コレって、ちょっとイイかも!
SDGsな最新グルメ
環境問題、食料問題、フードロス問題…
SDGsな取り組みをグルメの分野からピックアップ!
美味しく、楽しく、まじめに食の未来をお伝えします。
渋谷で連日行列の『肉野菜炒め ベジ郎』が
さらに進化して池袋東口にオープン!
野菜の新しい流通が誕生!
青果卸がつくる「進化系野菜炒め」
「ドライブスルー八百屋」という言葉を聞いたことがありますか? 関東圏を中心に約5,000店舗の飲食店に野菜の卸売を展開している『株式会社フードサプライ』が展開した新規事業のこと。
「車から降りずに野菜を購入できる」システムは、待ち時間も無く、人との接触を極力避けられることから人気は急増。
以前にも記事で取り上げているので知っている人もいるはず。
※過去記事へのリンクはこちら
「ドライブスルー八百屋」が「野菜炒め」!? 『肉野菜炒め ベジ郎』渋谷にオープン! |
最終的には全国に展開。6万人が利用しました。さらに取り組みも評価され、青果卸事業が主体の企業として初めて『外食アワード2020・中間流通・外食支援事業者部門』も受賞したのです。
その経験を踏まえたうえで打ち出した新たな業態が「野菜炒め」の専門店。「美味しい野菜をつくっている生産者と、野菜不足に悩む消費者をつなぐこと」を目的とした事業なのです。
野菜をたっぷり食べられる!
ありそうでなかった野菜炒め専門店
ところで、みなさんは野菜を食べていますか? 成人の野菜摂取目標量は350グラムです。しかし日本人の平均摂取量は290グラムといわれています。しかも20~40代では7割弱しか摂れていないとか。
<出展:厚生労働省「国民健康・栄養調査」(令和元年)>
そんな野菜不足の救世主となってくれるお店が『肉野菜炒め ベジ郎』。400グラムの野菜でつくる「野菜炒め」は、一皿で1日分の野菜を美味しく摂取できるのです。
「えッ!? 野菜400グラムって多くない?」という人もいるはず。もちろん「サラダ」で食べると、かなりの分量。でも「野菜炒め」なら、かさも減るので女性でもペロリと食べられます。
その証拠に、2021年12月にオープンした1号店の男女の比率は「6:4」。野菜をたっぷり食べられるのでヘルシーなところも人気のようです。
女性でもペロリと食べられる!?
たっぷり400グラムの野菜炒め
「野菜炒め」のベースは、キャベツ・ニンジン・タマネギ・モヤシ。そのほかにも、ナスといった季節の野菜をはじめ、農家でつくりすぎた野菜も追加していくとのこと。
なお「野菜炒め」のテイストは「醤油」「ポン酢」「味噌」の3種類を用意。その日の気分や、好みで選べるところもうれしい。
また「野菜だけだとちょっと…」というボリューム感の欲しい人には「唐揚げ」をのせた「肉野菜炒め」もラインアップ。ガッツリ食べたい人にはぴったり。
さらに無料でトッピングできる「背脂」や「追加バター」など、ちょっとした「ラーメン屋さん」感覚で、自在にアレンジできるところも面白いです。
『ベジ郎 池袋東口店』がオープン
新たなフードロスにも挑戦!
2号店となる『肉野菜炒め ベジ郎 池袋東口店』が、4/23(土)オープン! 1号店と同様、コロナ禍で打撃を受けた生産者の野菜を活用します。
そして今回、新たに登場するトッピングが「追加コールスロー」。これまで廃棄していたキャベツの芯を、みじん切りにして再利用。「野菜炒め」との相性もバツグンです。
もともと国内で注目されている「フードロス対策」。年間約570万トンともいわれる食品ロスのうち、事業系の食品ロスは過半数を占めます。
今後も「追加コールスロー」のような取り組みに積極的に取り組んで、さらなる「フードロス削減」にも貢献していくとのことです。
営業時間は11時から22時まで
ランチやディナーで野菜をチャージ!
営業時間は11時から22時まで。1日を通して営業をしているので、ランチをはじめ、ちょっと遅めの昼食、少し早めのディナー、ちょい飲みや、飲んだ後の締め…など、気軽に立ち寄れるところも魅力。
なお、今回いただいたメニューは以下です。
■「野菜炒め定食(醤油/肉特盛200グラム)<ご飯、スープ付き>」
<野菜=普通400グラム、背脂=中脂20グラム>
卓上には「味変」用の「カレー粉」と、辛味調味料の「激辛注意!ベジの素」を用意。「激辛注意!ベジの素」は、かなり辛いので、「味変」の際にはご注意を。
これまで「ありそうでなかった野菜炒め専門店」で、1日分の野菜を気軽にチャージしてみませんか?