仕事帰りや旅先で、気になったお店にふらりと入ってみたい。誰かと約束していなくても、もっと気軽に飲みに行きたい。そんな風に「ひとり飲み」を楽しむ女性が増えています。 自由にマイペースに楽しめる、女性のひとり飲みにぴったりなお店をご紹介します。
話題の大衆酒場『大衆食堂スタンド そのだ 五反田店』でひとり飲み上級者の階段を上りたい
営業時間・定休日・メニュー等が変更となる場合がございます。詳細は店舗までご確認をお願いいたします。
大阪の超人気居酒屋『そのだ』の姉妹店が東京・五反田にオープン
大阪・谷町六丁目に本店を持つ超人気居酒屋『大衆食堂スタンド そのだ』。昭和の大衆酒場を再現したようなレトロで懐かしい雰囲気、そして飲んべえのツボを押さえた安くておいしい料理が評判を呼び、絶大な支持を得ているネオ大衆酒場です。
居酒屋好きな人なら、まだお店に行ったことはなくても、『そのだ』の噂を耳にしたことがある人も多いのでは。
そんな『そのだ』の姉妹店『大衆食堂スタンド そのだ 五反田店』は、2021年9月にオープンした東京1号店。駅前の路地を入ると、いかにも大衆酒場らしい大きなのれんが目に飛び込みます。
ここ五反田店も週末は行列必至なので、並ばずに入店するなら平日がおすすめ。
どデカい『そ の だ』ののれんに大衆酒場の威厳とプライドを感じます。
女子がひとりで飛び込むにはちょっとハードルが高いかも…。
でも、女子ひとりでも居酒屋をもっと楽しみたい!
ひとり飲み上級者へのレベルアップを目指し、勇気を出して、恐る恐るのれんをくぐってみます。
店内はカウンター席のみ。扉を開けると大きなコの字型のカウンターが出迎えてくれます。まさに昔ながらの正統派大衆酒場な空間。
こういうお店に一人で来た場合、どの辺の席に座るのが正解なのか…。
常連のおじさんの席とかに座ってしまっては申し訳ないし、とりあえず端っこのほうの席を陣取って、とりあえずビール。
瓶ビールは「サッポロ生ビール黒ラベル」。大衆酒場のビールはやっぱり大瓶でしょう!
セーラームーンのイラストが描かれたグラスにどぼどぼっとビールを注いでひと息に飲み干した瞬間、肩の力がふっと抜けた気がする。
入口では結界のような『そ の だ』ののれんに思わず圧倒されたけれど、入ってしまえば意外と居心地がいい。
カウンターの高さがあるので向かいの席の人とも視線が合わず、一人でも緊張せずに自然体で過ごせそう。
料理もお酒もリーズナブル! まずは名物メニューを堪能したい
メニューの種類はとにかく豊富。料理だけでも50種類以上はありそう。
から揚げ・シュウマイ・肉豆腐・ユーリンチー…中華そばやナポリタン、ルーロー飯までとご飯ものも充実。
どうしよう、気になるメニューがたくさんありすぎてとても決められない! そしてどれも安い!
壁にびっしり貼られた短冊メニューを見てアドレナリンが湧き出てきたら、あなたも立派な飲んべえである証。
ずらりと並ぶお品書きを見ていると心の底から幸せを感じる。この悩ましい時間こそ、居酒屋の醍醐味なのです。
しかし、女ひとりでは食べられる量にも限界があるのであって、メニューはしっかり吟味して選びたい。
自分は何を求めているのか、何をしたいのか、どういうタイプが合うのか、マッチングアプリを見るとき並みの眼力、での見極めが大切なのだ。
女子ひとり飲み初の大衆酒場デビュー。何から攻めるべきか。
まずはビールのお供に外せない、名物の「メンチカツ」!。
鮮やかなオーロラソースのビジュアルが食欲をそそります。揚げたて熱々のメンチカツは肉の旨みと甘酸っぱいソースが絶妙でビールが合いまくり。なんと、オーロラソースのマヨネーズは自家製なのだとか。
そして、こちらもビールにぴったりな「アンチョビ煮卵ポテトサラダ」。
ポテトサラダは店内で燻製されたベーコンと自家製マヨネーズ入りで濃厚な味。
アンチョビを少しずつ崩しながら、とろっとろの黄身を絡めていただきます。
ポテサラのまったりとした旨みが口の中を占拠したところへ、冷たいビールを流し込む! を繰り返すうちに、大瓶633ミリリットルをあっという間に飲み干してしまいました。
爽やかな飲み心地の名物ドリンク「バイス」で大衆酒場を満喫
お肉や揚げ物などガッツリ系でちょっとジャンクなおつまみは、全体的に濃いめの味付けでお酒が加速します。
ワインや日本酒もいいけど、口の中を一旦リセットしたいときにおすすめなのは、シソの風味が爽やかな酎ハイ「バイス」。
すっきりした味わいですが、焼酎が意外と濃いので注文は一人3杯までというお店ルールがあります。
青りんごの風味で飲みやすい「思い出のパタヤサワー」も人気。練乳が入っており、フルーティーながらまろやかな口当たり。
サイダーの景品でもらったドラえもんのグラスが懐かしい。昔、実家にもあったな…取っておけばよかった。
肉も好きだけど、野菜も食べたい。お口直しには「トマト一夜漬け」がおすすめ。
トマトにしっかり染みた出汁がジュワッとあふれます。和のテイストながら、ちょっとエスニックなお味。
程よい酸味が揚げ物や肉料理の箸休めにぴったりです。女子はやっぱりトマトを食べないと。
こちらも箸休めに最適な「メキシコきゅうり」。
きゅうりのポリポリとした食感と、唐辛子を効かせたピリッとした辛さが心地いい。結構本格的な辛さです。
お腹も徐々に満たされてきましたが、まだまだ気になる名物メニューがたくさん。
「チャーシューエッグ」も『そのだ』に来たら外せない一品。
ぴんっと張りつめた艶やかな半熟の黄身にすぐさま箸をぶっ刺したくなるけれど、焦ってはいけない。こちらの焦りを悟られた瞬間、相手は引いてしまうもの。
決して結論を急がず、あくまでも平常心で自然体で挑みたい。
甘辛い醤油ベースのタレがたっぷりかかったチャーシューで下のキャベツをくるりと巻き、とろとろの黄身にチャーシューをそうっとディップして。脇に添えられたマヨネーズをちょこっと付けるのもよし。
チャーシュー・目玉焼き・キャベツ・タレの四位一体感が完璧すぎる神メニュー。
あー、白いご飯にのせて食べたい!
「肉豆腐」は、国産牛ハラミのすじ肉とコンニャク、玉ネギの煮込みを絹ごし豆腐に載せた、ヘルシーながらも食べごたえある一品。
出汁がたっぷり染みたふるふるの豆腐をそおっと崩しながら、お肉と一緒に頬張ると、牛すじがプリプリ&とろっとろ~。
これもお酒にすごく合うけど、白いご飯にも絶対合う!
なぜか終盤で無性に白飯欲求が高まってきたけれど、メニューには「白ごはん」もあるので、そんなときは躊躇せず注文しよう。
ひとしきり食べて飲んでいい気分になり、すっかり満腹。
人気居酒屋『そのだ』の名物メニューをしっかり満喫しました。
昼から夜までいつでもお酒やご飯を楽しめる心強い存在
大衆酒場って一人でも全然楽しい。いや、ひとり飲みだからこそ楽しめる何かがある。
初めての大衆酒場で、ひとり飲み上級者への階段を一歩上がれた気がします。
オフィス街であり、居酒屋激戦区でもある五反田。店内はサラリーマンを中心に幅広い客層ですが、店長の岡本さんにお聞きしたところ「女性ひとりのお客さまもちらほらいらっしゃいます」とのこと。
営業時間は11時から夜までの通し営業なので、もちろん昼飲みもOK。
また、ラーメンやどんぶりなどの食事メニューも充実。ランチタイム限定の定食メニューもあり、お酒を飲まずご飯だけ食べたい人も利用できます。
“自分たち世代の大衆酒場”を追求したという『そのだ』。
ひとり飲みの楽しさをより極めたい!という女子にもぜひおすすめの居酒屋です。
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タイシュウショクドウスタンド ソノダ ゴタンダテン
大衆食堂スタンド そのだ 五反田店
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電話をかける
電話番号:070-8584-1662
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東京都品川区東五反田1-15-5 第5宮本ビル1F
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JR五反田駅 東口より徒歩2分
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2,000円~3,000円(ランチ:1,000円)
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定休日 不定休
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営業時間 11:00~23:00(LO 22:30)、ランチ 11:00~14:00
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