小皿で楽しめる新スタイルの鉄板居酒屋!
新宿に『博多小皿鉄板べっぴんしゃん』オープン!
新宿御苑前駅から靖国通りへ北上するちょっと賑やかな通りがあります。さまざまな飲食店が並び、日が暮れると、仕事終わりの人たちでより活気が溢れる場所は、新宿だけど、都会的というよりは、ちょっとほっとする雰囲気をまとっています。
この通りにひと際目を引くピンクのネオンが灯ったのが2023年3月3日。今までにないコンセプトの鉄板居酒屋『博多小皿鉄板べっぴんしゃん』がオープンしました。
鉄板焼といえば、ビルの高層階やホテルなどにある超高級店、または、みんなで鉄板を囲むお好み焼き&もんじゃ屋といったイメージが浮かびます。高級店であればコースでの提供、お好み焼き店は豪快に焼いてみんなでシェア。でも、ほかにもいろいろな楽しみ方があるのではないかというところから生まれたのがこのお店。
料理は小皿で提供するので、アラカルトで少しずつ注文することが可能。しかも、同じような味付けになりがちな鉄板焼の概念を覆すべく、一皿ごとに食材も味も変えています。つまり、何皿でも食べたくなってしまう、というワケです。
早速ご紹介しましょう。
ピンクのネオンに吸い寄せられるように足を止めると、古民家のような佇まい。カラフルなガラスで彩られた組子細工の建具はレトロでオシャレ。
店内は、モダンでオシャレな雰囲気。鉄板に面したカウンター席は臨場感たっぷり、五感で楽しめる特等席です。
運営するのは『株式会社やる気カンパニー』。今までさまざまな料理ジャンルのお店を展開してきましたが、今回の「博多小皿」も「鉄板焼」も全く初の試みだそう。だからこそ期待が膨らみます。
食材は福岡の柳橋連合市場にある『右近商店』から届く天然鮮魚、牛肉は希少な「佐賀牛 なかむら牛」といった上質なものも使用。また、味噌・醤油・ゆず胡椒など九州ならではの調味料を使った、九州のうまかもんアレンジしたメニューが並びます。
小皿や箸もオシャレ。佐賀の磁器「有田焼」も多く使われているそうです。
免疫力を高めると言われている天草産「アカモク」と肝臓を温めてくれるホットスープ「シジミのスープ」。これで準備万端!!
■「無花果とオレンジバター 3種ナッツ バケット添え」(418円)
オレンジピールとドライイチジクが練り込まれたバターに、砕いたアーモンドやナッツ。背徳感たっぷり。
■「博多一皿炊き餃子」528円
大振りの餃子がどーんと1個。じっくりと炊いたスープがじんわりと胃腸にしみます。
■「和牛ホルモンと黒豆もやし」638円
福岡・大名の『ジョーキュウ醤油』の味噌にフルーツなどをプラスしたオリジナルのタレで炒めたプリップリの和牛ホルモン。甘めの味噌タレが美味しくて、白米が欲しくなる!
■「右近商店直送 天然鮮魚胡麻和え」1,078円
福岡名物のひとつ「ごまさば」。白ゴマ、ネギ、九州醤油のタレで和える鮮度抜群のサバの刺身ですが、そのサバの鮮度が重要なので、東京ではなかなか食べられない逸品がここに! 脂ののったむっちりとしたサバとゴマ、青唐辛子が相まって何とも言えない美味しさ!もちろん生臭さはナシ。
■「黒毛和牛と葱のすき焼き」1,078円
鉄板で焼いた和牛は徳島の「濃密卵」と絡めていただきます。口の中で溶けあう和牛と卵黄の濃厚な甘味がたまりません。「ひと口ごはん」付きなので、余すところなく食べられます。
■「大分名物日田焼きそば」1,408円
東京ではあまり知られていないかもしれませんが、焼きそばといえば「日田」なのです。鉄板でパリパリの香ばしい焼き目を付けるソース焼きそば。鉄板から芳ばしい匂いが漂い、すぐにでも食べたくなります。こらちも「濃密卵」ともみ海苔を絡めて。
ほかにも「博多の定番しそ豚巻き串」「厚切り長崎雲仙ハムカツ」「九州あごだし炙り明太子」など、九州出身者には懐かしい郷土の味がずらり。
また、かなり希少な「佐賀なかむら牛」も必食。ゆっくり育てられた芳醇で熟成された最高級の佐賀牛。グラム単位でオーダーできます。
またドリンクは、ビール、ハイボール、ワイン、日本酒までひと通り。九州といえば、焼酎!鹿児島・宮崎の芋焼酎や鹿児島の黒糖焼酎、沖縄の泡盛も。お酒好きなら「ちょっといい焼酎」も試してみて。女性には鹿児島『野本園緑茶』の茶葉を使った「べっぴんしゃん名物緑茶割り」がおすすめ。いま話題のクラフトジンやナチュールワインも揃えているのもポイント高い!
ひとりでふらっとカウンター席に座って鉄板焼は、いままではなかなかできなかった楽しみ方。
少人数で訪れても、美味しいものを少しずつ、いろいろと楽しめるのはうれしい限り。
もちろん女子会や家族での食事もOK。新宿の隠れ家でこだわりの鉄板焼&博多料理を堪能しましょう。
情報は2023年3月10日現在のものです。
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