飲みやすさと冷めても美味しい味わいにこだわりました。

やさしい味わいのトーストを使用した「モーニングプレート」と「自社焙煎のコーヒー」は、朝8時からオーダーできるところもうれしいです。

モーニングに使用する「山食」は、甘味を最大限感じられるようにミルクを100％使用。トーストすると、麦芽粕由来の芳ばしい香りが広がります。

大葉のさわやかな香りとベーコンの旨味が広がる「エピ」や、生ハムとカマンベールチーズの「サンド」は『Derailleur Brew Works』のクラフトビールとぴったり。

パンとのペアリングが楽しいワインもそろえているのでいろいろ楽しみましょう。食べだすと止まらない「グリッシーニ」はワインとの相性抜群です。

ホッとひと息つける「日常に寄り添う場づくり」を目指す『OUI.』。おひとりさまも利用しやすく、ショッピングの途中などにフラッっと立ち寄っても良さそう。

テイクアウトしたドリンクを片手に散歩したり、鴨川でブランチしたり…と、さまざまなシーンで気軽に楽しんでみてはいかが？

情報は2024年10月30日現在のものです。