コレって、ちょっとイイかも! SDGsな最新グルメ

環境問題、食料問題、フードロス問題…
SDGsな取り組みをグルメの分野からピックアップ!
美味しく、楽しく、まじめに食の未来をお伝えします。

魚やパンの「もったいない食材」も!
あの『もったいない食堂』が
三浦海岸にオープンしました!


規格外の「もったいない食材」を
プロの料理人が美味しい料理に!
『もったいない食堂』の料理

2021年5月に『株式会社アップサイクルジャパン』の新たな取り組みのひとつとして始まった『もったいない食堂』が、神奈川県三浦市に2022年4月オープンしました。

ちなみに『もったいない食堂』とは、茅ヶ崎本店を拠点にスタートしたプロジェクト。余剰野菜・規格外野菜・廃棄寸前野菜などの「もったいない食材」を湘南エリアのオーガニック農家から仕入れてプロの料理人が調理。アップサイクルした料理を提供する食堂のことです。

『もったいない食堂 三浦海岸店』の料理

さまざまな理由で販路にのせることができず、廃棄につながる野菜や魚などの食材をレスキュー。美味しい料理へと生まれ変わらせることで、フードロスにアプローチしています。

また毎回変化のある余剰食材の仕入れとなるため、その時々で異なる旬の料理を楽しむことができるのも魅力のひとつです。


三浦海岸店ならではの
「もったいない食材」で調理!
『もったいない食堂 三浦海岸店』の料理

もったいない食堂 三浦海岸店』では、余剰野菜だけでなく、近隣の漁港からは「未利用魚」、大型商業施設へ出荷しているパン工場からは「ロスパン」をレスキュー。料理に使用します。

未利用魚」とは、鮮度や味は抜群でも「サイズにバラつきがある」「儲けがない」といった理由で出荷されずに捨てられてしまう魚のこと。

『もったいない食堂 三浦海岸店』の「もったいない食材」

また「ロスパン」とは、出荷数に満たすために、あらかじめ出荷予定数より多めに製造し、最終的に廃棄されてしまう良品や、焼き上がり時の型崩れで出荷基準に満たさないパンのことです。主に、デパートや大型商業施設へ出荷するパン工場から出てきます。


フードロス削減への貢献のみならず
「三里四方の食によれば病知らず」も
『もったいない食堂 三浦海岸店』の料理

仕入れた「もったいない食材」は、定食やサンドウィッチといったさまざまな料理に生まれ変わり、提供されていきます。

この取り組みは、フードロス削減への貢献のみならず「三里四方の食によれば病知らず」ということわざの通り、いろいろな地域で発足、「その地域の余剰食材をその地域の人たちが食せること」をコンセプトのひとつとし、同時に地域活性化へと繋がるように想いが込められています。

『もったいない食堂 三浦海岸店』の「もったいない食材」

食べられるのに廃棄されてしまう「もったいない食材」たち。見た目や形は悪くとも、込められたつくり手の想いや素材の味は、スーパーやお店に並べられている食材たちと変わりありません。

三浦海岸店をはじめとする『もったいない食堂』では、こうした余剰食材たちを使用することで、生産・製造の裏側を知ってもらい「」への選択肢、消費行動に対する変化のきっかけになるような場所づくりを目指しています。

気になった人は、この夏に早速出かけてみてはいかがでしょう。

『もったいない食堂 三浦海岸店』の店内
店名もったいない食堂 三浦海岸店
住所神奈川県三浦市南下浦町上宮田529 ペンギン荘 1F
営業時間水~金 11:00~21:00
土 7:00~21:00
※土曜日のみ、朝食営業あり。
公式インスタグラム https://www.instagram.com/mottainai.shokudo/
店名もったいない食堂 葉山店
住所神奈川県三浦郡葉山町上山口2368-1 葉山無垢
営業時間毎週日曜 7:00~
※朝食のみ営業、なくなりしだい終了。
公式インスタグラム https://www.instagram.com/mottainai.shokudo/
店名もったいない食堂 茅ヶ崎店
住所神奈川県茅ヶ崎市堤582-1 UPCYCLE JAPAN茅ヶ崎本店
営業時間毎週日曜日 11:30~
※朝食のみ営業、なくなりしだい終了。
公式インスタグラム https://www.instagram.com/mottainai.shokudo/

情報は2022年6月3日現在のものです。



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