コレって、ちょっとイイかも！ SDGsな最新グルメ

世界最高峰のマウロシェフが
サステナブルなレストラン
『CYCLE』をオープン！

フランスのミシュラン3つ星レストラン『ミラズール』を率いるマウロ・コラグレコシェフによる、日本初のレストラン『CYCLE（スィークル）』が、2023年10月27日（金）オープン。

「このレストランと美食の体験を通して、常に生まれ変わる自然の美しさ、循環するエネルギー、そして私を魅了するすべての生物の相互作用を再表現したい」という思いから『CYCLE』と名付けたそうです。

もともとマウロシェフは、常に日本とその食文化に魅せられてきたといいます。日本への幾度もの訪問を通じて、食器や装飾品に吹き込まれた日本の美を感じ、また旅先で体験した日本の文化や伝統に加え、自然農法の祖である福岡正信氏の哲学に出合うことで、土と生物多様性を大切にする考えに影響を与えてきました。

現在、土壌と生物多様性の保全という目標を掲げ、日々のオペレーションの中でサステナビリティに取り組むマウロシェフ。2022年末、生物多様性のための「UNESCO親善大使」に初めて指名されました。

『CYCLE』においても、使い捨てプラスチックの排除や地域食材の活用、新鮮な野菜、ハーブなどを自ら育て、大地との繋がりを感じ続けることを大切にしています。そして、持続可能な未来へのビジョンを共有する生産者と優先的に取り引きしていきます。

『CYCLE』のヘッドシェフには、自身の弟子である宮本悠平氏を任命。宮本シェフは、マウロシェフと共に『世界のベストレストラン50』で第1位、またミシュラン3つ星を獲得した実力派です。

バイオダイナミック農法の4つの要素「根、葉、花、果実」をテーマとした料理を提供するマウロシェフ。それは食材本来の自然のエネルギーを余すところなく引き出す独自の料理。

『CYCLE』でも同様に、自然への敬意と、その循環するエネルギーを料理で表現。また、環境への配慮と、ローカルの生産者との繋がりにこだわり、主に日本国内の素材を使用しています。

店内は、約９メートルの天高と、天井まで届くガラス張りの窓に囲まれた開放的な空間。インテリアの要となるのは、「神代木」と呼ばれる、何千年もの時を経て掘り出された木材。秋田・山形を跨がる鳥海山（活火山）で 2500 年前に山体崩壊した際の埋れ木を、店内のオブジェやテーブルに使っています。

壁には版築という日本の伝統的な左官技術を用い、層に突き固めていくことにより得られる風合いが、長年積み重ねられてきた地層や時間を連想。マウロシェフの愛する自然の雄大さと日本の伝統を融合させたインテリアになっています。

世界最高峰と賞賛されるマウロシェフ。彼が手がけるレストラン『CYCLE』で、未来へ続く“世界最高峰の美味しさ”を満喫してみませんか？

情報は2023年10月20日現在のものです。