コレって、ちょっとイイかも！ SDGsな最新グルメ

新宿御苑にアップサイクルを
コンセプトにしたカフェが誕生
『Under the Tree』オープン！

『新宿御苑』のインフォーメーションセンター（新宿門横）に、National Parks Cafe『Under the Tree』がオープンしました。

メニューのコンセプトは「規格外食材を積極的に使用すること」。

数種類のスパイスをはじめ、トッピングまで規格外野菜をたくさん使用した「スパイスカレー」などを用意。

そのほかにも御苑内の緑を表現した「フォレストサラダ」、具沢山の「フルーツタルト」といったデザートにも、各地の生産者から届く廃棄予定だった規格外食材を積極的に使っています。

なかでも「フォレストサラダ」は、ひとりでも多くの人に廃棄食材の存在や環境問題に関心を寄せてもらうための「コンセプトサラダ」として展開するメニューです。

もちろん隣接するスタンドでは苑内で楽しめる「テイクアウトメニュー」や「ピクニックセット」も取りそろえています。

もともとはアップサイクルマルシェとして展開していた『Under the Tree』。農家さんと共に『新宿御苑』にて、規格外野菜を取り扱うマルシェを開催してきました。

2021年10月30日（食品ロス削減の日）に実施した『新宿御苑』内のマルシェを皮切りに、2022年03月12日・13日には『環境省新宿御苑管理事務所』の協力により「いちごマルシェ」を開催。

味は何の問題もなく、美味しくいただけるのに、見た目のちょっとした傷や、サイズが基準に満たないために廃棄されてしまう「規格外野菜」をマルシェで販売。来場者からも好評を得ることができました。

そして2022年10月1日（食品ロス削減月間）、規格外野菜を積極的にメニューに使用したアップサイクルカフェとして『国民公園協会新宿御苑』とオープンすることになったのです。

これからの季節、『新宿御苑』のキレイな自然と一緒に「食欲の秋」も楽しんでみてはいかがでしょう。

ちなみに規格外フルーツのタルトには、山梨甲府『HOPE園』さんの「ヌーベルローズ」「マスカットノワール」「マスカサーティーン」「ジュエルマスカット」を使用。贅沢な味わいです。

「フードロス対策」として新たに生まれ変わったメニューの数々。必要な分だけ、無駄なく美味しくいただくことから始めませんか？ それが「食品ロス問題」への最初の一歩になりますから。

情報は2022年10月6日現在のものです。