コレって、ちょっとイイかも！ SDGsな最新グルメ

二子玉川ライズ初！
サステナブルキッチンカー
「TABESUS（たべサス）」誕生

二子玉川駅直結の複合型商業施設『二子玉川ライズ』の「リボンストリート」に、サステナブルグルメ専門店『TABESUS（たべサス）』のキッチンカーが、2023年4月20日（木）オープン。

コンセプトは「食べるだけで、サステナブル。」。

『TABESUS（たべサス）』では、見た目の色やサイズなどが理由で流通しない規格外品をはじめ、食べられるのに捨てられがちな端材（はざい）、災害や急な出荷停止で行き場を失った余剰食材を積極的に活用。

テイクアウトにも最適なファストフード感覚で手軽に食べられるワンハンドメニューを提供。価格は1品あたり「400～500円」程度、ランチにもぴったりのドリンクとのセットメニューは「900～1,000円」ほどでサステナブルグルメを取りそろえます。

美味しく食べるだけで、簡単にサステナブルな活動へ参加できる『TABESUS（たべサス）』。店舗コンセプトとメニュー開発には『ル・コルドン・ブルー東京』を経て、ヴィーガン向けの商品開発などを手掛けるフレンチシェフの佐藤由紀子さんをはじめ、有名人が勢ぞろい。

「食」の社会課題に目を向けてもらうきっかけとなるような、独創的なメニューを届ます。


【1】千葉県いすみ市で元気に育てられ、卵を産み終えた“親鳥”を使用

卵好きの日本。1人当たりの卵の年間消費量はなんと337個（※）。そのため毎年多くの鶏が飼育される一方で、卵を産む役目を終えた親鳥の活用が課題となっています。

そこで卵を産み終えた「親鳥」にフォーカス。鶏の健康に配慮して育てる千葉県いすみ市の鶏卵業者から仕入れた「親鳥」を調理。少し硬い肉質を補うため、こちらも廃棄されてしまいがちなおからを混ぜて活用。

柔らかくジューシーに仕上げた「チキンナゲット」と「ミニチキンバーガー」を提供します。
※出典元：日本卵業協会　Monthly食料需給情報内の2020年4月農林水産省生産局食肉鶏卵課発表資料

■「無添加　ママチキンナゲット」（500円）
■「無添加　キッズチキンバーガー」（500円）

「親鳥」とおからを使用した、外はサクッと中はふわふわでジューシーな「ナゲット」。ほんのりとスパイスが香り、無添加でお子さまにもやさしいヘルシーさが魅力。お酒のおつまみとしても最適なオリジナルソース2種類（マスタード、スパイシーバーベキュー）を用意。

「チキンバーガー」は、子どもでも食べやすいサイズの米粉バンズに「親鳥」でつくる無添加の「チキンナゲット」を挟んだジューシーなメニュー。ほどよい食感の野菜がゴロゴロ入ったマイルドなトマトソースをトッピング。鶏肉の旨味をしっかり味わえると共に野菜も摂れます。


【2】フライドポテトは、規格外の野菜・香辛料・端材の海苔を再利用して味付けに活用

フライドポテトには、フードロスの解消を目指すさまざまな食材をシーズニング（ふりかけ調味料）として使用。袋の中に入れて、おいしいシーズニングとよく混ぜれば出来上がり。

さらに、ポテトのカットと食感にこだわり、ザクザク食感がおいしい「メッシュ」タイプと、細くて皮付きの「ストレート」タイプの2種類から選ぶことができます。

■「ふりポテ（メッシュ／ストレート）」（400円）

（1）アップサイクルのりしお
海苔をカットした際、どうしても出てしまう端材を再利用して仕上げた「のりしお」です。

（2）規格外ガラムマサラ
運送中に梱包材の傷やへこみ等の理由で商品に問題はないのに出荷できなくなった香辛料を調合。食欲をそそるスパイシーな味に。

（3）廃棄された野菜のパウダー
外食チェーンで使用する野菜加工時に大きさが合わず廃棄されていた規格外野菜をパウダー加工し、シーズニングに活用。野菜の栄養素をそのまま摂取できます。


【3】ドリンクは、沖縄で余った黒糖や、規格外になった無農薬栽培の瀬戸内レモンを活用

■「沖縄クラフトコーラ」（400円）
■「瀬戸内レモネード」（400円）

さとうきびの豊作により産糖量が増加し、余剰在庫の問題を抱えている沖縄の黒糖を使用。「オリジナルクラフトコーラ」をつくりました。暖かい季節にもゴクゴク飲める、やさしい味わいとほのかなスパイスが魅力です。

レモンの木にはトゲがあり、果皮をキレイに保つための農薬を使用しない無農薬栽培レモンは、どうしても傷物が増えてしまいます。 傷で見た目が悪く販売しにくい瀬戸内レモンを使用した「レモネード」を用意。食事に合うさっぱりとした味わいです。


美味しいフードやドリンクを楽しみながら、年間4つのテーマ「フードロス」「地球環境」「循環型資源」「健康と習慣」に沿って、持続可能な社会を目指すサステナブルグルメを提供する『TABESUS（たべサス）』。

食にまつわる身近な社会課題を知ることで、子どもも大人も気軽にサステナブルな活動に参加する機会をつくってくれます。

気になった人はぜひ、二子玉川まで足を運んでみてください。

情報は2023年4月20日現在のものです。