京都市中心部の三条通に位置する『つけものダイニングおぎひろ家』は、季節の京野菜を使った漬物を楽しめる京漬物専門店。地下鉄二条城駅の近くに位置する京町家を改装した店舗は、野菜のイラストが描かれた『おぎひろ家』の大きな暖簾が目印です。

店内は1階のテーブル席に加え、2階には足を伸ばせる畳の座敷席も用意。町家ならではの、どこか懐かしく温かな雰囲気でゆっくりと食事を楽しめます。

一方、テーブル席はシンプルですっきりとした空間。モーニングやランチでは漬物の定食や玄米うどんを、ディナータイムは種類豊富な漬物を始め、お酒によく合う一品料理が充実。

ヘルシーな京漬物とお粥の週末限定モーニングで身体の中から整えよう

モーニングは週末の土日祝日のみ営業。7時半から11時の間、お粥と京野菜の漬物、おばんざいなどがセットになった「京野菜つけものモーニング」を提供。

創業時からの伝統の味を受け継いで丁寧に作られる漬物は無添加・無着色。さらに『おぎひろ家』の漬物は塩分を最小限に抑えるため、特製の出汁を用いて野菜の味わいを引き出すのが特長。朝食では、四季折々の野菜を使った漬物が日替わりで登場します。

千枚漬やすぐき漬といった代表的な京漬物のほか、パプリカやセロリなど西洋野菜を使ったオリジナル商品も人気。お店で食べてみて、気に入った漬物は店頭で購入できるほか、オンラインショップでも販売。

発酵食品の漬物には乳酸菌が含まれ、野菜の食物繊維やビタミンなどの栄養素も豊富。脂質が少なく低カロリーでヘルシーといいことづくめ。普段の生活に積極的に取り入れたい食べ物です。

さらりと炊き上げる月替わりのお粥は消化がよく、食欲のない朝にもぴったり。前日はちょっと食べ過ぎ・飲み過ぎたなと感じた日や、体調を整えたい日の朝ごはんにもおすすめ。身体にやさしい朝食で、一日を軽やかにスタートできます。

定食のほかには、グルテンフリーの「玄米うどん」 も提供。
うどんには、秋田県産あきたこまちの玄米を使用。つるつるモチモチ食感のうどんは朝食にも最適。暖かいお出汁が身体をほっこり温めてくれます。

種類豊富な漬物が食べ放題！ランチタイムの「京野菜つけものビュッフェ」

ランチタイムは「京野菜つけものビュッフェ」 が好評。漬物のお供に欠かせないご飯は、京都の老舗米店『八代目儀兵衛』の米を使用しています。

魅力は何といっても、約16種類の漬物をビュッフェスタイルで好きなだけ味わえること。
さらに、ご飯やお吸い物もお代わり自由なのが魅力。日替わりの小鉢には「しば漬け入り豆腐ハンバーグ」など、漬物を使ったメニューが登場することも。

漬物を使った創作和食とお酒を楽しめる、予約制のディナータイムも魅力

ディナータイムでは、漬物を使ったさまざまな創作和食を用意。梅酢の色が鮮やかな「さくら大根」や「レモン大根」「ごぼうのバリバリ漬け」などを盛り合わせた「お漬物の盛り合わせ」は、お酒のお供にもってこい。

京都を代表する漬物といえば「しば漬け」。きゅうり、茄子、新生姜、みょうがを、赤しそと梅酢に漬け込んだ、京都の食卓には欠かせないソウルフードです。

「しば漬けのかき揚げ」は、しば漬けの酸味と野菜の甘味が絶妙に調和した、ここでしか味わえない一品。ほかにも、漬物専門店ならではの独創性あふれるメニューが揃います。

漬物とひと言でいっても、さっぱりとした味わいの浅漬けから、ぬか漬けや粕漬け、麴漬け、半年以上の長い時間をかけて漬け込む奈良漬けまで、日本のあらゆる地域には、それぞれの風土に根差した多種多様な漬物が存在します。

日本の食文化になくてはならない、漬物のおいしさや魅力を改めて発見できる『つけものダイニングおぎひろ家』。モーニングはもちろん、ランチやディナーでも漬物のおいしさや奥深さにぜひ触れてみてください。

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