「カヌレ」と「グラニータ」の専門店
『STEPHANIE Cannele & Coffee granite』
渋谷に7/1オープン
『STEPHANIE Cannele & Coffee granite(ステファニー カヌレ アンド コーヒー グラニータ)』が、『渋谷ストリーム』の1階に、2023年7月1日(土)オープン。
店名にある通り、こちらは「カヌレ」と「グラニータ」の専門店です。
紫と黒を基調にしたシックな空間と、人気イラストレーター前田麦さんがデザインしたキャラクター「ステファニーちゃん」が目印です。
まずは、日本であまり馴染みのない「グラニータ」から説明しましょう。
「グラニータ」はイタリア・シチリア島発祥の氷菓。シチリアでは夏に欠かせない食べ物です。現地の人たちが習慣的に「グラニータ」を食べている姿にインスピレーションを受けたことがきっかけとのこと。
手がけるのは、バリスタ世界チャンピオンの井崎英典氏。コーヒーコンサルタントとして活躍する現在は、ヨーロッパやアジアを中心に、1,000店舗を超える規模のF&Bブランドやコーヒーチェーンに特化したサービスを提供。商品開発からマーケティングまで一気通貫したコンサルティングを行っています。
ラインアップは、オリジナルで生み出した「ココナッツミルクベース」と「オーツミルクベース」の2種類。
南国を思わせるココナッツの妖艶でミルキーな味わいに、コーヒーの軽やかな苦味と酸味、アロマを絶妙なバランスで配合。今までになかった新感覚の「グラニータ」に仕上がっています。滑らかで爽やかな飲み心地は、これからの季節にぴったりです。
また「グラニータ」以外にも、井崎氏が監修する「ラテ」や「ドリップコーヒー」、「アイスコーヒー」もラインアップ。
コーヒー専用のフルオートマシーンは、井崎氏自身が「豆の挽き方(豆の細かさ)」などをプログラムしているので、世界トップレベルのコーヒーを気軽に楽しむことができます。
そして「カヌレ」は、ご存じの通り、フランス・ボルドーの伝統菓子。日本でもポピュラーになりつつある分、本格的な美味しさにこだわったそうです。
手がけるのは起業家の河村征治氏。フレンチの名店『北島亭』で料理技術を磨き渡仏。フランスで料理修行をした経験の持ち主。現在はロンドンで正統派江戸前寿司店を立ち上げるほか、米国に飲食サービスベンチャーを設立。地元の金沢では食品専門学校の講師も務めるなどグローバルに活躍する人物です。
粉の種類やブレンドを変えて試作を繰り返し、風味や水分量まで計算。余韻の美味しさに至るまで研究を重ねて完成したそうです。
表面はパリッとしながらも、中が半熟でしっとり柔らかい口溶けを楽しめるよう、焼き立てを提供するため、店内には「カヌレ」専用のオーブンを設置。お店を訪れると甘い蜜の香りがただよってきます。
もちろん「グラニータ」や「コーヒー」との相性もバツグンです。ぜひ一緒に味わいましょう!
そもそも「お店が誕生したきっかけは、アムステルダムで訪れたカフェだった」と話すのは、井崎氏と河村氏。現地の人たちにとってカフェは生活の一部であり、憩いの場であり、そこには必ず「ケーキ」や「お菓子」が欠かせない存在だったことに感銘を受けたそうです。
「日本でコーヒーとこだわりのお菓子を提供するお店をつくりたい」と語り合ってから、そのまま止まることなく、いまに辿り着いたといいます。
お店を訪れた瞬間に「コーヒー」と、焼き立ての「カヌレ」の香りがただよい、ワクワク感と楽しさ、さらに安らぎと美味しさを提供してくれる『STEPHANIE Cannele & Coffee granite(ステファニー カヌレ アンド コーヒー グラニータ)』。
一度足を運んでみてはいかがでしょう。きっと毎日訪れたくなる“お気に入りの一軒”になるはずですよ。
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