コレって、ちょっとイイかも!
SDGsな最新グルメ
環境問題、食料問題、フードロス問題…
SDGsな取り組みをグルメの分野からピックアップ!
美味しく、楽しく、まじめに食の未来をお伝えします。
フルーツロス削減!『DEAN & DELUCA』が
『もったいないバナナプロジェクト』に参画
『Dole』だけでも年間1000トン!
消費者の元へ届かないバナナ
日本で最も食べられているフルーツ「バナナ」。その多くは、フィリピンやペルーといった海外の産地から輸入しています。産地では青い状態のまま収穫。日本に到着後は「追熟(ついじゅく)」という熟度を増す加工を施して黄色にしていきます。
美味しいタイミングを見越して店頭に並べられていく「バナナ」。でも「追熟」から7日から10日以上経つと、皮に茶色の斑点が出てきます。この茶色の斑点は、バナナに甘さが増した証拠なのです。
ところが「追熟」した「バナナ」は足が早く、茶色の斑点が出ると、そこから先は美味しい期間が短く、スーパーでは特売品になってしまいます。そのため「追熟」が進みすぎると廃棄される「バナナ」も少なくありません。
さらに、収穫する際に傷がついたもの、大きさが基準を満たしていないものなど、皮を剥けばちゃんと美味しいのに、消費者の元へ届かない「もったいないバナナ」は、『Dole』だけでも年間1,000トンも発生しているのです。
『Dole(ドール)』が目指す
2025年までに「フルーツ廃棄ゼロ」!
もちろん廃棄品といっても、品質が保証されたものであり、味も問題ありません。そのような「もったいないバナナ」を1本でも多く、たくさんの人に美味しく食べて欲しいと、2021年9月に始動した活動が『もったいないバナナプロジェクト』。
飲食店に「もったいないバナナ」を提供して商品化したり、加工品にすることで、2025年までに「フルーツ廃棄ゼロ」になることを『Dole』は目指しています。
そのアクションのひとつとして、これまでいろいろな「食品ロス」に向き合ってきた『DEAN & DELUCA』と一緒にメニューを開発。
春のシーズナルドリンク「ストロベリーバナナ」と、定番商品の「ジューシーバナナマフィン」に「もったいないバナナ」を活かして販売します。
「ストロベリーバナナジュース」と
「ジューシーバナナマフィン」
■(右)「ストロベリージュース」(Sサイズ 583円)
■(左)「ストロベリーバナナ(「もったいないバナナ」を使用)」(Sサイズ 583円)
摘みたてのイチゴを丸ごと味わえる「ストロベリー」と、イチゴと完熟バナナのハーモニーを楽しめる「ストロベリーバナナ」。オーダーを受けてから、一杯ずつミキサーにかけてつくるフレッシュジュースです。果実の豊かな風味を丸ごといただきましょう。
■「ジューシーバナナマフィン(「もったいないバナナ」を使用)」(1個 346円)
完熟バナナをふんだんに使い、しっとり仕上げたマフィンです。焼き上がりにオレンジジュースを染み込ませたオイルベースの生地は、甘酸っぱい柑橘がほんのり香る上品な甘さ。
まだ美味しく食べられるものを楽しむ未来が当たり前になること。「フルーツ廃棄ゼロ」の時代は、すぐそこまで来ているかもしれません。まずはサスティナブルな社会を体験するための初めの一歩として『DEAN & DELUCA』で「もったいないバナナ」を味わってみませんか?