仕事帰りや旅先で、気になったお店にふらりと入ってみたい。誰かと約束していなくても、もっと気軽に飲みに行きたい。そんな風に「ひとり飲み」を楽しむ女性が増えています。 自由にマイペースに楽しめる、女性のひとり飲みにぴったりなお店をご紹介します。
おひとり様にやさしい三軒茶屋のネオ酒場『ニューマルコ』でフォトジェニックな料理とお酒を楽しむ夜
※営業時間・定休日・メニュー等が変更となる場合があります。詳細は店舗までご確認をお願いいたします。
ひとりでもゆっくり過ごせる三軒茶屋のおしゃれ居酒屋『ニューマルコ』
渋谷から電車でわずか2駅、「三茶(さんちゃ)」の通称でもおなじみの街・三軒茶屋。
都心からのアクセスもよく、話題のお店が次々と登場する一方、街で何十年も続く八百屋や総菜屋もまだまだ現役。若い人たちが生み出す新しいエネルギーと、昭和の庶民的でのどかな生活感が同居するような独特の空気に何ともいえない心地よさを感じる街です。
なかでも三軒茶屋には、駅前の有名な飲み屋ゾーン・通称「三角地帯」を始め、居酒屋やバーなどさまざまな飲み屋さんが充実していることも大きな魅力。ちなみに、茶沢通りの先、三軒茶屋と下北沢の中間あたりは「奥三茶」とも呼ばれ、センスのよいお店が点在するエリアとして注目を集めています。
今回訪れた『ニューマルコ』は、そんな奥三茶エリアで絶大な人気を誇るネオ酒場『マルコ』の姉妹店。
ビルの2階にあり、看板だけのシンプルな入口は素通りしてしまいそうなほど控えめな佇まいですが、通りに面した大きな窓と「ニューマルコ」の大きなネオンサインが目印。
店のコンセプトは「より個人を大切に」。店内はカウンター11席のみのコンパクトな造りで、一人でも落ち着いて過ごせる空間を目指しているそう。
入って手前がカウンター席、奥の窓に面したテーブルはスタンディングの立ち飲みスペースになっています。
「お客さまは女性の方が圧倒的に多いですね。お一人でふらりと立ち寄られる方や、予約して一人でコースを召し上がる方と、過ごし方のスタイルもいろいろ。近くの大学に通う学生から、地元に住んでいる方まで、お客さまの層も20代から40代くらいと幅広いです」と、店長の鈴木さんが言うとおり、店内は女子率高め。
日にもよりますが、平日でも18時にはほぼ満席。確実に入りたいときは、一人でも予約したほうがよさそうです。
フォトジェニックな創作和食は映え度抜群! 料理は1人分でもオーダー可能
和食がベースの創作料理は、素材や季節感を生かした華やかな盛り付けが魅力。一人でもいろいろな料理を少しずつ味わえる「前菜盛り合わせ」は、ひとり飲みのスタートにぴったりです。
ちなみに、この日の盛り合わせは「とちおとめの白がけ」「合鴨とネギの焼き漬け」「新蓮根と三関セリのツナマヨ和え」など。
女子ウケ抜群&インスタ映え確実な料理の数々。出来上がった料理が運ばれるたび、カウンターのあちこちから「わあ、きれい!」「かわいい~!」といった歓声が聞こえてます。
そして映え度ダントツな人気メニューが「トロ玉角煮ポテサラ」(写真は2人盛り)。
細かくほぐした豚の角煮を混ぜ込んたポテトサラダに黄身の醤油漬けをかけた、実にフォトジェニックなひと皿です。オニオンチップスのクリスピーな食感もアクセント。
また、料理はあらかじめ1人分ずつ取り分けて提供してくれるのもポイント。おひとり様にはハーフサイズでも用意してくれるので、少しずついろいろ食べたい女子にはうれしい限り。
季節替わりのメニューから「鱈白子と芽キャベツのグラタン(写真は1人前)」。クリーミーな白子と熱々濃厚なベシャメルソースは相性抜群。これは絶対白ワインがほしくなる!
「あん肝の蓮根はさみ揚げ(写真は1人前)」は、最強の酒の供「あん肝」を蓮根でサンドした一品。シャキシャキの蓮根とねっとりあん肝のコンビネーションがたまりません。日本酒か、はたまた白ワインで攻めるか…いずれにしてもお酒が進みすぎる。
こんな風に『ニューマルコ』には、お酒好きの心を鷲づかみにするメニューが大集合。
アラカルトはもちろん、前菜からメイン、食事まで少しずつ味わえる「おまかせコース」でのオーダーも可能。
あと、締めには名物の「イクラぶっかけおにぎり」も外せません。
クラフトビールや自然派ワインなど和食によく合うアルコールメニューが魅力
料理に合わせていろいろ楽しみたいお酒も、ビールにサワー、日本酒、ワインまでと充実のラインナップ。
いちばん左の「瀬戸内塩レモンサワー」は、すっきりとした酸味と塩味が食事によく合います。
月替わりで登場する樽生クラフトビールは3種類。国内の人気ブルワリーから仕入れるビールを始め、ここでしか飲めないオリジナルクラフトビールもあり。
ワインは自然派ワインや国産ワインを中心に約100本を用意。やさしく穏やかな味の自然派ワインは和食にもよく合います。
賑やかだけど騒がしすぎない店内は横並びのカウンター席なので、一人でも自分のペースで食事とお酒を楽しめそう。
ほか『ニューマルコ』の近くには、本店『マルコ』を始め、系列店の『コマル』『食堂かど』の計4店舗があります。それぞれ雰囲気やコンセプトが異なるので、三軒茶屋で自分に合うお店を探しに巡ってみるのもよさそうです。
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ニューマルコ
ニューマルコ
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東京都世田谷区太子堂2-28-2 ライファービルⅡ 2F
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東急田園都市線 三軒茶屋駅より徒歩6分
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3,000円~4,000円
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定休日 不定休
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営業時間 17:00〜24:00(LO 23:00)/土 15:00〜24:00(LO 23:00)/日祝 15:00〜23:00(LO 22:00)
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