美味しいグルメの宝庫！ 博多のおすすめディナー

博多駅前通り沿いに建つビルの地下1階にある『照 博多口店』。店頭には"鮮魚盛り合せ""魂の煮込み"と書かれた提灯が下がる。

店内は落ち着いた雰囲気で、ひとり飲みにも安心なカウンターをはじめ、テーブル席、掘りごたつ席など全46席を用意しているので、家族での食事から、大切な接待、デートや女子会まで、さまざまなシーンで博多ディナーを楽しめる。

この店のイチオシは、店名の通り旬の天然鮮魚。大将が自らが厳選しているので、脂ののった美味しい魚介を楽しめる。まずは「旬の鮮魚刺身盛り合せ」を注文しよう。名物の五島直送「活ゴマサバ」も欠かせない。夕方まで泳いでいたサバなので鮮度抜群。甘辛い醤油ベースのタレと和えた「黒」と、白ゴマペーストに秘伝の出汁醤油を合わせた「白」の2種があるので、どちらも試してほしい。「ハーフ＆ハーフ」も用意しているのがうれしい。

博多の繁華街・中洲と天神の間あたり、閑静な住宅地に店を構える人気の博多もつ鍋専門店。黒を基調としたシックな店構えで、引き戸を開けると和モダンな空間が広がる。全席掘りごたつ式なので、ゆったりと足を伸ばすこともでき、くつろいで過ごすことができる。個室は5室あり、接待はもちろん、家族での食事にも最適。

店長が厳選して仕入れるもつは鮮度が命。ひとつずつ丁寧に手作業で下処理をしているので、臭みはない。全国各地から取り寄せた味噌を独自にブレンドし、九州の魚介で取ったスープと合わせる。

このスープをベースに6種のもつ鍋を用意。一番人気の「梟雪見鍋」は、魚介スープと沖縄の自然海塩で作った塩ベースのスープに山芋とろろをのせたオリジナルのもつ鍋。ほかにも、数種の醤と味噌をブレンドした「梟火山鍋」、ブレンド味噌とニンニクの風味が効いた「梟味噌鍋」など、どれも試してみたい。

博多駅を出て南へ徒歩5分ほど、線路沿いにあるビルの1階にある『兜』。板場に面したカウンター8席と、2人用のテーブル2卓、そして半個室の座敷が2卓というこぢんまりとした隠れ家だ。

長浜市場より運ばれてくる鮮魚・肉・野菜を使った博多の美味を楽しめる。腕を振るう大将は、ホテルのフレンチやイタリアン、会員制の創作料理店などで修業を重ねてきた本格派。食材によって、さまざまな工夫をほどこした創作料理は、美味しさだけでなく、見た目の美しさにも定評がある。

JR博多駅直結の『シティダイニング くうてん』は、全国の行列店・人気店や九州の名店が軒を連ねる日本最大級のグルメフロア。地元民でも観光客でもお店選びに迷ったら、とりあえずここに来れば美味しいものに出合える。

博多名物のひとつ「水炊き」。博多に3店を構える『濱田屋』では、新鮮な鶏ガラをたっぷりと使い、短時間で一気にダシを取る。鶏のエキスが染み出た透明なスープは、あっさりしつつもコク深い味わい。さらに、臭みがなく、旨味を存分に感じられる「生後90日の赤鶏」を丸鶏のまま仕入れて、軟骨を混ぜミンチ状にする。鶏の旨味をぎゅっと濃縮させた「水炊き」は贅沢の極み！

鮮度抜群の海の幸を楽しめる博多駅すぐの居酒屋。市場で目利きした天然物の海鮮と、秘伝の出汁で煮込んだ煮込みが自慢のお店。

名物は、なんといっても「五島ごまさば」。五島列島近海で獲れた厳選された真鯖に、特製のタレとたっぷりのごま、青ネギをかけていただく特製のタレとすりごまを逸品。ほどよい脂の甘味としっかりとした旨味が合いまった、博多郷土料理は必食。この店では「白のごまさば」と「黒のごまさば」の2種を用意している。

有名ホテルで腕を磨いた広東料理の料理人が手がけるバルスタイルの中華料理店。ホテルと変わらぬクオリティーの中華をもっと気軽に食べてほしいという思いで生まれたお店なので、博多駅からちょっと距離があるにもかかわらず、リーズナブルながら美味しい中華を楽しめると人気だ。

玄界灘で獲れた魚介や近隣で収穫した野菜など、質と鮮度に優れた食材を使用。すべて手作りというこだわりの点心も各種そろう。

オススメは「煎韮菜餅～ニラまんじゅう～」。カリッと香ばしい食感は一度蒸してから鍋で焼き付けたから。中には3種の切り方でカットした海老がゴロゴロ！口の中にニラと海老の旨味が存分に広がる。また「白切肥鶏 ～蒸し鶏のネギソース～」は、しっとりやわらかな鶏肉の質感と香りのいいネギソースが上品。

博多の繁華街のひとつ・中洲川端。『キャナルシティ博多』と博多川の間にある、昭和の佇まいを残す『寿司割烹 西村』。創業45年の老舗で、地元で愛されているお店なので、間違いなく美味しいはず。

寿司割烹というと、ちょっとかしこまった印象をもつかもしれないが、この店は気さくな大将と女将が迎えてくれる温かな雰囲気のお店。掘りごたつ式の個室のほか、板場に面したカウンター席もあるので、おひとりさまディナーでも気軽に利用できる。

博多・大名に本店を構えるもつ鍋専門店『田しゅう』の姉妹店が、2018年に博多バスターミナル1階にオープン。著名人も多く訪れるという人気店で、リピーターは8割を超えるという。

看板メニューは、福岡・博多の老舗『やま中』で修業したという本格派の「もつ鍋」。厳選した国産和牛の小腸はぷるっぷるの食感と噛むごとに広がる旨味が特徴。キャベツ、ニラ、豆腐とともにいただこう。

スープは厳選した4種の味噌をブレンドした「味噌」、九州の甘めの醤油を使ったシンプルな「醤油」、ニンニク不使用で昆布出汁がやさしい「和だし」、日本の味噌と韓国辛味噌をブレンドした「田しゅう鍋」から選べる。

福岡を中心に全国展開する居酒屋『九州料理 とり手羽』。

店名にもなっている名物の「とり手羽」は、秘伝の味付けをして素揚げしたシンプルな料理ながら、カリッとした表面とふっくらジューシーな手羽肉の旨味がたまらなくクセになる逸品。

創業以来、継ぎ足して熟成させている甘ダレを絡ませた「あま手羽」、厳選したスパイスの刺激がたまらない「から手羽」、あえてキンキンに冷やして旨味を強調した「ひえ手羽」をラインアップ。

福岡で注目の糸島は風光明媚なだけでなく、美味しい山海の幸に恵まれたグルメスポット。その糸島で獲れた食材を多用した和食を味わえる『喜友』。居酒屋ではなくしっとりと落ち着いた和食屋なので、じっくりと落ち着いてディナーを楽しめる。掘りごたつ式の半個室もあり、接待にもぴったり。

店主が自ら毎朝仕入れに出向き、しっかりと食材を見極める。素材のポテンシャルを最大限に引き出すように調理法も変えるので、メニューは基本的には日替り。20時以降なら単品もオーダー可能。

有名ホテル出身の料理長が作る本格点心をリーズナブルに楽しめるお店。まるで台湾にいるかのような調度品を配した店内は、カジュアルな雰囲気で、リラックスして食事を楽しめる。

名物の「エビマヨ」は、ふわっとした衣をまとい揚げたプリップリの芝海老をマヨネーズソースで和えた一品。クリーミーで甘酸っぱい味わいは、大人から子どもまでみんなが好きな味。また、こだわりの自家製麺を使った「担々麺」も人気。手作りのもっちりとした玉子麺と、まろやかなゴマの風味、ピリッと辛いスープが合わさって、食欲をそそる。

飲食店の激戦区・大名の中でも隠れ家的なお店がひしめく東養巴町通りにある『とり焼き 千鳥』。

木のテーブルを配したシンプルモダンな店内で、オープンキッチンからは調理場のライブ感も感じられる。芳ばしい炭火焼の匂いが漂い、席に着いただけで早くも待ちきれない。

メイン食材は朝引きの新鮮な鹿児島県産鶏肉。しっかりとした歯応えと濃厚な旨味が特徴だ。毎朝入荷しているので鮮度は抜群。1本ずつ丁寧に串打ちをし、備長炭で丁寧に焼き上げる。絶妙な火加減は職人の腕の見せ所。「とり皮」「とり肝」「四つ身（もも）」「ぼんじり」「せせり」のほか、「豚バラ」「牛さがり」などもラインアップ。博多ならではの「野菜巻き」は女性に大人気。