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再活性化の進む日本橋兜町に
『ease』監修の複合ショップの
『BANK』が12/15オープン!
武家屋敷からグルメタウンへ!?
大きな変貌を遂げている日本橋兜町
江戸時代から明治時代にかけては、武家屋敷から金融経済の中心地へ。そして現在は再活性化プロジェクトのもと、日本橋兜町は新たな一歩を歩み始めています。
そのひとつが「グルメタウン」への変貌。2020年2月にオープンした『K5』をメインに、パティスリー&ベーカリー『ease(イーズ)』や、フレンチビストロ『Neki(ネキ)』といった人気店がオープン。
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その後も2021年11月には、チョコレート&アイスクリームショップ『teal(ティール)』が誕生。元『パスカル・ル・ガック』の眞砂翔平氏と、『ease』の大山恵介氏がコラボした注目の店舗です。
さらに2021年12月には、日本橋兜町のランドマーク『KABUTO ONE(カブト ワン)』の1階に、3つの飲食コンテンツが登場。
こちらでは若手有名シェフ6人が監修するさまざまなメニューを楽しめる食堂(フードコート)のほか、話題のスパイスカフェ『HOPPERS(ホッパーズ)』などが登場しました。
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「日本最大の金融街」から「注目のグルメタウン」へと移り変わる日本橋兜町。目が離せないエリアです。
パティスリー『ease』の世界観を表現
日本橋兜町旧銀行跡に『BANK』誕生!
2022年12月15日にオープンする『BANK』は「ベーカリー」「ビストロ」「カフェ・バー」、「インテリアショップ」「フラワーショップ」が、ひとつになった複合ショップです。
監修はパティスリー『ease』や『teal』を展開する大山恵介氏。「『ease』の世界観を五感全部で感じられる場所をつくりたい。そしてそこから日本橋という伝統が根付く街に、新しい価値を提供していきたい」という大山氏の想いからスタート。
その想いに共感した人たちが集まり「食」「花」「家具」が融合した複合ショップが出来上がりました。
銀行だった場所をリノベーションした建物の内装には、古材や剥き出しのコンクリート、レンガといった素材を使うことで、質感のある温かみのある空間に仕上っています。
さらに建物内には、銀行時代に使われていた金庫が残っているなど、金融街らしい雰囲気も感じられるところも面白いです。
エントランスには「『BANK』が人々の憩いの場所になれるように」との想いを込めて、シンボルとなる推定樹齢1000年のオリーブの木を植えています。
1階から地下1階まで4店が集結!
兜町にちなんだ店名もユニーク
施設名の『BANK』はもちろん、『yen(イェン)』や『coin(コイン)』など、証券・投資の街である日本橋兜町に関連した店名を付けているところが面白いです。
■<1階>『Bakery bank(ベーカリー バンク)』
施設名と同じ名前が付けられたベーカリー『Bakery bank』。こちらで提供するパンは、水分量と粉の種類にこだわることで生み出される、独特の食後感が特徴。
『ease』と同じように「定番」とも、「流行り」とも違う「大山恵介氏ならでは」の味わいをつくり出しています。
パンの酵母には『ease』で育ててきた天然酵母を使用。店舗の一角では、自家製チーズも製造する予定とのこと。こちらも楽しみです。
■<1階>『Bistro yen(ビストロ イェン)』
大山恵介氏にとって初プロデュースとなるビストロ『Bistro yen』。「パンをおいしく食べる」をテーマに、パンに合う料理を提供します。
クラシックなフレンチの技術をベースにしながらも、シェフと大山氏の個性が詰まった香りや食感・食材の組み合わせが新鮮な驚きを演出。
「蝦夷鹿のロースト 黒ニンニク ポワブラード」や「鯖の燻製 焼みかん ヨーグルト」など、「大山恵介氏ならでは」の料理を楽しみましょう。
■<地下1階>『Coffee bar &shop coin(コーヒー バー アンド ショップ コイン)』
こだわりの食器と雑貨に加えて、オリジナル家具も並ぶショップ。長く使いたくなる実用性とデザイン性を兼ね備えたアイテムをセレクトしています。
バリスタの小田政志氏と共同で開発したブレンドコーヒー豆や、オリーブオイルを使った植物性のキャンドルなど、ここでしか買えないオリジナルアイテムも販売。
スペースの一角には、カフェ&バーを併設。こだわりのインテリアやお花に囲まれた空間で、昼間はコーヒーやケーキを、夜はワインやおつまみを楽しめます。
なおビストロとカフェで使用している食器・雑貨・家具のほとんどがこちらのもの。食事をした際に気になったものがあれば、同じ作家のものを購入できますよ。
■<地下1階>『Flowers fete(フラワーズ フェテ)』
フラワーデザイナーの細川萌さんが手がけるフローラルデザインショップです。
店内では、ドライフラワーブーケやポプリ、アロマディフューザーなどオリジナルフラワープロダクトを販売。
そのほか植物を使った空間装飾の提案もします。今後はワークショップの開催も予定しているそうです。
ますます魅力的に生まれ変わる
新たなグルメタウンの日本橋兜町
今回オープンする『BANK』をはじめ、近隣にはフレッシュパスタレストラン『Pony Pasta(ポニーパスタ)』を併設する小規模覆道施設『Keshiki(景色)』が同日に誕生。
まだまだ話題になりそうな店舗が増えていきそうです。
食に対する感度の高い人は言うまでも無く、これまで日本橋兜町に足を運んだことの無い人は、ぜひ一度、訪れてみてください。美味しいグルメが迎えてくれますよ。