仕事帰りや旅先で、気になったお店にふらりと入ってみたい。誰かと約束していなくても、もっと気軽に飲みに行きたい。そんな風に「ひとり飲み」を楽しむ女性が増えています。 自由にマイペースに楽しめる、女性のひとり飲みにぴったりなお店をご紹介します。

おいしい野菜とオーガニックワインで乾杯! 新宿「お野菜小皿料理のワインバル Kiboko」でひとり飲み

「お野菜小皿料理のワインバル Kiboko」料理イメージ
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開放感たっぷりの店内! 広いカウンター席が女子ひとり飲みにぴったり

「お野菜小皿料理のワインバル Kiboko」店内イメージ

※営業時間・定休日・メニュー等が変更となる場合があります。詳細は店舗までご確認いただくことをおすすめします。
●Facebook vegan.organicwinebar
●instagram kiboko_tokyo

仕事に恋に自分磨きに、女子会のあとはインスタ投稿・・・と、女子の日常はとても忙しい
特に仕事が忙しくなると帰宅も遅くなりがちで、家に着くころにはへとへと…
もはや料理をする体力も気力も時間もなく、何よりお腹が空いたし、一刻も早くビールが飲みたい!

こんなときに、おいしいお酒を飲みながらヘルシーな夜ご飯を食べられるお店があったら…。

「お野菜小皿料理のワインバル Kiboko」店内イメージ

そんな、はたらくお疲れ女子のひとりご飯にぴったりなお店が、新宿二丁目にある『お野菜小皿料理のワインバル Kiboko』。
安心安全なオーガニックの素材を使った料理や、動物性の食材を使わない「ヴィーガン料理」をいただけるお店です。

店は新宿二丁目の交差点に面したビルの中にあるため、窓からの景色を遮る建物がなく開放感たっぷり

「お野菜小皿料理のワインバル Kiboko」店内イメージ

さらに、窓越しに見えるのは緑豊かなけやき並木
初夏には枝葉がぐんぐんと伸びて、店内まで届きそうな勢い。
自然のパワーがすごい!!
鮮やかな天然のグリーンが視界いっぱいに広がります。

すぐ近くには『新宿御苑』があり、どこかマイナスイオンの癒しを感じる空間。
新宿の中でも、この界隈にはひときわゆったりとした空気が流れていて、仕事の疲れやストレスもすっきりデトックスできそう。

「お野菜小皿料理のワインバル Kiboko」の店内カウンター席

ひとり飲みにぴったりなのは、ゆったりとしたカウンター席
まったりと食事とお酒を楽しむのもよし、外の景色を眺めつつのんびり飲むのもよし。
席の間隔が広いので、周りを気にすることなく一人の時間をゆっくり過ごせます

ちなみに、『Kiboko』は新宿二丁目のドトールがあるビルの4階。エレベーターはありません
ビールをおいしく飲むための運動と思って、階段をかけ上がりましょう。

まずはビールで一人乾杯!
広い空と新宿の街並みを眺めながら飲むビールは最高です。

「お野菜小皿料理のワインバル Kiboko」のオーガニックビール

「オットンオーガニックビール」「カンナビア(ヘンプビール)」各900円

奄美群島の「オットン」という固有種のカエルが描かれた「オットンオーガニックビール」は、オーガニック麦芽とオーガニックホップを使ったプレミアムな国産ビール。

もうひとつは、ドイツ産の無農薬の麦芽、ホップ、ヘンプ(麻)を使った「カンナビア」。

2種類のオーガニックビールはどちらも柔らかな飲み心地で、ゴクゴクと一気に飲み干せてしまいそう。

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お酒が好きな女性オーナーが作る、オーガニック野菜たっぷりのヴィーガン料理

「お野菜小皿料理のワインバル Kiboko」店内イメージ

イギリスが発祥といわれる「ヴィーガニズム」とは、ひと言でいうと「動物から搾取しない生き方」を実践するライフスタイル。
日本ではまだ認知度が低いヴィーガンですが、欧米では若い層を中心に広がりを見せています。

東京にはヴィーガンの店はまだまだ少ないのが現状。
このため、『Kiboko』には海外からの観光客もたくさん訪れます。

肉や魚はもちろん、卵や乳製品など動物性の食材を一切使わない「ヴィーガンフード」は、どこかストイックなイメージも。

野菜をたくさん食べられるのがうれしい一方、お酒に合うのかな? お腹いっぱいになるかな? という不安が飲ん兵衛女子の頭をよぎりますが…。

「お野菜小皿料理のワインバル Kiboko」オーナシェフの沼波奈緒子さん

オーナーシェフの沼波奈緒子さん曰く「私もお酒が好きなので、お酒との相性を考えたヴィーガンメニューをご用意しています。
ヴィーガンであることより、何より“おいしい”ことが大切!
ワインを飲みながらヘルシーな料理を食べたい、という日に、一人で気軽に立ち寄っていただけたらうれしいです
」。

自然体でおだやかな笑顔が素敵な沼波さん。
サバサバした性格のお姉さんといった雰囲気で、女子一人で行ってもリラックスして過ごせそうです。

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家飲みのお供に! テイクアウトでもおいしいヴィーガン料理を楽しめる

「お野菜小皿料理のワインバル Kiboko」の「テイクアウトランチBOX」

メインが日替わりの「ランチBOX」1,200円。オーガニック野菜たっぷり、モチモチ食感の玄米ご飯もおいしい

ちなみに現在は、 テイクアウトにも対応しながら営業中。
テイクアウトのランチメニューはメインが日替わりの「ランチBOX」と「チリコンカンライスボウル」。

メニューを通常より絞っている場合があるため、テイクアウト・イートインともに予約がおすすめ。電話またはSNS公式アカウントからメッセージにて予約注文ができます。
●Facebook vegan.organicwinebar

「お野菜小皿料理のワインバル Kiboko」の「パクチー餃子」

看板メニューの「パクチー餃子」は、持ち帰り用の冷凍真空パックも用意。
事前予約でのテイクアウトのほか配送にも対応してくれるので、自宅でのひとり飲みにもぴったり

※営業日・営業時間変更の可能性あり。最新情報は電話またはSNSにてご確認ください
※テイクアウトで10食以上注文の場合は前日までに要予約
※「無添加冷凍パクチー餃子」は公式サイトの問い合わせフォームから配送注文可能

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ヘルシーなヴィーガン料理は仕事が忙しい女子におすすめ

「お野菜小皿料理のワインバル Kiboko」の「野菜の生春巻き」

「ベトナム風生春巻き」600円

通常のメニューから、まずは、レタスやニンジン、大根などの野菜がぎゅうっと詰まった「ベトナム風生春巻き」。
がぶりと頬張ると、野菜のシャキシャキ食感が口いっぱいに広がりとても爽やかな食べ心地。
さっそく胃が元気に動き出すのがわかります。

「野菜を食べている!」という充実感を得られる、食事のスタートにぴったりな一品。
軽やかな味わいがビールにもよく合います。

「お野菜小皿料理のワインバル Kiboko」の「野菜のせいろ蒸し」

「旬野菜のせいろ蒸し」600円。黒酢か胡麻ダレを好みで付けて

もう一品、おすすめの前菜は「旬野菜のせいろ蒸し」。
根菜や葉野菜など、季節の野菜の食感や風味をストレートに味わえます。

ちなみに、野菜は無農薬や有機栽培など、できる限りオーガニックな国産のものを、
醤油や酢、味噌などの調味料は、昔ながらの製法を守り続ける作り手のものを使用しています。

やはり何といっても野菜がおいしい!
身体の中から浄化されるようなこの感覚・・・。
野菜をもっとモリモリたくさん食べたい!という欲求が内側から沸き上がってきます。

「お野菜小皿料理のワインバル Kiboko」の「ヴィーガンスパニッシュオムレツ」

フレンチシェフも絶賛した、卵を使わないヴィーガン仕様の「スパニッシュオムレツ」500円

ヴィーガンスパニッシュオムレツ」は、見た目も味もオムレツそのもの。
とても卵を使っていないとは思えないほどのオムレツ感!

ふんわりとろりとした卵のような舌触りは、豆腐やカボチャ、山芋などを使って再現。
ジャガイモのホクホク食感でボリュームも十分。

料理の旨みには昆布やしいたけ、きのこ類から取った出汁を使用。
どの料理も味付けや食感に工夫がされていて、ヴィーガンといっても物足りなさはなくしっかりとした満足感を得られます

そして、いろいろな野菜を使った料理は見た目もカラフルなものが多く、SNS映え抜群!

女子のひとり飲みというと「どんだけ酒好き?!」と、どこか不健康なイメージを抱かれそうで心配ですが、ヴィーガンのお店なら“健康に気を使い”ながらお酒を楽しむ“意識高い系”な私をアピールできそう。

「お野菜小皿料理のワインバル Kiboko」の「パクチー餃子」

「パクチー餃子」800円

大人気の「パクチー餃子」は、パクチーが苦手な人もパクパク食べられるという、こちらの看板メニューのひとつ

雑穀などを使った餡はもちもち&プチプチ食感で食べ応えあり。こちらも動物性素材はもちろん、ニンニクやネギ、ニラなどの“五葷(ごくん)”も入っていません。

カリッと焼けた皮が香ばしく、これはビールはもちろん、白ワインにもぴったり!

このようにジャンルレスで無国籍な『Kiboko』のヴィーガン料理は、お酒に合うおいしいものがテーマ。
ほかにも、「車麩のてりやき串」や「トリッパ風トマト煮込み」など、イタリアンや中華、エスニックまで、食べることが大好きな沼波さん曰く「ごちゃ混ぜ(笑)」で幅広いラインアップになっています。

また、すべて植物性の素材で作られるヴィーガンフードは消化が早く、胃腸への負担が少ないのもポイント。
遅い時間の食事や、体調をリセットしたいときにもおすすめです。

このため、常にベストなコンディションを保ちたいリア充女子にとって、ヴィーガンはうれしいことずくめな料理なのです。

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料理と一緒に楽しみたい、身体にやさしいオーガニックワインが充実

「お野菜小皿料理のワインバル Kiboko」のヴィーガンワイン

ワインはグラス600円から、ボトル5500円から用意

ヘルシーな料理と一緒に味わうお酒は、ビールのほかオーガニックワインヴィーガンワインを用意。

なかでも、沼波さんのおすすめはフレッシュな味わいのオーストリアワイン
サラリと軽い喉越しで飲みやすく、野菜料理によく合う」のだそう。

「お野菜小皿料理のワインバル Kiboko」のワインイメージ

生産量が少ないオーストリアワインは、日本ではまだ珍しい存在。
オーストリアはオーガニック大国とも言われており、小規模ながら品質にこだわる、誠実さを感じるワイナリーが多いのだそう。
お酒好き女子としては、オーガニックワインはたくさん飲んでも二日酔いになりにくそうな点も魅力。

ちなみに、アルコールのほかにも、在来種薬草茶やハーブティーなど、健康によさそうなソフトドリンクも揃っています。

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はたらく女性を応援したい! オーナーの温かな思いが表れたワインバル

『Kiboko』のラストオーダーは22時
ヴィーガンやマクロビのレストランは夜早めにクローズするお店が多い中、
遅い時間でも、身体にやさしい料理とお酒を楽しめるのはうれしいポイント。

沼波さんの思いのベースにあるのは“はたらく女性を応援したい”ということ。

昨今、原因不明のアレルギーや体調不良に悩む人が増えていることや、仕事の忙しさで体調を崩した自身の経験から、30代に入った頃から「食べものと身体の関係性」について考えはじめたのだそう。
その後、自然食の勉強に取り組み、2016年にヴィーガン料理とワインのお店『Kiboko』をオープンします。

若い頃はいいけれど、年齢を重ねるうちに食べたものが体調にも現れるようになります。
忙しいときや疲れているときこそ、ここで食事とお酒を楽しみながら、身体をいたわってもらえたらうれしいですね
」。

このため、お店の場所もはたらく女性が多い都心部にこだわったのだそう。
新宿で物件を探したのですがイメージに合う場所が全然なくて、半分諦めかけていたとき、たまたまこの物件に出合って「ここだ!」と思ったんです」。

「お野菜小皿料理のワインバル Kiboko」店内イメージ

店名の『キボコ』とはスワヒリ語で「カバ」のこと。
カバは哺乳類の中でもっとも大きな草食動物のひとつ。
いつも水の中でのんびり寝ているイメージですが、実は力強い生き物。

店内のあちこちに置かれたカバのグッズや本も、ナチュラルなこの空間によく合っています。

おいしいヴィーガン料理とワインはもちろん、開放感たっぷりの極上空間もごちそうの『Kiboko』。
大都会新宿で、心の底からホッと肩の力を抜くことができる、とても希少なお店です。

店舗情報
オヤサイコザラリョウリノワインバル キボコ
Kiboko お野菜小皿料理のワインバル
電話をかける
電話番号:03-6380-1709
東京都新宿区新宿2-5-8 志村ビル4F
都営新宿線 新宿三丁目駅より徒歩1分
東京メトロ 新宿三丁目駅より徒歩2分
東京メトロ 新宿御苑前駅より徒歩5分
3,000円~5,000円(ランチ:1,000円~2,000円)
定休日 日・月曜
営業時間 13:00〜17:00(L.O.16:30)、17:00~23:00(L.O.22:00)※火曜はディナーのみ営業
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