人気のイマドキ大衆酒場の2号店
三軒茶屋に『赤星』12/19オープン!
多くの人で賑わう活気ある街・三軒茶屋。オシャレな店も多いけれど、ディープな飲み屋街があったり、老舗の名店が点在していたりと、飽きることない街です。なかでも下北沢へとつながる茶沢通りは多くの飲食店が並び、歩くだけでも楽しい場所。
その茶沢通り沿いに12月19日、大衆酒場『赤星』がオープンします。この店は千歳烏山で人気の『酒場アカボシ』の2号店。"安くて美味しくて楽しい"と評判の『アカボシ』と名前は同じながら漢字表記にしたのは、いいところはそのままに、より多くの人たちに愛されるように、ちょっとレトロ感を出したからだそう。
オーナーの久我氏が目指すのは"地元に愛される大衆酒場"。自身も10年以上住んでいたことから三茶の街を知り尽くしているので、激戦区でもなんのその。「とりあえず『赤星』に行く?」と自然に会話に出てくるようなお店にしたいという思いで店造りをしています。
店頭には立派な縄のれん。今では珍しくなりましたが、大衆酒場といえばコレ!ですよね。
ひょいと掻き分けて引き戸を開けると、真ん中の厨房を囲む大きなコの字型のカウンター19席。昭和レトロな照明や、店奥のステンドグラスが温かみを演出します。厨房はまるで舞台のようで、活気が伝わってきます。
厨房とカウンター席の間にはぐるりとスペースがあり、スタッフが料理やドリンクを提供。千歳烏山店と同じく「中から外へ提供するスタイル」を採用することで、スタッフの動線もスムーズ、お客さんとのコミュニケーションも取りやすいのが特徴です。
奥にはテーブル席も14席用意しています。
料理は"ひと手間かけた酒場メニュー"。肴から揚げ物、ご飯ものまで50種以上。大衆酒場の定番メニューから、アイデアをプラスした一品で幅広い品ぞろえです。その中から一部をご紹介しましょう。
まずは名物3品から!
■「豚足(茹で)」1個 275円
ほろっと骨がはずれ、とろっとした食感の豚足。臭みがなく食べやすいのも特徴。ピリッと辛いタレをつけていただきます。コラーゲンたっぷり!「茹で」のほか、「冷や」「揚げ」もあります。
■「肉豆腐」748円
じっくりと煮込まれた、味しみしみの豆腐。肉と卵黄を絡めて食べれば、すき焼き風に。
■「鶏の唐揚」528円
見事にまんまるなフォルムの唐揚げ。カリッと香ばしい薄衣の中から、肉汁がじゅわっと出てくるジューシーさ。お好みでレモンをきゅっと絞って。
■「茄子オランダ煮」638円
素揚げした茄子、醤油やみりん、出汁などを合わせた煮汁で煮た料理。やさしい出汁の味を、すり下ろしショウガがピリッと引き締めます。
■「焼きポテトサラダ」660円
ポテトサラダにチーズを乗せて焼き上げたシンプルだけど間違いのない美味しさ。アツアツなので火傷に気を付けて。
■「肉詰めPマン」638円
シャキシャキのピーマンの中にはたっぷりの挽肉。自家製タレと卵黄をからめていただくと、肉汁と相まって濃厚な旨味が広がります。ボリュームも十分。
■「パク鶏ー(パクチー)」660円
しっとり柔らかな蒸し鶏とパクチーをねぎソースであえた一品。アクセントには砕いたピーナッツ。
■「エビパントースト」858円
海老のすり身とニンニクを塗って、こんがりトースト。ほどよい塩味と海老の風味でビールが止まらなくなる逸品。
ほかにも「酔っ払い海老」「カニマヨコールスロー」「ハムカツ」など、千歳烏山店で実績のあるメニューがずらり。
三軒茶屋店限定で「鶏白湯らぁめん」もあります。〆にはちょうどいい味わい。今後、季節に合わせたメニューも登場予定なので楽しみですね。
お酒はもちろん「赤星ラガー(中ビン)」!生ビールはありません。意外と新鮮ですよね。
ほかにも、知る人ぞ知る「綱島サワー」も人気。大葉のピクルスを入れたサワーで、ちょっと甘めですっきり爽やかな飲み心地。横浜市綱島で町おこしの一環として生まれたサワーです。
もちろん、ハイボール、サワー、ホッピー、日本酒、焼酎、果実酒とひと通りのアルコールが揃っています。
ほとんどのメニューが400~800円ほどと、かなりリーズナブル。1人3,500円もあれば十分に楽しめます。
コロナ禍が過ぎて、深夜営業するお店が減ってしまい、2軒目使いできるところがなかなかないと感じていた久我氏。この店は深夜2時まで営業しているので、そんな人たちにはうれしい一軒です。
とはいえ、千歳烏山店も予約必須の人気店。こちらもすぐに予約が取れなくなりそうなので、ぜひ早めに訪れてみてください。
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