仕事帰りや旅先で、気になったお店にふらりと入ってみたい。誰かと約束していなくても、もっと気軽に飲みに行きたい。そんな風に「ひとり飲み」を楽しむ女性が増えています。 自由にマイペースに楽しめる、女性のひとり飲みにぴったりなお店をご紹介します。
上野の昼飲みにもおすすめ! アメ横の立ち飲み酒場「呑める魚屋 魚草」のおいしい魚と日本酒でひとり飲み
上野の飲ん兵衛の聖地「アメ横」で女子ひとり飲みに挑戦
一人で動物園へ行くのはちょっと勇気がいるかもしれないが、中に入ってしまえば意外と平気!
※営業時間や営業形態が変更となる場合があります。詳細は店舗へご確認をお願いいたします。
今回訪れたのは、ソロ活好きな女子におすすめの街『上野』。
『上野公園』にある美術館や博物館を自由に巡るのもいいし、やろうと思えば“一人動物園”を楽しむことだって可能。
下町らしい町並みで人気の谷根千エリアにも隣接しているので、気の向くままに散策したり、自分のペースで一人の時間を満喫する女子の姿も少なくありません。
しかし、散歩や美術館めぐりは意外となかなか体力を消耗するものです。
たくさん歩いて疲れた。お腹すいた。喉かわいた。
ビール飲みたい・・・
というつぶやきが脳内をよぎったが最後、頭の中で「ビール飲みたい!」のループが止まりません。
ああ、ビール飲みたい。飲みたい…。
そんな疲れと渇きを癒すのに最適な上野のスポットといえば飲ん兵衛のオアシス『アメ横』。
『アメヤ横丁商店街』通称『アメ横』周辺は、ガード下を中心に庶民的な居酒屋や立ち飲み屋が密集する、上野随一の庶民的な飲み屋街。
アメヤストリートを歩くと、昼間から1杯キメている人生の先輩たちの姿もちらほら…実にうらやましい。
私も、ここアメ横のディープな酒場で1杯ひっかけてみたい!
とはいえ、女子一人でこの界隈の老舗酒場へ飛び込むのは、さすがにちょっと勇気がいるというもの。
酸いも甘いも知りつくした人生の達人が集う、ひとり飲み上級者向けな店では、私のような小娘はアウェー感満載で、確実に浮きまくるに違いない。
アメ横ガード下『魚草』は女子ひとりでも気軽に入れるオープンな立ち飲み屋
そんな、ひとり飲み初心者の酒場好き女子におすすめのお店が、アメ横商店街にある『呑める魚屋 魚草』。
気軽に寄れる雰囲気の立ち飲み屋さんで、おひとり様の女性客も多いのだそう。
周りにはケバブ屋やアジア料理のお店が並び多国籍な雰囲気。
“腰を据えて本格的に飲む”というより、その辺でタピオカミルクティーを買い求める感覚で、ビールとおいしい魚をサクッと楽しめます。
ここなら、ひとり飲み初心者も安心!
ちなみにオンラインショップもあるので、家でゆっくり堪能したい人にはこちらもおすすめ。
おいしい料理で家飲みをもっと楽しく! 人気店のテイクアウト&お取り寄せ
『魚草』にたどり着くと、「サッポロ黒ラベル(小瓶)」が大量の氷水に浮かびながら私を待っていた。
氷でキンキンに冷えたビールが、ゴクゴクと喉を駆け下りる爽快感・・・。
まだ陽が高いうちから、アメ横の雑踏を眺めつつ飲むビール…間違いなく最&高!!!
ちなみに、飲み物と料理はキャッシュオンデリバリー。ビールは瓶のままラッパ飲みが魚草スタイルです。
『魚草』は、路上に面した(というか路上と一体化した)お店で、扉や壁などはないオープンエアな造りのため、解放感は抜群。
場所はアメ横のシンボル『アメ横センタービル』の斜め向かいあたり。『魚草』と大きく描かれた看板が目印。
20人ほどで一杯になる店内は混んでいることも多いけれど、店のスタッフに「一人です!」と伝えれば、女子ひとり飲みに最適なスペースを確保してくれるはず。
店を切り盛りするのは、爽やかな笑顔が好青年風の社長・大橋磨州さん(左)と、竹原ピストル似の店長・佐々木拓郎さん(右)。
「女性一人のお客さまも大歓迎です! 一人で来られる女性客も多いですし、女性のひとり飲み同士で意気投合している方もいますよ」ということなので、安心してひとり飲みを楽しめそう。
一人でもいろいろ楽しめる「おひとり様サイズ」のおつまみが充実
ビールで喉を潤したら、お店の名物メニューをひと通りチェック!
『魚草』では、三陸地方をはじめ、全国から仕入れる新鮮な魚介を1品500円で堪能できます。
お酒と料理のセットは1000円。
社長の大橋さん曰く「せっかくアメ横でお金を使ってもらうなら、本当にいいものを提供したい」という思いから『魚草』では「アメ横史上、もっとも価値のある1000円」をコンセプトに掲げています。
「生牡蠣(2ピース)」お酒とセットで1,000円。牡蠣は季節によって国内のさまざまな産地から入荷
ツヤツヤぷりっぷりの生牡蠣…サイズが大きい!
注文を受けてから殻をむいてくれる牡蠣は、口いっぱいに海の香りと濃厚ミルキーなうまみが広がります。
料理はひとり飲みにちょうどいいポーションなので、いろいろなメニューを楽しめるのがうれしい。
ここでしか味わえない希少な魚介も! 仕入れのクオリティが半端ない!
「刺身3点盛り合わせ」お酒とセットで1,000円。この日のお刺身は、ヒラメ、メバル、マグロの焼霜造り
魚屋といえば、やはり「刺し盛り」は外せない。
『魚草』では、淡路で獲れた神経締めの魚や、最新の技術で管理されるCAS冷凍の魚介を、信頼関係のある生産者から仕入れています。
魚はどれも、味にうるさい飲んべえ女子も納得のクオリティ。
ともすると“安かろう悪かろう”になりがちなアメ横のイメージを、いい意味で裏切ってくれます。
宮城県気仙沼で獲れるモウカザメの心臓の刺身「モウカの星」500円。別名“海のレバ刺し”とも呼ばれる
そして、一番人気の「モウカの星」。
鮮度が落ちるのが早いため、産地以外にはなかなか出回らないモウカザメの心臓。
東京ではとっても希少! これを目当てに来店する人もいるそうです。
胡麻油と塩を付け、ニンニクをちょびっと添えて、レバ刺しのようにいただきます。
とろりとした食感と濃厚な旨みがあって、うん、これは珍味!
これは・・・間違いなく、ビールより日本酒が合う!
日本酒好き女子集まれ! 有名銘柄の地酒もオール500円!
そして、『魚草』には、東北の蔵元を中心に20種類の地酒が揃っています。
お店の壁には、その日入荷の銘柄がずらり。
しかも、銘柄の有名無名に関係なく、どれも1杯500円で飲めるのがうれしい!!
日本酒の品揃えが充実しているため、日本酒好きなひとり飲みの女性客も多いそう。
何を飲もうか迷ったら、常連さんがおすすめのお酒を教えてくれることもあるのだとか。
おすすめの日本酒を聞いてみたところ、左から「月山(島根県/吉田酒造)」「月の輪(岩手県/月の輪酒造)」「誠鏡(広島県/中尾醸造)」とのこと。
「いろいろな銘柄を置くことで、日本酒がお客さん同士のコミュニケーションツールにもなっています。戦後の闇市からスタートしたアメ横には、独自の“立ち飲み文化”があるんです。常連さんにも世話好きな人が多いんですよ」と大橋さん。
下町っぽい温かさと、アジアの市場のようなカオス感をミックスしたような、アメ横ならではの雰囲気、ちょっとクセになりそうです。
そして『魚草』へ来たら、ぜひ食べてほしいのがこちら!
締めに、何かご飯ものを食べたいと思って頼んだ「いくら丼」500円。
器の淵ギリギリまでたっぷりと盛られたイクラ!
この盛りのよさで500円とは、たぶん上野でもっともお得感のあるイクラ丼に違いありません。
イクラもご飯もしっかり量があって、かなり満腹になりました。
おひとり様なら「ご飯少なめ」でオーダーしてもよさそう。
イクラ丼を完食して、すっかり満腹&ほろよい気分。
締めて3000円でアメ横グルメを満喫!
ちなみに『魚草』は11時から営業しているので、昼間から一人飲みを楽しむこともできます!
ワンコインでアメ横ガストロノミーを堪能できる『魚草』。上野アメ横に来たら、ぜひ訪れてみてくださいね。
※営業時間や営業形態など、詳細は店舗へ問合せ、または店舗SNSにてご確認ください。
●Facebook @Uokusa
オンラインショップも開設! 鮮度抜群の刺身や生牡蠣を家飲みでも楽しめる
上記でご紹介したお刺身や魚介は、オンラインショップでのお取り寄せも可能。
>>おいしい料理で家飲みをもっと楽しく! 人気店のテイクアウト&お取り寄せ
東京ではなかなか味わえない「モウカの星」を始め「どんこの肝和え」「生牡蠣」「タラバガニ」などの人気メニューを自宅でも楽しめます。
お刺身はCAS凍結のため、獲れたての鮮度で冷凍保存。刺身パックは約5分で流水解凍できるので、食べたいときに食べたい量を楽しめます。
▼呑める魚屋 魚草 オンラインショップ
uokusa.jp
<商品例>
・店主厳選 海鮮おまかせ詰め合わせ 5,000円
・三陸とれたて市場「絶対鮮度」の海の幸 おまかせ詰め合わせ 5,000円
・築地蟹商 数量限定・マルズワイの食べ放題セット 3,800円
・あなた史上最大のタラバガニの脚詰め合わせ 10,000円
どのセットもかなりお得感のある内容なので、ぜひ家でおいしいお酒と一緒に楽しんでみては。
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ノメルサカナヤ ウオクサ
呑める魚屋 魚草
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電話をかける
電話番号:090-2436-4855
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東京都台東区上野6-10-7 アメ横プラザ
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JR上野駅より徒歩5分
JR御徒町駅より徒歩5分
東京メトロ 上野広小路駅より徒歩6分
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2,000円~3,000円
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定休日 第2水曜
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営業時間 11:00~20:30(20:15L.O.)、土日祝11:00~19:30(19:15L.O.)
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