【閉店】恵比寿のおしゃれなそうめん専門店『そうめん そそそ』はひとり飲みにぴったりなお店

【このお店は現在閉店しています】

フレンチやイタリアン、和食など、人気飲食店がひしめく恵比寿。
行列ができる有名店や予約困難店も多数、女子会や合コンでもおなじみのエリアです。

そんな恵比寿で、女性のひとり飲みやひとりごはんにおすすめのお店が『そうめん そそそ 恵比寿本店』。
仕事帰りに恵比寿でちょっと飲んで帰りたい、食事しながら1杯飲みたい…そんなときにぴったりな一軒です。

『そうめん そそそ』は、日本有数のそうめん生産地として知られる、四国の香川県・小豆島の手延べそうめん「島の光」を使ったそうめんの専門店。

瀬戸内海に位置する小豆島で約400年の歴史を持つそうめん「島の光」は、細くしなやかで強いコシとなめらかなのど越しが特徴。
厳選した小麦粉と瀬戸内の食塩、ごま油を原料に、職人の技で生地を熟成しながら丁寧に手延べし、瀬戸内の潮風と天日干しで作られています。

どちらかというと“おうちごはん”のイメージが強いそうめん。オーナーの安藤成子さんに、そうめん専門店をオープンした経緯をお聞きしました。
「ある日、香川県出身の友人から『おいしいそうめんがあるからぜひ食べてみて』と「島の光」をいただいたのがきっかけ。実際に食べてみて『そうめんってこんなにおいしいんだ！』と衝撃を受けたんです」。

それ以来、すっかり「島の光」のおいしさにハマったという安藤さん。
もともと代官山で営んでいた和食と和菓子の店『楚々』でもメニューとして提供。季節ごとの変わり種そうめんなどバリエーションが増え、ついに恵比寿にそうめん専門店を出店するに至ったのだそう。

場所はJR恵比寿駅西口から徒歩約3分。
店内の1階はすべてカウンター席で、2階にはテーブル席と個室も用意。
おひとり様なら1階に案内してもらえます。実際に一人で訪れる女性客も多いそう。

シンプルで洗練された空間は一人でも入りやすい雰囲気。
一人で知らないお店に行くのはドキドキしてしまう…という人でも、周りの目を気にせず自然体で過ごせるはず。

おしゃれなそうめん専門店『そうめん そそそ』がひとり飲みにおすすめな理由は、お酒と一緒に楽しめるおつまみメニューが充実していること。
そうめん「島の光」を使った一品料理を始め、約30種類ものメニューが揃っています。

食事のスタートや箸休めにぴったりなのが「パリパリそうめんサラダ」880円。
その名の通り素揚げしたそうめんをサラダにトッピング。レタスやアボカド、トマトなどの野菜に、揚げそうめんのカリッとした食感がアクセントになっています。

かまぼこをカルパッチョ風に仕立てたユニークな一品「カルペッチョ」800円。
蕎麦屋の定番おつまみ「板わさ」を洋風にアレンジした「そうめん屋さんの板わさ」です。

「オリーブ入りコロッケ」800円は、ゴルフボール大のコロッケの中に、種なしのオリーブが丸ごと1個入っています。
熱々ほくほくでビールにぴったり、オリーブの名産地である小豆島に思いを馳せた一品。

なんと、そうめんが春巻きになった「納豆高菜そうめん春巻き」720円。
もっちりとした歯ごたえのそうめんに、高菜の塩気と納豆の風味が絶妙なマッチング。
皮のカリッとした食感とのコントラストを楽しめます。

そして、アルコールはビールや日本酒、ワイン、サワー、ハイボールまで種類豊富。
スタンダードなメニューがひと通り揃うので、お酒が好きな人も十分楽しめるラインナップ。

なかでも女性に人気なのが、リンゴを発酵させて造るお酒「シードル」。
「ジンジャーシードル」は、生姜のスライスとミントを入れた爽やかな飲み心地。

「まずはお酒と一品料理を楽しんで、締めにそうめんを召し上がるお客様が多いですね。お酒は甘さ控えめでさっぱりめのメニューが多いので、お料理にもよく合うと思います。お酒とおつまみ3種盛りの「晩酌セット」もご用意しています」と安藤さん。

そして、お酒とおつまみでひとり飲みを楽しんだ後の楽しみは、締めのそうめん。
そうめんはメニューによってハーフサイズも用意されているので、一人前はちょっと多いという人も安心。

「『島の光』は何といってものど越しのよさが抜群。小麦の風味が豊かで、細くてもしっかりとしたコシがあります。冷たいそうめんはもちろん、煮込んでも伸びにくいので温かいお出汁でもおいしくいただけます。」と安藤さん。

種類豊富なそうめんメニューの中でも、一番人気は「ふわふわ釜玉」720円。
卵白をふわふわのメレンゲに泡立て、濃厚な黄身をのせた一品。
茹で上げたそうめんに卵黄とメレンゲがたっぷり絡み、ふんわりつるりとした口当たりが絶妙。小豆島・金両醤油の旨みのある出汁醤油をかけていただきます。

女性に人気のそうめんが「明太クリームそうめん」1100円（ハーフ 660円）。
器の中は一面のピンク色！ クリーミーなスープがそうめんにたっぷり絡んで後を引くおいしさ。
明太子の辛味は生クリームで抑えられ、まろやかでコクのある味わいに仕上げています。

暑い時季にぴったりな「しらす梅おろしそうめん」950円（ハーフ 550円）。
梅干しの酸味と大根おろし、しらす干しの相性が抜群のさっぱりした味わい。
食欲がない日でもつるっといただけるひと皿。

ワインにも合いそうな「大葉ジェノベーゼそうめん」950円（ハーフ 550円）。
大葉の爽やかな香りが口いっぱいに広がる、イタリアンテイストのそうめん。香ばしくローストした松の実の食感、梅干しの酸味に食が進みます。

和風を始め、イタリアンやアジアなど、どんな食材や調味料とも相性のよい「そうめん」。
「たかがそうめん、されどそうめん」のキャッチフレーズ通り、まさにそうめんの可能性は無限大！

女性ひとりでも入りやすい店構えに、少しずついろいろなメニューを楽しめて、そうめんならお酒を飲んだ後もつるりと食べやすくヘルシーな点も魅力。
“そうめんとお酒”って合うのかな…？ と最初は思いましたが、実は女子のひとり飲みにぴったりなお店なのです。
もちろん、ノンアルコールで食事のみの利用もOK。

季節に合わせて限定メニューも登場するそうなので、ぜひ、今年の夏は「そうめんでひとり飲み」を満喫してみては。