銀座ならではの上質ランチ！ 銀座で食べたいおすすめランチ

白金に本店を構える『シェ・トモ』がさらなる高みを目指してオープンさせた銀座店。有機野菜や肉、魚介などに最上級の食材を用いるのはもちろん、小麦粉やオリーブオイルといった調味料にいたるまで無添加なものを使用するなど、とことんこだわっている。なかでもオーガニック素材の美味しさを多くの人に広めたいと、銀座にもかかわらずリーズナブルな価格なのも人気のひとつ。

数々の星付きレストランで研鑽を積んだ市川知宏シェフ。山梨県の契約農家から取り寄せる有機野菜の旨味を最大限に引き出し、できるだけシンプルに調理する。

スペシャリテの「無農薬野菜達 28～30種の盛合せ」は、2センチ角ほどに切り添えた野菜がガラス皿に美しく並び、宝石のよう。小さくてもしっかりと濃い味を感じられ、味覚が研ぎ澄まされていくよう。

日本三大和牛のひとつ「米沢牛」をリーズナブルに提供する『米沢牛 上杉 銀座本店』。卸業から米沢牛の専門焼肉店まで運営しているので、品質や鮮度も保証済み。一頭買いし厨房で丁寧にカットすることで、さまざまな部位を楽しめるのも特徴。希少部位にも出合える。

肉のプロならではの技術を駆使し、さらにシェフの独創性豊かなアイデアで極上の料理が生まれる。焼肉、すき焼き、ステーキはもちろん、米沢牛の美味しさを最大限に引き出す料理にワクワクがとまらない。

ランチは種類豊富。普段使いもできる「米沢牛カルビランチ」は、米沢牛カルビに、サラダ、前菜、スープ、デザートまでついて2,500円。「自家製ハンバーグランチ」（2,300円）も一度は食べてみたい。

『東急プラザ銀座』10階のレストランフロアにあるタイ料理『センディーテラス』。タイ王室の認める唯一のプレミアムラガービール「シンハビール」公認レストラン。美味しいシンハーの生ビールをはじめ、100種以上ものカクテルを楽しめる。

タイ料理といえば、辛味・酸味・甘味のバランスが大事で、そこに旨味と塩味を加えることで特有の美味しさが成立する。野菜はもちろん、ハーブとスパイスをたっぷりと使い、スパイシーさとマイルドな味付けがクセになる。この店では、本格的なタイ料理にオリジナリティーをプラスした、食べやすく美味しいタイ料理として女性を中心に人気。

2019年9月オープンした『FANCL BROWN RICE MEALS』。これまでのイタリアンとは全く違う、ヘルシーで美味しい「玄米イタリアン」を提案する。料理長はイタリアン歴20年というベテラン。「グルテンフリー」「ヴィーガン」ときくとなんとなく物足りなさを感じる人でも満足できる内容。

特徴は、すべてのメニューがグルテンフリーであること。小麦粉を一切使用せず、『ファンケル』が手がけた「発芽米」をメインに使う。リゾットなどの米料理はもちろん、パスタやパンにも用いることで独特のもっちりとした食感が生まれる。また、ドリンクやドレッシングなどには『ファンケル』の青汁や発芽米を使用。ほかにも、産地直送の野菜や魚介をふんだんに盛り込む。

1954年に創業した神田駿河台『山の上ホテル』の伝統を受け継ぐ天ぷら専門店『てんぷら山の上 Ginza』。多くの著名人や文豪たちに愛されてきた天ぷらを、銀座の新名所『GINZA SIX』で味わうことができる。

茶屋のような入り口を抜けると、すっきり清潔感あふれる店内が広がる。板場に面したカウンター席は、樹齢200年ものヒノキの一枚板！一流の職人技を楽しめる、まさに特等席。

シンプルなテーブル席も、職人技が光る手作りのテーブルとイスが置かれ、さすがの心意気が伝わってくる。思わず姿勢を正したくなる雰囲気だ。

銀座の中心地『銀座三越』の裏路地に佇むスペインバル。定番「パエリア」やシェフオススメの肉料理をはじめとしたスペイン料理とお手頃価格のワインを気軽に楽しめる人気店。

赤と黒気を基調にした店内は、ぐっと落ち着いたシックな印象。弧を描くカウンターにさりげなく光るシャンデリア、デザイン性の高いファブリックのクッションを並べたソファ席など、ほどよくカジュアルなのにオシャレなのもうれしい。

看板メニューはなんと言っても「パエリヤ」！常時5種あるが、一番人気は「LOBOS 特製パエリヤ」。海老やホタテ・貝など6種の魚介に、チキン、キノコなどをふんだんに盛り込んだ具沢山なパエリヤ。さまざまな旨味の出汁を米が吸い、お焦げまで美味しく味わえる。

『東急プラザ銀座』11階に店を構える『魚河岸 次郎松』は、品川で人気の『寿司の磯松』のセカンドブランド。「江戸前の食」をコンセプトに、江戸前寿司、天ぷらをメインとする和食居酒屋だ。

築地はもちろん、北海道・函館や四国・高知など全国各地から届く鮮魚が自慢。素材そのものの美味しさを生かすため、余計な手を加えずシンプルに調理。

刺身、天ぷらをはじめ、煮物、焼物など、和の職人が手がける料理は、どれも素直な美味しさ。なかでもこの道30年の職人が握る寿司は、激戦区・銀座クオリティー。白木の寿司カウンターもあるので、海外からのゲストを連れてきても喜ばれそう。

シンガポール政府が公認する本場シンガポールで人気の4ブランドの料理を一度に楽しめる『シンガポール･シーフード･リパブリック』。銀座店は『マロニエゲート』の11階にあり、銀座の街並みはもちろん東京タワーまで一望できる絶景レストラン。

この店の看板メニューは、マッドクラブを使用したシンガポールの名物料理「チリクラブ」。希少なマッドクラブを濃厚なチリソースでスパイシーに仕上げた逸品。残ったソースは揚げパンでぬぐって、余すことなく堪能したい。ほかにも現地と変わらないシンガポールの定番料理がずらり。パティシエが手がけるスイーツも見逃せない。

店内の厨房で作るフレッシュチーズを味わえるピッツァ・ダイニング。東京近郊から届く搾りたての生乳で「モッツアレラチーズ」「ブラータチーズ」「リコッタチーズ」の3種を随時作っているので、できたての美味しさを気軽に味わえると評判。

材料はミルクと塩のみ。保存料、添加物は不使用なのもうれしい。まずは、エキストラオリーブオイルやハチミツなどとともに、シンプルにいただこう。

主役のチーズをより美味しく食べるためのメニューのひとつがピッツァ。サクサクとした食感のクリスピーな生地に、たっぷりのフレッシュチーズをトッピング。モッツァレラ、トマトソース、バジリコの「マルゲリータ」（1,980円）や、モッッアレラ、トマトソース、プロシュート、半熟卵の「ビスマルク」（2,530円）など9種を用意している。

見た目にも美しく、優雅な銀座ランチを探しているならホテルダイニングへ。東銀座駅よりすぐの『三井ガーデンホテル』2階にある『SHARI東銀座』は、日本各地から取り寄せた厳選食材を用いて、熟練の料理長ならではのセンスと組み合わせた新感覚の和食を楽しめる。

コンセプトは"銀座の小料理屋をカジュアルに"。色鮮やかなロール寿司や銘柄牛の鉄板焼など、華やかな料理の数々だが、良心的な価格なのがうれしい。

気軽な銀座ランチなら「国産牛網焼き丼」「SHARI特製まぐろ丼」などを2,000円以下で用意。予約なしでもオーダーできる。

『東京ミッドタウン日比谷』の6階にあるレストラン＆ティールーム。“体感するニッポンのテロワール（土壌）”をテーマに、全国の厳選したテロワールで育てられた食材を用いた料理を提供。日本の四季に応じて、2箇所の土地に着目し、その土地ならではのメニューを楽しめる。

ランチのイチオシは、この店のテーマ“テロワール”を愉しむ「DRAWING LUNCH（PRIX FIXE）」（3,080円/税サ込）。サラダかスープのどちらか1品と、メインを4種から1品選ぶ。パンまたはライス、食後のカフェがついてこの価格はリーズナブルだ。

ランチ接待や記念日ランチなら、デザート付きの「DRAWING LUNCH COURSE」（5,500円）もオススメ。

銀座といえば、文明開化の象徴。明治時代、西洋文化の流入によって独自の文化が花開いた場所でもある。『煉瓦亭』は、銀座のみならず日本を代表する洋食の名店だ。

銀座中央通りの1本裏手・銀座ガス灯通りにある、堂々とした店構えの一軒家レストラン。東京オリンピック開催を機に改装したという店内は”昭和レトロ”を感じさせる。レトロカジュアルな雰囲気の地下、陽光が差し込み高級感ただよう2階、ランチ接待にも利用できる座敷の3階と、用途に応じて使い分けも可能。

【ミシュランガイド】にも掲載されている蕎麦の名店。とはいえ堅苦しくなく、蕎麦とお酒をゆったりと味わってほしいという思いを込められた一軒。食通が多い東銀座にあって、昼夜を問わず多くの人が訪れる。

夜中に石臼で挽いて翌朝に職人が丹念に手打ちする「十割蕎麦」は、極細なのにコシがあり、蕎麦の繊細さを十二分に味わえる逸品。

「ざるそば」はもちろんだが、人気なのが「ひやかけそば」。たっぷりの冷たいダシに十割そばを合わせたシンプルなひと品だからこそ、蕎麦とダシのそれぞれのおいしさをじっくり味わえる。

年々価格も高騰し、なかなか口にすることができなくなってきたものの、一定量を確保できている専門店なら、安心して食べることができる。『東急プラザ銀座』11階の『うなぎ徳　銀座店』は、うなぎの産地・浜松にて明治42年創業という老舗。希少な浜松産うなぎも入荷している。

老舗ならではのこだわりは全てにわたり、厳選食材を用いるのは当然のこと。お米は農家から取り寄せ、創業以来受け継がれる秘伝のタレを使う。熟練された技をもつ職人が捌き、焼きを丁寧に仕上げる。浅く蒸してから炭火でパリッと焼き上げるのが浜松風。関東と関西のいいとこ取りだ。

『やさいの王様』という店名からも分かるように、野菜をたっぷりと使った料理が自慢のお店。化学肥料や農薬を使わない有機農家の協力のもとに運営する自社農園“やさいの王様ファーム”で栽培した野菜がメイン。濃厚で力強い味わいで、野菜本来の美味しさを再発見できる。

旬があるので、訪れるごとにメニューが変化するのも特徴。「今月の旬野菜のあったかキッシュ」や「いろいろグリルキノコの食べ比べ」「いろいろポテトフライの食べ比べ」などはその一例。

もちろん野菜料理だけでなく、低温調理の骨付きチキングリルや「ごろごろお野菜の濃厚牛タンシチュー」など、野菜と組み合わせた食べ応えあるメニューも充実。

店名の『黒尊』は、四国の清流・四万十川の支流"黒尊川"に由来。四国をはじめ全国各地から産直の地魚を仕入れるなど、旬の食材にこだわり、一流の腕をもつ職人が丁寧に生み出す日本料理の数々。なかでも鮮魚を使った料理が評判で、名物の「カツオのたたき」や、冬季にはフグやクエを使った鍋なども味わえる。

ディナーコースは「土佐コース」6,000円から「極みコース」13,200円まで用意。海鮮だけではなく、「山形牛リブステーキ」なども味わえる。また土曜日限定で通常なら8,800円相当のコースを5,500円で楽しめる「特別コース」もあるので、ちょっと贅沢したいときにおすすめ。

大衆的なフレンチと気軽に飲めるワインセレクションの豊富さで知られる『オザミワールド』が手がけた“大衆食堂”。歌舞伎座のすぐ裏手にあり、赤いファサードと路面から数段上がったウッドテラスが目印。

メインはフランス家庭の食卓に並ぶような料理。コースは基本的にその日のオードブル、メイン、デザートで構成される１コースのみ。アミューズ以外はプリフィックス形式で、それぞれ好きな料理を選べる。アラカルトは豊富だが、その日の入荷によって料理も価格も変動。取り分けられる料理がほとんどなので、シェアして楽しむ人が多いとか。