意外と穴場！ スイーツも美味しい【銀座の隠れ家カフェ】

『東急プラザ銀座（Tokyu Plaza Ginza）』1階の新橋寄りにあるガラス張りのカフェ。こだわりのコーヒーやスーパーフード、オーガニックを中心としたメニューを楽しめるオーストラリアカフェ&レストラン。

メニューはオーストラリアのライフスタイルからインスパイアされた料理。"食べる"という日常の行為だからこそ、心にも身体にも喜びを与えたいという、「EAT POSITIVE」のコンセプトを掲げている。見た目に鮮やかで美しく、オーガニックやスーパーフードといった身体にいい食材にこだわっているのだ。

『ルミネ有楽町』内にある『カフェ＆ブックス ビブリオテーク 東京・有楽町』は、毎日がちょっぴり楽しくなる本やアート、デザイン雑貨をセレクトしたショップを併設するカフェ。

店名の『ビブリオテーク』とはフランス語で『図書館』のこと。店内は白色を基調とした明るくスタイリッシュな雰囲気で、読書をしたりアートを楽しんだりしながら優雅なカフェタイムを過ごせる。

人気のデザートはパンケーキ。生地にヨーグルトを混ぜ込んで焼き上げたパンケーキは、しっかりとした厚みがありつつも、外はカリッと香ばしく、中はふわふわもっちり。春はイチゴ、夏には桃やイチジク、秋には栗やさつまいといったように旬のフルーツを月替わりで組み合わせる。ほかにも、スパイスの効いた「くるみとレーズンのキャロットケーキ」などもラインアップ。

2023年3月にオープンした『ル サロン ド ニナス 日比谷』。フランス・パリのヴァンドームに本店を構える紅茶ブランド『NINA'S（二ナス）』のティーサロン。ヴェルサイユ宮殿を思わせる時空を超えたラグジュアリーな空間で、日常から離れて優雅なティータイムを過ごすことができる。

香り高い『ニナス』の紅茶は種類豊富。天然の花びらやフルーツピースなどを用いて、ティーブレンダーが香り付けした繊細な紅茶で、身も心も癒される。

たっぷりのティーポットで提供されるので、午後のティータイムにはぴったり。スコーンやザッハトルテ、ミルクレープなどのケーキとともに堪能したい。

『銀座トレシャス』の6階にあるカフェ。コンセプトは「人々のライフスタイルに新しいカフェスタイルを」。オリジナルデザインの家具が並ぶ店内には、自然光がふんだんに差込み、柔らかい光に包まれる。日が暮れるとシャンデリアが輝き、まさに大人の社交場といった雰囲気。

フレンチ出身のシェフが手がける料理は遊び心やアイデアが満載。一番人気は手づくりの「カスタードプリン」。懐かしい固めなレトロプリンで、隠し味にコーヒーを加えたカラメルがビターな大人の味。濃厚なバニラアイスをのせてもかわいい。

ほかにも「ガトー・クラシック・オ・ショコラ」や「焦がしキャラメルの濃厚チーズケーキ」といったケーキ、「プリンパフェ」をラインアップ。

創業者ジュゼッペ・ジョリッティ氏によって1900年から始まったローマの老舗ジェラートブランド『Giolitti（ジョリッティ）』。イタリア王室御用達であり、映画『ローマの休日』に登場したことでも有名なブランドが、2021年6月に日本に進出。世界初となる新業態「ジェラートカフェダイニング」として、有楽町・銀座エリアという、上質なグルメを求める人が多い街で人気を博している。

メインのジェラートは全19種。美味しさにこだわって上質な素材を使い、毎日店舗で手づくりする。粘り気のある「王道のイタリアンジェラート」は、素材の味わいを活かした、濃厚な味わいが特徴。カップの「ダブル」は770円、「トリプル」は880円。

また、ティラミスをはじめ、ジェラートを使ったパフェなどイタリアを代表する数多くのスイーツも楽しめる。

東銀座の交差点から少し路地を入った場所にある、隠れ家的な雰囲気ヴィーガンレストラン&パティスリー。新宿や池袋などでも展開する人気店の本店で、旬の野菜をふんだんに使ったグルテンフリーの料理やオーガニックワインなど気軽に楽しめる。

カフェの一番人気は「天上のヴィーガンパンケーキ」。国産米粉を使ったふわふわ、しっとり食感のパンケーキ。自家製アイス、季節のフルーツをあしらった見た目のかわいさもポイント。

ほかにも豆乳チーズクリームを使った「ヴィーガンティラミス」、「ヴィーガンアイスクリーム」はセットドリンクとともに。オーガニック珈琲やオーガニック穀物コーヒー、抹茶などを選ぶことができる。

ベルギーの人気ショコラティエのショコラトリーが2023年9月に東京・銀座に日本1号店をオープン。高級感あふれる外観で、店内は黒を基調にしたシックなブティック。ショーケースにはさまざまなショコラが並ぶ。

2005年に立ち上げたチョコレートブランド『ブノワ・ニアン』は、シングルオリジンが特長で、焙炒から製品まで一貫して自らの工房で生産している。カカオ豆の美味しさを最大限に引き出したチョコレートは、いままで催事でしか楽しめなかったが、ここでは通年で販売している。

銀座3丁目の裏路地の雑居ビル4階にある隠れ家カフェ。シンプルでナチュラルなインテリアに囲まれた、ほっこりと落ち着ける居心地のいい空間が広がる。日中は窓からたっぷりの自然光が注ぐ開放的なカフェとして、夜には銀座の喧騒から離れた夜カフェとしてしっとりとした時間を過ごせる。

人気のカフェランチは、「日替りカレー」「バゲットサンド」「ロコモコライス」「ハンバーグ」など。コーヒーまたは紅茶を付けても1,580円～という銀座では考えられないリーブナブルな価格にも驚き。一番人気の「ハヤシライス」は、オーナーが仕込んだ特製ソースのまろやかでやさしい味わいが特徴。

2013年に一度閉店した『椿サロン』が2018年に銀座に戻ってきた。しかも札幌店で人気の「北海道ほっとけーき」が東京に初上陸。スイーツ好きをトリコにしている。

直径12センチほどの「ほっとけーき」は、卵白と卵黄を別立てで泡立ててから混ぜ、鉄板でじっくりと丁寧に焼き上げる。運ばれてくるときには、お皿の上でぷるぷると揺れるほどの柔らかさ。表面はこんがりキツネ色で、サクッとナイフを入れるととろとろの新食感を楽しめる。

小麦粉、牛乳、バター、卵、てんさい糖など、厳選した北海道産の食材を使用。無添加で安心・安全なのも嬉しい。

メニューは粒餡やバターを添えた「北海道ほっとけーき プレミアム」と、スパイシーなボロネーズソースといただく「北海道ほっとけーき ボロネーゼ」をはじめ、数量限定のシーズナブルメニューもあるので要チェック。

人気のブーランジュリー『VIRON』が手がける食パン専門店。食パンを買い求める人たちの行列でおなじみ。

『VIRON』同様に、小麦粉にとことんこだわり、食パンごとに使う品種を変えることで、それぞれ個性のはっきりしたパンが焼き上がる。

柔らかさと引きのある力強さが特徴の角食パン「JP」、北アメリカ産の小麦を使いもっちりした食感の「NA」、トーストに最適なハード系の山型イギリスパン「EB」。「並んででも食べたい」と、これらの食パンのおいしさに人々が行列を作るのだが、併設するカフェ『ラ・カンティーヌ セントル』で食べ比べてみるのがベスト。

銀座並木通り沿いにある『ロイヤルクリスタルカフェ 銀座店』。華やかな生花、ラリックやマリー・ローランサンの絵画やガラスの芸術品が飾られたエレガントな店内は、銀座の街にふさわしい気品に満ちている。

コーヒーは、自由が丘のコーヒーギャラリー『ロイヤルクリスタルコーヒー』の館内で焙煎された、炒りたてのコーヒー豆を毎日取り寄せている。最上級の「ハワイ・コナ」やジャマイカ連邦の高地で収穫された「ブルーマウンテン」など、紅茶は『マリアージュ・フレール』をラインアップ。『マイセン』や『ロイヤルコペンハーゲン』などのアンティークカップで提供してくれるのも特別感たっぷり。

『銀座シックス』に、注目すべきコーヒー専門店が登場した。『GRAND CRU CAFE GINZA（グラン クリュ カフェ ギンザ）』は、コーヒーハンター川島良彰氏の集大成ともいえるフラッグシップ店。農園や畑、樹の選別から、収穫、乾燥、保管、そして包装に至るまで、全工程に設けた厳格な品質基準で厳選した豆だけをラインアップしている。

通常のカフェならコーヒー1杯単位でのオーダーだがこの店は違う。メニューにある厳選された焙煎豆（100グラム入りボトル）を選び、ボトル単位で購入するボトルキープ制。100グラムで最大6杯分。厳密に温度管理されたコーヒーセラー内で大切に保管してくれるが、コーヒー豆の鮮度を保つため期間は2週間と短めなので要注意。

『東急プラザ銀座（Tokyu Plaza Ginza）』の地下1階、ちょっと奥まった場所にある、穴場的なカフェが『GRANNY SMITH APPLE PIE & COFFEE』。三宿に本店を構えるアップルパイ専門店の銀座店。

この店の自慢は"おばあちゃんのアップルパイと淹れたてコーヒー"。1台ずつ手作りなので、華やかさというよりは親しみやすい"おやつ"に近い。リンゴの品種、調理法などによってスタイルもさまざま。どこか懐かしくてほっとする味わいのアップルパイがずらりと並んでいる。

JR有楽町駅に隣接する『ルミネ有楽町店』の8階にある『豆ちゃ』は、京都祇園に本店を構える和カフェ。ナチュラルな木や和紙をあしらった店内は、明るく開放的で居心地のいい空間。半円型のソファ席は背もたれも高く、ゆったりとくつろいで過ごせる。

京都宇治の老舗茶園で丁寧に育まれた上質な茶葉を楽しめる食事メニューや、上品な甘さの甘味をラインアップ。「濃い抹茶のぜんざい」「濃い抹茶のアフォガード」「抹茶のレアチーズケーキ」など、お茶の風味を生かした和スイーツも充実している。

"カステラ一番"でおなじみ『文明堂』直営のカフェ&レストランが、銀座中央通り沿いの『イグジットメルサ』1階に2013年オープン。全面ガラス張りの窓、高い天井が開放感たっぷり。

どら焼き、カステラ、バームクーヘンなど『文明堂』自慢の和洋菓子をアレンジしたデザートメニューが人気。贅沢にも「特撰五三カステラ」を使用したフレンチトーストや、伝統のどら焼きをパンケーキにアレンジした「"三笠"パンケーキ」、特製の餡をのせた「特製クリームあんみつ」など、誰からも愛されるスイーツばかり。

銀座4丁目の交差点から1本裏通りにある隠れ家カフェ。地下なので、周りの喧騒が気にならない、ゆったりと落ち着いた雰囲気。

このカフェの目玉は、焼きたてワッフル。"コーヒーに合うスイーツ"を追求し、試行錯誤を重ねてたどり着いたのが、材料にこだわったワッフル。上質な小麦粉、牛乳のみで作る特製の生地を、オーダーごとに一枚ずつ丁寧に焼き上げる。外はサクっと、中はしっとりふわふわの食感に。バター、生クリーム、アイスクリームとの相性は抜群！　

バラエティー豊かで、スイーツ系ワッフル10種のほか、フルーツなど季節限定メニューも見逃せない。