隠れ家ディナーが大充実！ 目黒のおすすめディナー

渋谷区駒場にあった人気のビストロが2023年3月に目黒へ移転。「テーブルの上でフランスの旅」をコンセプトに、数々の名店で腕を磨いてきたシェフがフランスの伝統的な郷土料理を提供する。本格フレンチの技術やセンスを持ちながら、カジュアルに楽しめる料理ばかりなので、気兼ねなく過ごせる。

伊豆の野菜、天草の魚介など厳選した食材を使用。ときにはシェフ自らが現地に足を運んで選ぶというこだわりよう。太陽と土から生まれた力強さを感じられる料理として生まれ変わる。

目黒通りを白金方面へ。1階には色とりどりの花が咲き乱れるフラワーショップがあり、その脇の入り口を進むと3階に現れる南仏地中海料理のお店。プロヴァンス風のインテリアでまとめた店内は、ダークブラウンの木の床とアイボリーカラーの壁紙、シャンデリアからこぼれる温かな光に包まれて、まるで南フランスにいるかのよう。全20席というこぢんまりとした空間は、ほっと落ち着ける。

この店で提供するのは、旬の鮮魚や野菜をたっぷりと使ったヘルシーな地中海料理。人気のディナーコースはリーズナブル「ブイヤベースコース」（6,600円）。前菜盛り合わせ、ブイヤベース、リゾット、パン、デザート＆コーヒーのコースで、南仏の香りが漂う。

目黒・権之助坂を下った左手のビル4階にある和食店。シンプルな装飾と間接照明の温もりに包まれる店内は、板場に面した6席のカウンターと、20席ほどのテーブル席というほどよいこぢんまり感。テーブル席はすだれを下ろせば半個室として過ごすことができる。

料理は日本の四季の恵みを活かした和食。イチオシはA5ランクの国産和牛を用いた料理。松阪牛のさまざまな部位の「松阪牛炙り焼き」や「神戸牛せいろ蒸し」のほか、贅沢にもコロッケにした「松阪牛すきやきコロッケ」も人気。食材の旨味を最大限に引き出している。

東京・大山に1号店、上板橋に2号店を構える人気焼肉店『焼肉ギュービック』。昼はこれまた人気のグルメバーガー『ハングリーヘブン』として営業している。権之助坂の途中、一見アクセサリーショップかと思うスカルの看板が目印。

長年培ってきた信頼関係の上で独自に仕入れる肉は、かなり良質。この店の特徴は肉のサイズ感にあり！一番人気は、1センチ以上の厚みがある「上タン塩」。火入れの仕方で味わいも変わってくるので、自分の好みを見つけて。

2013年にオープンし、目黒の大人たちに愛されているスペインバル。権之助坂下にあり、紺色のかわいらしいファサードが目印。店内はカウンター席とテーブル席があり、ゆったりと上質なスペイン料理と美味しいワインを楽しめる。

コンセプトは「スペインワインと小皿料理を楽しむお店」。ピンチョスやアヒージョなど、さまざまなタパスが並ぶ。基本をおさえながらも、旬の食材を用いてシェフならではのユニークな組み合わせの料理も並ぶ。例えば「たらこ＆釜揚げしらすのアヒージョ」や「牛ハラミのステーキ 〜牡蠣のクリームソース〜」など、ワクワクするメニューが食欲をそそる。

目黒駅を出てすぐのビル5階にあるインド・ネパール料理『マダール』。店名はネパールの代表的な太鼓の名前。入口で靴を脱いでフロアに上がるスタイルで、オシャレな椅子が並ぶ店内はどこかほっとくつろげる雰囲気。

スパイスを駆使し、洗練されたインド・ネパール料理を提供。ランチでインドカレーを選ぶことはあっても、ディナーでしっかりと堪能する機会は意外と少ないかも。ここでは、肉や野菜など素材の旨みを最大限に活かした料理が並ぶ。

一番人気の「バターチキンカレー」は、タマネギやトマトから出る水分のみで調理。油分を極限まで減らし、黄金バランスで配合したスパイスをブレンド。滋味深い味わいで、胃もたれしないと評判だ。また、カレーとともにいただくのはナンでもチャバティでもなく、自家製パン「パロタ」。もっちりサクサクとした食感で、他では食べられない美味しさ。

目黒駅を出て恵比寿方面へ。鮮やかなオレンジに青い文字が書かれた看板が目印のトラットリア。カラフルなタイルの石窯も見え、外からでも厨房の活気が伝わってくる。テラス席もあり、気候のいい季節には夜風に吹かれて楽しむディナーもおすすめ。

アットホームな雰囲気の店内で味わえるのは、季節の食材をたっぷりと使ったカジュアルイタリアン。こだわりのピッツァは、北海道産の小麦粉を使い400℃のイタリア製の石窯で一気に焼き上げる。表面はパリッと香ばしく、中はもっちりと焼き上げる。定番の「マリナーラ」「マルゲリータ」から、トマト・バジリコ・オレガノ・モッツアレラチーズの「ナポレターナ」、シーフードたっぷりの「マーレ」まで、比較的シンプルなピッツァを楽しめる。

目黒駅の駅ビル内にある肉料理専門のダイニング。1956年創業の『小玉精肉店』から出発した『コダマ』が手がける肉バルなので、肉の品質の高さと美味しさは保証済み。

店内には熟成庫があり、最上位クラスの「US産アンガス牛」などを徹底管理している。看板メニューの「プライム ポーターハウス ステーキ」は、ヒレステーキとサーロインステーキの両方を一度に楽しめる部位「Ｔボーン」を使用。丁寧にドライエイジングし、職人が絶妙な火入れで焼き上げるので、シンプルに塩コショウだけで味わうべき逸品。ブームでは終わらない、熟成肉の旨さを堪能できる。

また、活ロブスター料理を楽しめるのも特徴。生きたまま空輸したロブスターは、店内の生簀で管理しているので、鮮度抜群。注文ごとにスチームまたはガーリックソテーし、濃厚な旨味とプリプリの食感を味わいたい。

独自のルートで仕入れたブランド肉を炭火で焼き上げた肉料理で人気のビストロ。ウッディーな空間は間接照明の温かな灯りに包まれた、居心地のいい雰囲気。テーブル席やボックス席のほか、オープンキッチンに面したカウンター席もある。

名物は「厚切りローストビーフ」。リブロースを丸一日かけてマリネし、じっくりと低温で4時間もかけて仕上げている。自家製のグレービーソースとレフォールクリーム、わさびでいただく本格派。厚切りだからこその噛み応え・食べ応えを堪能しよう。

ほかにも、「チーズ盛り合わせ」、ワインと相性抜群の「パテ・ド・カンパーニュ」、意外な組み合わせがヤミツキになる「切り干し大根とカニ風サラダのコールスロー」など、豊富なビストロ料理やイタリアンがそろう。

目黒で大人のためのレストランといえば、東京都庭園美術館の正門横にある『TEIEN Restaurant comodo』。目黒駅から歩くと10分ほどかかるが、それだけの価値のある一軒。緑豊かで美しい庭園に囲まれ、季節の移ろいを感じられる空間は都心にあるとは思えないほど。特にディナータイムはライトアップされた幻想的な庭園を眺められるとっておきの時間。

料理は旬の食材を用いて、美しく仕上げたイタリアンとフレンチの融合。お手頃な「A cena」メインが選べる全5皿のディナーコースは、前菜、スープ、選べるメイン、パスタ、デザート盛合せとカフェで5,500円から。Wメインの「シェフのおまかせディナー」でも7,000円と、コスパが高い。スタッフのサービスも一流なので、記念日ディナーに最適。

天井にはカラフルな番傘、壁には和柄の手ぬぐいが飾られた和モダンな雰囲気の店内。ゆったりと座れるテーブル席のほか、4人まで利用できる完全個室もあり、駅チカで宴会や飲み会をするときにも使い勝手のいいお店。

店名の通り「お米」にこだわるお店。お米マイスターが厳選した特A受賞米の「ゆめぴりか」を、オーダーごとに専用の水で炊いた土鍋ご飯で楽しめる。一番人気は「鮭とイクラの土鍋ご飯」。宝石のように輝くいくらがどっさりのった見た目も女子ウケポイント。ほかにも「高菜と明太バターの土鍋ご飯」「真鯛の土鍋ご飯」「鰻の土鍋ご飯」などを用意している。