京都・蛸薬師通に位置する『OUI.（ウイ）』は、朝8時からモーニングを楽しめるベーカリーカフェ。京都中心部で気軽に立ち寄れるロケーションと手ごろな価格帯から、2024年10月末にオープンして以来、地元客や観光客に評判の一軒です。

京都の町家をリノベーションした店舗は、1階がベーカリーショップ、2階はイートインで利用できるカフェスペースになっています。料理とドリンクを注文した後は、2階へ移動してゆっくりモーニングタイムを過ごせます。

店内1階にはいろいろな種類のパンがずらりと並び、何を選ぶか迷うこと確実。イートインの際は、注文後にパンをリベイクして提供されるため、焼きたてに近い状態で味わえます。

2階のイートインスペースは、京町屋ならではの素材を活かし、天井の梁や壁を生かした温かみのある空間。
コンパクトながらも座り心地のよい椅子など、家具はすべてオーダーメイド。ゆったりとしたひと時を過ごしてほしい、との思いを込めて、一つひとつ手作業で仕上げられています。

ビール醸造後に出る麦芽粕を使った、ヘルシーでエシカルなパンを販売

『OUI. 』のパンには、自社のクラフトビール醸造所である「Derailleur Brew Works」でビールを製造した際に出る麦芽粕を製粉し、乾燥させて粉末にした「Superflour（スーパーフラワー）」を配合。麦芽粕には食物繊維やたんぱく質が豊富に含まれ低カロリーな点も魅力。
また、麦芽粕をアップサイクルすることで廃棄量を減らし、環境への負荷を軽減できる点にも注目が集まっています。

”おいしくないともったいない”をコンセプトに掲げ、パンはもちろん店内で丁寧に手作り。まだ薄暗い早朝から仕込みが始まり、職人がたくさんの種類のパンを次々と焼き上げます。開店直後のモーニングタイムは、店内いっぱいに焼きたてパンのいい香りが漂い、一気にお腹が空きそう。

人気のモーニングプレートや種類豊富なパンで憩いの朝食タイム

朝8時から11時まで提供の「モーニングプレート」はトーストにゆで卵、ベーコン、サラダが載った王道のモーニング。パンそのものの風味をしっかり感じられるトーストは、香ばしく軽い食感が特長。

オリジナルトーストには、水を使わず牛乳100％で作る山食パンを使用。生地にはバターがたっぷり練り込まれ、豊かな香りと、しっとりもっちりとした食感が自慢。
スライスしてこんがりトーストすると、ミルクのやさしい甘みと麦芽粕の香ばしさがより一層引き立ちます。

ドリンクはモーニングセットにプラス400円で注文可能（セットドリンクメニューから選択）。
パンとの相性を考えたオリジナルブレンドコーヒーが一番人気です。
テイクアウトの際は、オリジナルキャラクターの「OUI.ちゃん」がデザインされたカップで提供され、かわいいイラストにほっこり癒されます。

モーニングプレートとドリンクのセットで1,200円と手ごろな価格帯は、普段使いの朝ごはんに最適。
朝からしっかり食べたい人はもちろん、パンは単品でも購入できるので、コーヒーと一緒に軽めの朝食をとりたい人にもぴったり。

モーニングを始め、ランチやおやつ、お酒と一緒に、パンのある毎日を提案

パンは単品で300円台から用意。食パンやバゲットといった食事パンを始め、スパイスを効かせたカレーパンに、食べ応え満点のソーセージドッグなどの総菜パン、菓子パンまで、バラエティ豊かなパンが並びます。

「ランチセット」は、バターの豊かな風味が広がる「塩パン」に、食べ応えのある大きなソーセージ、自家製クルトンのコーンスープ、生ハムのポテトサラダなどを盛り合わせた充実のワンプレート。
セットドリンクは自家焙煎コーヒーを除く4種類の中から選択が可能。

また、夕方はアペロタイムとして、おつまみプレートやお酒に合う総菜パンも楽しめます。
大阪の立ち飲みクラフトビール酒場「スタンドうみねこ」の系列店ということもあり、ビールやワインの種類も充実。
京都観光やショッピングの帰りに、ふらりと立ち寄って軽く一杯、なんて使い方も大歓迎。

テイクアウトには「OUI.ちゃん」がデザインされた、パンのための縦長トートバッグも販売。パンをたくさん入れても余裕の大きめサイズです。

京都市街にありながら、肩の力を抜いてほっと一息つける、日常に寄り添う場を目指す『OUI.』。
仕事前のリラックスタイムや京都観光のスタートはもちろん、日々のいろいろなシーンで、おいしいパンを求めて気軽に訪れたい一軒です。

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