本場・スペインの路地裏感たっぷり!
おこげ料理も楽しい有楽町『真夜中の太陽』オープン!
有楽町駅の改札を出て、東京駅方面へ進むと、線路に沿って謎の路地があります。
昼間はちょっとうす暗いけれど、夜になれば人通りがあって、お店の看板や灯りも見え隠れ。
気になっていた人も多いはず。
ここは『有楽町高架下センター商店会』として20店ほどの飲食店が軒を連ねていた場所。
耐震補強工事が行われ、移転したお店もありますが、昔からの人気店もちらほら。
そんな隠れ家的な場所に、女子でも気軽に入れるスペインバルがオープンしました。
店名は『真夜中の太陽』。
まさしく“真夜中に光る太陽のような存在でありたい”との思いが込められているそう。
タイル貼りの外観に、アーチ型の入り口、大きく開かれたガラス戸・・・。
大通りに面していない高架下というシチュエーションもなんだか、本場っぽい!?
店内はテーブル席とキッチンに面したカウンターの全24席とこぢんまり。
高架下とはいえ、天井が高いので圧迫感がなく、居心地はよし。
雰囲気あふれる照明や調度品も、女子好み。
隣のテーブルとの距離は近いけれど、そんな雰囲気もOKなのがスペインバル。
メニューは40種類ほど。
本場のスペイン料理をベースに、日本人の口に合うようなアレンジを加えたオリジナリティー豊かな内容です。
日本ならではの食材を用いたり、日本人スタッフのアイデアを盛り込んだり…。
他の店では食べられない逸品ばかり。
イチオシは「おこげ料理」。
スペイン料理の定番「パエリア」を、より食感が楽しめるようにひと工夫。
例えば「トロトロ手羽おこげパエリア」。
香ばしく焼き上げたお米の上には、柔らかく煮込んだ後でカラッと素揚げした手羽先をのせて。
バリバリのおこげ、衣サクサク、中しっとりの手羽先と、さまざまな食感を一度に味わえます。
おこげ料理はほかにも「フルーツトマトおこげパエリア」「イカ墨とムール貝のパスタおこげ」などを用意。
続いての必食メニューは「海老の太陽」(2,580円)。
アルゼンチン産の手長海老が大皿にぐるりと12尾。
香ばしく焼き上げた海老は、フォークで簡単に身が離れます。
ちょっと濃い目の味付けで、レモンをきゅっと搾って酸味をプラスすれば、ワインがとまらない!
ボリューム満点ですが、2人でペロッと食べられてしまいます。
さらに、スネ、シンタマ、うちモモから、首、頭まで、なんと10の部位から好きなものをセレクトできる生ハムも注目。
しかもオーダーごとに削りたてを提供してくれます。
脂が甘くて香りがふわっと広がります。
オススメは5つの部位の「盛り合わせ」。圧巻です!
ほかにもバルらしいメニュー「缶DE TAPAS」より「焼きコーンコンビーフ」(500円)、「ほうれん草オムレツ」(600円)、
「羽根つきイベリコ豚のギョウザ」(860円)、「焼きトルティーヤ 山盛りパクチー」(830円)
デザートには香ばしくキャラメリゼされた「濃厚プリンのおこげ」(500円)をオーダー。
スペインバルといえば、スペインワインやカヴァ(スパークリングワイン)。
この店ではオリジナルサングリア(各700円)をどうぞ。
フレーバーもちょっと変わっていて、パイナップル、パッションにスイカ、そしてなんとハラペーニョ!
味は飲んでみてのお楽しみ!
また、イタリアで流行しているという「ランブルスコ」も試してみて。
イタリア産の微発泡赤ワインで、なんとお椀で飲むスタイル。
これが、口当たりもよく、ほどよくさっぱり。
ついつい飲み進んでしまうのです…。
さらにスペイン通にはシェリー酒を。
ちょっとハードルが高くて、なかなか飲む機会がなかったという人には、料理に合わせたシェリー酒5杯を味わえる「シェリーペアリングコース」(5,000円)も楽しみ。
お店を出て、反対側へと進むと目の前は国際フォーラム。
振り返れば、高架下のお店は有名チェーン店から渋い居酒屋まで、どこも満員!
意外と知られていない活気あふれる場所なのです。
丸の内と銀座という高級店エリアに挟まれた、リーズナブルで居心地のいい隠れ家。
週に1ペースで通い詰めてみるのもいいかもしれませんね。
店名 | 真夜中の太陽 |
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住所 | 東京都千代田区丸の内3-7-6 |
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営業時間 | 17:00~24:00
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電話番号 | 050-5597-3763 |
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定休日 | 無休 |
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このページのデータは2019年6月28日現在のものです。
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