日本橋・人形町の和食の昼ごはん
老舗から隠れ家まで!
和食の昼ごはんは
日本橋・人形町で味わう

日本橋・人形町の和食の昼ごはん!老舗から隠れ家まで!和食の昼ごはんは 日本橋・人形町で味わう

長い歴史と文化が残る日本橋・人形町。その街並みを散策した後は、美味しい和食で昼ごはんはいかがでしょう?

今回は、老舗の味を守り続ける有名店から、知る人ぞ知る隠れ家的な注目店まで、日本橋・人形町で楽しめる和食の昼ごはんを厳選してご紹介!

新鮮な魚介を使った贅沢な江戸前寿司から、創業100年以上の日本橋を代表する丼ぶりまで、好みにぴったりの一軒がきっと見つかるはず。

何度訪れても飽きない、魅力あふれるお店がいっぱいの日本橋・人形町で、思い出に残る昼ごはんを和食でいただいてみませんか?

※掲載内容が一時的に変更している場合がございます。お出かけの際は店舗までご確認いただくことをおすすめします。

衣はサクッと軽く、肉質はやわらか!
日本橋でいただく和食のとんかつ昼ごはん

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日本橋 とんかつ 一 HAJIME
〔日本橋・人形町で和食の昼ごはん〕

『日本橋 とんかつ 一 HAJIME』の「とんかつ定食」

「とんかつ定食」は、「四元豚」のほかに、その時季に最良の国産豚を選りすぐった「厳選 銘柄豚」も用意。季節で楽しめるところも魅力

『コレド室町』のすぐ近く、大きな白い暖簾が目印の『日本橋 とんかつ 一 HAJIME』。テーマは「普段使いできる、とんかつ屋さん」。上質な「とんかつ」を日常的に楽しめる一軒だ。

店内の1階には長い、1枚板のカウンター席を配置。白木を基調とした空間は清潔感いっぱい。銅板でつくってあるレンジフードもオシャレ。2階のテーブル席は、ゆったりした空間が印象的。

「とんかつ」には「四元豚」を厳選。10日間熟成した専用の肉で仕上げていく。桜色の肉はきめ細やかでやわらか。上質な脂は融点が低いので、軽くまろやかな口当たりも特徴。「揚げ油」には、ビタミンが豊富でサクッと軽い仕上がりの「ベジフルーツオイル」をチョイス。ヘルシーでカラダにもやさしいところがうれしい。

「焼きかつ丼」のほかに、数量限定の「HAJIMEのスパイスカレー」も人気のひと品。スパイシーな味わいが特徴的な本格派の味わい

また「パン粉」はサクサク感と衣の剣立ちを重視した「焙炒作り 生パン粉」を使用。油切れのよい粗目の「生パン粉」と「揚げ油」が、何度食べても飽きのこないサクサク食感を生み出す。

出来立ての「とんかつ」をひと口いただくと、衣はサクッと軽く、肉質はとってもやわらか。続いて肉の旨味と脂の甘味がジュワーッ。しっかり閉じ込められた上品な豚肉の美味しさが、ゆっくり口の中に広がっていく。もちろんボリュームも満点

そのほかにも「かつ丼」ではなく、玉子でとじていない「焼きかつ丼」も人気。ごはんの上に玉子焼きをのせて、その上に薄い衣でカラっと揚げた「とんかつ」をトッピング。ごはんと「とんかつ」にかけるオリジナルのソースも美味しさの決め手。食べ応えも十分! 日本橋の昼ごはんにぜひ。

『日本橋 とんかつ 一 HAJIME』の清潔感のある外観

清潔感のある外観。卓上には、オリジナルのソースのほかに、3種の「塩」を用意。最初のひと切れは「塩」で、ふた切れ目からは好みでどうぞ

店舗情報
ニホンバシ トンカツ ハジメ
日本橋 とんかつ 一 HAJIME
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電話番号:03-6262-5883
とんかつ / 日本橋・人形町・和食・昼ごはん
東京都中央区日本橋室町1-13-9 第一池田ビル 1F
東京メトロ線 三越前駅より徒歩2分
JR線 新日本橋駅より徒歩4分
ランチ:1,000円~2,000円
ディナー:2,000円~3,000円

人形町の昼ごはんは和食にアレンジした
独創的なスタイルの「かつ丼」をどうぞ

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小春軒
〔日本橋・人形町で和食の昼ごはん〕

『小春軒』の「カツ丼」

「カツ丼」。最後に落とす半熟の目玉焼きは、卵が貴重だった創業当時に「ごちそう」として「カツ丼」をランクアップさせた名残りとのこと

「人形町三大洋食」のうちの一軒として知られている『小春軒』。明治45年創業以来、変わらない美味しさと、温かな雰囲気を代々受け継がれる老舗洋食店だ。料理は作りおきすることなく、注文を受けてから調理。丁寧な仕事とこだわりから生み出される料理は、どの料理もボリューム満点でリーズナブル。多くの人たちから愛されている理由もよくわかる。

おすすめは名物の「かつ丼」。洋風の食材を和風のカツ丼にアレンジした独創的な見た目と、その意外性に驚くはず。注文を受けてからカツを揚げ、秘伝の割り下でさっと煮て、タマネギ、ニンジン、ジャガイモと合わせるという手間のかかったひと品だ。

実はこの「かつ丼」、初代が考案したものを再現・復活させたという逸品。

『小春軒』の昭和レトロな店内

昭和レトロな雰囲気いっぱいの店内には、テーブル席とカウンター席を用意。どこか懐かしく、ホッとできる空間に、心も和む

カラッと揚がったカツはサクサクっとした歯応えが心地良く、割り下が野菜の甘味や風味をやさしくまとめてくれる。脂っこさはなく、さらっと食べられるのがうれしい。大正・昭和初期当時のつくり方を変えていないからこそ、その意味の大切さも実感できる。しかも15年来変わらないという良心的な価格もうれしい。

そのほかにもフライメニューは大人気。特になかでもイチオシは「盛合せ」。「季節を感じてくれる人が多い」という「カキフライ」は2~3月が一番美味しい時季なのだとか。

これを食べたいから行く」と、心に固く決めて訪れる人も多いという『小春軒』。一度頭に浮かんだら、もう食べずにはいられない逸品を、人形町のお昼ごはんにどうぞ。

『小春軒』の雰囲気のある外観

表通りからひとつ角を曲がった先にある白い暖簾が目印。町の食堂といったたたずまいは、おひとりさまでも気軽に立ち寄れそう

店舗情報
コハルケン
小春軒
電話をかける
電話番号:03-3661-8830
洋食 / 日本橋・人形町・和食・昼ごはん
東京都中央区日本橋人形町1-7-9
東京メトロ線 人形町駅より徒歩1分
東京メトロ線 水天宮前駅より徒歩2分
都営線 人形町駅より徒歩3分
ランチ:1,000円~2,000円
ディナー:1,000円~2,000円

日本橋で満喫する和食の昼ごはんは
江戸の気風が息づく豪快な盛りの天丼

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日本橋 天丼 金子半之助 本店
〔日本橋・人形町で和食の昼ごはん〕

『日本橋 天丼 金子半之助 本店』の「江戸前天丼」

30センチはあろうかという穴子の天ぷらが圧巻の「江戸前天丼」。丼鉢は保温効果を持たせるために底に空洞を施した有田焼の特注品だ

目抜き通りからひとつふたつ角を曲がった路地の先にある『日本橋 天丼 金子半之助 本店』。店名に掲げるのは、板長である金子真也の祖父、金子半之助氏の名前である。

天ぷら職人としても高名だった祖父から、幼い頃に受け取った閻魔帳(レシピ帳)には、門外不出の秘伝の「江戸前の天丼たれ」のつくり方が書かれていたという。しかし閻魔帳は長いこと開かれることはなく、そのうち行方も曖昧になったままに。それが半之助氏の没後20年を前にして突如閻魔帳が見つかり、これをきっかけに、丼ダレに合う「天丼」をつくり、完成させたという。

メニューは「江戸前天丼」の一品のみ。一品入魂の思い切りの良さと心意気が、江戸っ子らしい気風の良さを物語っている。

サービス品として卓上に置かれている口直しの「がりごぼう」。ガリの甘酸っぱさと、昆布の旨味が染みたゴボウのシャキシャキ感がたまらない

主役の天丼を目にすると、まずその豪快さに言葉を失う。一匹丸ごと揚げた穴子をはじめ、大ぶりのネタがのった丼ぶりは、まさに定員オーバー。ところが食べはじめると、今度はその食べやすさに驚かされる

高温で揚げた天ぷらはサクッとした歯ごたえ。秘伝のタレがほどよく染み、最後のひと口まで衣をまとったネタをいただける。秘伝ダレと天ぷらの衣が絡んだごはんも最高だ。もちろんこの味を生み出すまでには、試行錯誤の連続だったという。

そもそも「江戸前天丼」とは「江戸前のネタ使って…」という意味ではなく、豪快さや気前の良さをのせた天丼として「江戸前」と称しているそう。気遣いも含めたお店の心根もまた「江戸前」といえそう。日本橋の昼ごはんにはぴったりのひと品だ。

『日本橋 天丼 金子半之助 本店』の2階のテーブル席

1階はカウンター席のみ、2階はテーブル席のみの造り。支店も増えているが、やはりここは本店ならではの職人の技をじっくり味わいたい

店舗情報
ニホンバシ テンドン カネコハンノスケ ホンテン
日本橋 天丼 金子半之助 本店
電話をかける
電話番号:03-3243-0707
江戸前天丼 / 日本橋・人形町・和食・昼ごはん
東京都中央区日本橋室町1-11-15
東京メトロ線 三越前駅より徒歩2分
都営線 日本橋駅より徒歩5分
東京メトロ線 日本橋駅より徒歩5分
ランチ:1,500円~2,000円
ディナー:2,000円~3,500円

和食を代表する江戸前寿司を気軽に!
人形町で楽しむ“お得で粋な”昼ごはん

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すし 其一
〔日本橋・人形町で和食の昼ごはん〕

『すし 其一』の「寿司」

全国から選りすぐったこだわりのネタで握る寿司は「一貫80円」からという衝撃的な提供。江戸情緒あふれる人形町で本場の味わいをどうぞ

『ミシュランガイド』のビブグルマンに「理想の町すし」として、3年連続で選ばれた人気寿司店『すし宗達』『すし光琳』の姉妹店が人形町に登場。『すし 其一』として2023年に『ハシゴ楼』の5階にオープンした。

「寿司好き」だけではなく「グルメ通」も注目している話題店だけに、メディアやSNSなどで見かけたという人も多いのでは?

一番の魅力は、美味しい握り寿司と、その低価格。ラインアップは驚きの「一貫80円」から。しかもリーズナブルな価格帯でありながらも、寿司ネタからシャリまで、すべてこだわった逸品だけを用意する。カウンタースタイルでカジュアルに楽しめる「本格町場寿司を、気取らない価格で提供する」、超穴場的な存在といえる。

『すし 其一』の「寿司職人」

職人が寿司を握る姿を目の前で見られるカウンター席は、まさに特等席。なお「完全キャッシュレス決済」を導入しているので、事前にチェックを

もちろん仕込みから調理、さらには接客まで、「町寿司」のスタイルを貫きながらも、寿司職人ならではの最高の仕事を魅せてくれる。

ネタの旨味を最大限に引き出してくれるオリジナルブレンドの赤酢で仕上げた「シャリ」。『豊洲市場』から仕入れる一流の新鮮魚介。なかでも高級寿司店と取引のある卸業者『やま幸』から仕入れる「天然マグロ」は必食の逸品といえる。

良質の寿司を求めやすい価格で提供。そして寿司屋本来の江戸前寿司を体現する「町寿司」の最高峰『すし宗達』が手がける『すし 其一』。和食を代表する美味しい握りは言うまでもなく、一品料理から、希少銘柄までそろえる日本酒まで、人形町の昼ごはんで好きなだけ楽しみたい。

『すし 其一』の店内の様子

「次世代の粋スタイル」がコンセプトの飲食横丁『エムズクロス人形町・ハシゴ楼』の5階。テーブル席からの眺めも良く、人形町の街並みも楽しめる

店舗情報
スシ キイツ
すし 其一
電話をかける
電話番号:03-6661-6218
江戸前寿司 / 日本橋・人形町・和食・昼ごはん
東京都中央区日本橋人形町1-19-5 ハシゴ楼 5F
東京メトロ線 人形町駅より徒歩1分
都営線 人形町駅より徒歩1分
東京メトロ線 水天宮駅より徒歩4分
ランチ:2,000円~3,000円
ディナー:6,000円~8,000円

ガッツリ系の海鮮和食を満喫!
日本橋の昼ごはんは行列覚悟の海鮮丼で

5
日本橋海鮮丼 つじ半 日本橋本店
〔日本橋・人形町で和食の昼ごはん〕

「梅」「竹」「松」「特上」の4種の「ぜいたく丼」には、「いくら増し」「うに増し」「かに増し」といったマシマシ系の追加メニューも用意する

「濃厚豚骨魚介つけ麺のパイオニア」として知られるラーメン店『つじ田』と、「豪快な盛り付けの江戸前天丼」が人気の『金子半之助』がコラボレーション!

もともと『つじ田』と『金子半之助』の店主同士は幼なじみ。「いつか二人で飲食店を出す」という夢を実現させたお店が、海鮮丼専門店『つじ半』だ。

看板メニューは「ぜいたく丼」。マグロ、イカ、エビ、つぶ貝など10種類の具材を混ぜ合わせ、うず高く盛り付けた海鮮丼。まるでそびえ立つ山のように具材を盛りつけた「ぜいたく丼」は、見た目のインパクトも十分。今では日本橋の名物メニューとして定着しつつある。

『日本橋海鮮丼 つじ半 日本橋本店』の12席のカウンター

洗練された和の雰囲気がただよう店内は12席のカウンターのみ。出し汁を入れてもらう時に「ごはん足しますか?」と聞かれるサービスもうれしい

メニューはベースとなる「梅」から「竹」「松」「特上」の4種類。それぞれのメニューには「かに」「うに」「いくら」などがトッピングされ、より豪華な味わいに仕上げている。ごはんは普通盛りで260グラム。大食漢の人でも満足のいくボリュームだ。

まず「ぜいたく丼」が運ばれてきたら、最初に黄身醤油を全体に回しかけて丼ぶりを堪能。後半は別皿の刺身を入れ、出汁をかけて鯛茶漬けのようにいただくのがこちらのスタイル。

さまざまな魚介の風味や食感、出汁を入れた後の味わいの変化…ひとつの丼ぶりで多彩な美味しさを楽しめる、まさに贅沢な逸品。一杯で二度も満喫できる! 日本橋のお昼ごはんの中でも、行列覚悟で食べたい和食の逸品といえる。

『日本橋海鮮丼 つじ半 日本橋本店』の外観

いまや国内だけではなく、海外にも出店を続ける『日本橋海鮮丼 つじ半』。でも一度は行列覚悟で『日本橋本店』で味わってみない?

店舗情報
ニホンバシカイセンドン ツジハン ニホンバシホンテン
日本橋海鮮丼 つじ半 日本橋本店
電話をかける
電話番号:03-6262-0823
海鮮丼 / 日本橋・人形町・和食・昼ごはん
東京都中央区日本橋3-1-15 久栄ビル 1F
東京メトロ線 日本橋駅より徒歩2分
都営線 日本橋駅より徒歩2分
JR線 東京駅より徒歩5分
東京メトロ線 東京駅より徒歩5分
ランチ:1,000円~2,000円
ディナー:2,000円~3,000円

人形町で満喫する和食の昼ごはんは
老舗ならではの江戸前「うなぎ」で

6
うなぎ 喜代川
〔日本橋・人形町で和食の昼ごはん〕

『うなぎ 喜代川』の「うな重」

備長炭の香ばしさも感じる、ふっくら焼き上がった「うなぎ」。「串打ち三年、割き八年、焼きは一生」といわれる、日本が誇る職人技を堪能できる

明治7年創業、約150年の歴史を誇るうなぎ専門店『うなぎ 喜代川』。江戸風情の残る築80年以上の木造家屋は、まるでタイムスリップしたようなたたずまい。趣深い雰囲気が代々受け継がれてきた老舗の味わいを物語っている。

おすすめは、もちろん「うな重」。江戸前の「蒲焼き」は、捌いて串打ちにして、白焼きにしてから蒸し、そしてタレを付けて焼いていくスタイルが特徴だ。

こちらでは、熟練の技をもつ職人が捌き、肉厚の身を「外はカリ、中はふわトロ」に仕上げるため、1000度を超す備長炭で丁寧に地焼き。創業時から継ぎ足している深みのあるタレで焼き上げていく。口当たりも滑らかで、ふんわりとろけるようなやわらかさは絶品。

『うなぎ 喜代川』の「白焼き」

「白焼き」。「うなぎ」は良質な脂質、タンパク質、ビタミンB群、ビタミンAなど、優れた栄養素を含んでいるので、健康を気遣う人にもぴったり

ちなみに『うなぎ 喜代川』の「うなぎ」は、江戸前だけに「背開き」にしてから調理。「腹からさばくと切腹に通じると嫌われた」という武家社会の江戸の風習を、今に感じることができるところも面白い。

メニューには、定番の「うな重」をはじめ、「白焼き」「肝煮」「うざく」、さらには「骨せんべい」…と、ラインアップも豊富。「うなぎ」にぴったりの日本酒も取りそろえているので、お休みの日の昼ごはんなら一緒にオーダーしてみて。

日本橋小網町の路地に面して立つ、旅館のような風情ある数寄屋造りの一軒家は「有形文化財」にも指定されている由緒正しい建物。江戸を感じる和の空間で、ちょっと贅沢な日本橋ならでは和食をゆっくり堪能してみて!

『うなぎ 喜代川』の落ち着いた和の空間

落ち着いた和の空間には、テーブル席と座敷席を用意。2人から利用できる座敷個室もあるので、特別な日のお昼ごはんに予約してみては

店舗情報
ウナギ キヨカワ
うなぎ 喜代川
電話をかける
電話番号:03-3666-3197
うなぎ / 日本橋・人形町・和食・昼ごはん
東京都中央区日本橋小網町10-5
東京メトロ線 人形町駅より徒歩5分
東京メトロ線 水天宮前駅より徒歩5分
東京メトロ線 茅場町駅より徒歩5分
ランチ:6,000円~8,000円
ディナー:15,000円~20,000円
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