世界に誇る日本のスーパーフード「海苔」に注目！ 『権八 NORI-TEMAKI 原宿』が表参道にオープン！

ブッシュ大統領と小泉首相が会談を行ったことから一躍有名になった『権八』。
映画『キル・ビル』の撮影舞台になるなど、海外からも注目されている和食店です。

近年では、日本のみならず、海外からも予約が殺到するほど。
国内でも「海外のゲストをもてなすなら『権八』」とも言われているそうです。

その『権八』が、外国人観光客の定番スポット「原宿」に、新店をオープンしました。
店名は『権八 NORI-TEMAKI 原宿』。その名の通り「海苔手巻き」の専門店です。

場所は、JR原宿駅から徒歩2分。表参道沿いにある『コープオリンピア』の1階。
表参道から少し階段を降りた先にある、ガラス張りの空間が店舗です。

テーマは「モダンデザインと日本文化の融合」。

店内はカウンター席のみで、しかも「ロの字型」という珍しい配置。
「海苔手巻き」をつくる職人の技を、どの席からも眺められる面白いスタイルです。

木を基調にした空間には、日本の伝統や文化を感じられるオブジェを随所に配置。
シンプルでありながら、どこか懐かしさを感じる雰囲気が心地良いです。

『権八 NORI-TEMAKI 原宿』で用意する「海苔手巻き」のメニューは10種類。

「いくら」「うに」「梅きゅう」といった定番から、「サーモンアボカド」「カニアボカド」「長芋明太」といったメニューまでラインアップ。
「奇をてらったメニュー」というよりは、「スタンダードなメニュー」がメインです。

一番の注目は「カリフラワーライス」。
通常の「シャリ」の代わりに注文できるオリジナルの新開発メニューです。

ネーミングの通り「お米」の代わりに「カリフラワー」を使用。
低糖質であることはもちろん、栄養価にも優れ、ビタミンCやカリウムも豊富。
食感にもこだわっているので、「野菜を食べている感」は、ほとんどありません。

また海苔は、創業160年の老舗『丸山海苔店』の有明産海苔「こんとび」を使用。
「あおさ」が混ざっていることで、自然の香りと味わい、軽い歯触りが特長です。

もともと「海苔」は、「1日2枚で医者いらず」と言われるほど。
ビタミン、ミネラル、食物繊維、鉄分、カルシウム…などはもちろん、一日に必要なビタミンA、ビタミンB1・B2といったさまざまな栄養素がたっぷり。
海外に誇る、日本のスーパーフードでもあります。

それでは、早速メニューの詳細をご紹介しましょう。


■「とろたく」（白米 480円、カリフラワーライス 530円）

とろっとした「トロ」の食感と、歯ごたえのある「たくあん」の相性が抜群。青紫蘇ではなく、サラダ菜が入っているところも面白い。

■「いくら」（白米 600円）

軍艦巻きと違い、たっぷりの「いくら」を味わえるひと品。巻き立てなので、海苔のパリパリ感と、「いくら」のプチプチ感を楽しめます。

■「うに」（白米 1,000円）

こちらも軍艦巻きとは違った、たっぷりの「うに」を味わえるメニュー。新鮮な「うに」の甘味が、やさしいシャリの風味にぴったり。

■「サーモンアボカド」（白米 480円、カリフラワーライス 530円）

とろけるような食感の「サーモン」と「アボカド」、そして「カリフラワーライス」が絶妙。シャリよりも軽いので、いくらでも食べられそう。

■「牛しぐれ」（白米 550円）

ちょっと珍しい「牛しぐれ煮」を巻いたひと品。「牛しぐれ」の味がしっかりしているので、そのままいただきましょう。

■「赤だし」（300円）

ほっとするやさしい味わいの「赤だし」。「海苔巻き」に添えられる「ガリ」もおいしい。

もともと「黒い見た目」から、外国人に敬遠されてきたという「海苔巻き」。
「カリフォルニアロール」とも呼ばれている、海苔を内側、シャリを外側にしてつくる「海苔巻き」も、それが理由だったそうです。

ところが近年、その旨味や栄養価の高さから、欧米のレストランでも使われるようになってきた「海苔」。
今回メニューとして展開する「海苔手巻き」は、ある意味「逆輸入」のような感じでもあります。

気軽に本格的な「海苔手巻き」を楽しめる『権八 NORI-TEMAKI 原宿』。

ランチやディナーといった「しっかりした食事」はもちろん、小腹が減ったときにもカジュアルに楽しめる、まさにファストフード感覚ので「海苔手巻き」の専門店です。

しかもオーダーは、食べたい「海苔手巻き」を注文書にチェックしてカウンターに出すだけ。

「カウンター寿司は緊張するけど、まわるところはちょっと…」という人にもおすすめですよ。