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【清水五条】五条楽園の古民家をリノベーションしたレバノン料理店『汽 [ki:]』で、新鮮野菜たっぷりのモーニング
![京都のレバノン料理レストラン『汽 [ki:]』料理イメージ](/topicsimage/2024/10/m152-1.jpg)
京都中心部の河原町や祇園からやや離れた、京阪清水五条駅近くにある、レバノン料理のカジュアルレストラン『汽 [ki:]』。朝8時から9時45分(ラストオーダー)のモーニングでは、ヘルシーなレバノン料理の朝食を楽しめます。
レトロな街並みが魅力の五条楽園エリアに佇むレバノン料理店
鴨川と高瀬川に挟まれたこの地域には、かつて「五条楽園」という花街が存在していました。時の流れとともにレトロなカフェー建築や遊郭跡が姿を消していく一方、近年はそれらの建物を生かしたホテルや飲食店も登場。どこかノスタルジックな雰囲気が漂うこのエリアの魅力がいま改めて注目されています。
![京都のレバノン料理レストラン『汽 [ki:]』店舗外観イメージ](/topicsimage/2024/10/m152-7.jpg)
オーナーシェフで京都出身の長野浩丈氏は、東京や関西、フランスなどのレストランで腕を磨き、ミシュランにも紹介された経験を持つフレンチシェフ。仕事や旅で世界のさまざまな国を訪れたのち、長年この地にあった祖母の自宅を改修して、2021年にレバノン料理店『汽 [ki:]』をオープンしました。
![京都のレバノン料理レストラン『汽 [ki:]』イメージ](/topicsimage/2024/10/m152-8.jpg)
店のすぐ前には高瀬川が流れ、川のせせらぎを間近に感じられます。緑が豊かで風通しがよくゆったりとした空気が魅力。河原町や祇園エリアとはまた違う京都らしさを味わえます。
![京都のレバノン料理レストラン『汽 [ki:]』イメージ](/topicsimage/2024/10/m152-9.jpg)
店名の「汽」の由来は「水蒸気」「水分を含むもの」という文字の意味から。淡水と海水が混ざっている状態を「汽水」とも言い、「形のないもの」「変化するもの」「不均一に混ざり広がっていく様子」を店のイメージに重ねています。
異なるもの同士が出合ったり混ざることで変化が生まれ、熱気となり広がっていく空間にしたいとの思いが、長野シェフのルーツともいえるこの場所に込められています。
![京都のレバノン料理レストラン『汽 [ki:]』店内イメージ](/topicsimage/2024/10/m152-11.jpg)
入口を入った左手にはオープンキッチンとカウンター席、そして店内の中央には14人ほどが座れる大きなダイニングテーブルが。異なる背景や文化を持つ人々がひとつのテーブルを囲み食事をすることで新たな出会いや変化が生まれる。そんな光景は『汽 [ki:]』の目指す世界観とリンクしています。
![京都のレバノン料理レストラン『汽 [ki:]』店内イメージ](/topicsimage/2024/10/m152-10.jpg)
モーニングタイムはあえて照明を点けず、天窓から差し込む自然光だけで営業するスタイルも新鮮。テーブル上にディスプレイされた季節の野草や野菜も目を楽しませてくれます。
新鮮野菜がたっぷり! ヘルシーなレバノン料理のモーニングで充実の朝時間
中東に位置するレバノン共和国は、シリアやイスラエルと隣接し、地中海に面した国。温暖な気候に恵まれ、豆類や野菜を使ったヘルシーな料理が特長。肉料理の「シャワルマ」や、ひよこ豆のコロッケ「ファラフェル」などは日本でも徐々に認知されつつありますが、本格的なレバノン料理を食べられるお店はまだ多くありません。
![京都のレバノン料理レストラン『汽 [ki:]』モーニングイメージ](/topicsimage/2024/10/m152-13.jpg)
モーニングのメニューは「ファラフェルプレート」「スモークチキンプレート」、両方を味わえる「ミックスプレート」の3種類。ワンドリンクオーダー制で、ピタパンと季節の野菜を使ったスープがセットになっています(予約サイトで2週間前から申し込み可能)。
![京都のレバノン料理レストラン『汽 [ki:]』モーニングイメージ](/topicsimage/2024/10/m152-14.jpg)
「ファラフェルプレート」1,600円
レバノン料理といえば外せない「ファラフェル」は、水に浸して戻したひよこ豆を潰し、丸く成形して油で揚げたコロッケのような料理。動物性食材は使っておらず、ヴィーガンの人も安心。
表面はカリッと香ばしく、中はホクホク。ハーブやスパイスの心地よいアクセントに食が進みます。
![京都のレバノン料理レストラン『汽 [ki:]』モーニングイメージ](/topicsimage/2024/10/m152-4.jpg)
プレートには色とりどりの季節の野菜がたっぷり。「メゼ」と呼ばれる前菜や、ひよこ豆のペースト「フムス」、卵不使用のアイオリソースも一緒にピタパンに挟んでいただきます。
それぞれの具材をピタパンに詰めて頬張ると、ファラフェルやチキン、野菜、ソースの味わいが互いを引き立て、かつ絶妙に調和して後を引くおいしさ。
![京都のレバノン料理レストラン『汽 [ki:]』モーニングイメージ](/topicsimage/2024/10/m152-2.jpg)
「ミックス(チキンとファラフェル)」1,900円
一番人気は、ファラフェルとスモークチキンの両方を味わえる「ミックスプレート」。釜の残り火で燻したチキンはしっとり柔らかく、スモーキーな香りが口中に広がります。野菜たっぷりでヘルシーなレバノン料理は、まさに朝食にもってこい。
なお、ランチタイムはファラフェルプレートのほか、「チキンシャワルマ」などのレバノン料理も提供(ランチは予約不可)。
![京都のレバノン料理レストラン『汽 [ki:]』モーニングイメージ](/topicsimage/2024/10/m152-5.jpg)
ピタパンの生地がグレーの色味を帯びているのは、調理で出る野菜の皮やヘタを薪窯で焼いて真っ黒に炭化させ、粉状にした野菜の炭パウダーを練り込んでいるため。
食材はすべて無駄にせず使い切ることを目指し、残った灰は自家農園の肥料として土に戻すなど、アップサイクルな食の循環を実践しています。
![京都のレバノン料理レストラン『汽 [ki:]』モーニングイメージ](/topicsimage/2024/10/m152-12.jpg)
料理に使う野菜の多くは、京都市西部にある大原野の自家農園で、長野シェフやスタッフが育てて収穫したもの。畑で朝収穫したての新鮮な野菜がモーニングにもふんだんに使われています。
高いお金を払わなくても、手頃な価格でおいしく健康的な食事を楽しめる世の中を作りたい。環境にも食べる人にも負荷の少ない、持続可能なレストランのあり方を長野シェフは日々追い求めています。
朝食の後には五条楽園の街散策がぜひおすすめ。祇園や清水寺、河原町といった観光スポットにも近く、京都観光や休日の朝ごはんにぴったりな一軒です。
店舗情報
店名 | 汽 [ki:] |
住所 | 京都府京都市下京区都市町149 |
電話番号 | 075-585-4224 |
アクセス | 清水五条駅から徒歩3分 |
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