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【横浜】ミシュラン三ツ星出身シェフが腕をふるう『SMOKE DOOR(ホテル ザ ノット ヨコハマ)』のモーニング


横浜駅西口から僅か徒歩3分の場所にある、若者を中心に賑わいを見せる「横浜ビブレ」。その裏手にかつてあった「横浜国際ホテル」が生まれ変わり、2017年に誕生したのが「HOTEL THE KNOT YOKOHAMA」。横浜にまた新たにひとつランドマークが加わり、オープンしてから今もなお、感度の高い人たちからも一目置かれている、今横浜駅で最もアツい新世代ホテルだ。
由緒正しき、ラグジュアリーさが特徴のクラシックホテルとは異なり、横浜一帯にマッチした、新しいスタイルを牽引する、スタイリッシュでスマートなホテル。客船のキャビンを想起させる洗練された客室には、インテリアブランドとコラボしたオリジナルの家具が並ぶなど、旅の途中を優雅に演出してくれるデザイナーズホテルとして話題。
今回ご紹介するお店は、横浜の唯一無二の存在となったこのホテルの中にあるレストラン『SMOKE DOOR』。2022年にホテル内の主要レストランとして加わり、ラグジュアリーホテル等の中にも必ずと言っていいほどあるのがオールデイダイニングだが、ここもまたその一つ。モーニングからディナーまで、終日営業しているオールデイダイニングは、今ではホテルにはなくてはならない存在だ。
『SMOKE DOOR』が提案するのは、食材のポテンシャルを最大限に引き出す 「熾火レストラン」。横浜に誕生した熾火をコンセプトとするダイニングは、ありそうでなかった発想からきている。
原始的でありながら、食材の旨味を最大限に引き出せる「薪火」「熾火」を用いた調理法。昔ながらの調理法を活用しながら革新的な料理を次々と手掛けるのが、気鋭のシェフとして招致されたタイラー・バージズ氏だ。

世界一の料理学校と呼ばれるCIA(Culinary institute of America)を卒業後、アメリカでミシュランの一ツ星から三ツ星のレストランで研鑽を積み、2009年、米・サンフランシスコにある「Saison」でエグゼクティブ・スーシェフに。また、同サンフランシスコ「Angler」でシェフを兼任。アメリカの名だたるレストランで経験を積んできた腕利きのシェフが、薪火の“ピットマスター“として「食材のスイートスポット」=「食材の最も花開く瞬間」を引き出している。
「48時間調理したチキンの薪焼き」「熾火の中で瞬間火入れした海老」「遠火で2日間吊るしたマイタケの薪焼き」「24時間炙ったカリフラワーの薪焼き」「4日間かけてつくるビーツのロースト」…卓越した技術が求められる熾火料理。
温度、食感、味、香り、バランス。薪から上がる炎とは別に、薪に着火した炎が収まり、芯の部分が真っ赤になっている状態の、遠赤外線で芯から火入れする「熾火」。温度を調節しながら焼くことで、繊細さと丁寧な仕事ぶりが必要とされ、手間と時間をかけて作り上げられることから、忍耐力も強く求められる手法のひとつ。素材そのもののポテンシャルを最大限に活かせられる究極の調理法として、横浜を拠点に「熾火料理」の魅力を訴求しているのだ。
シンプルな食材を用いながらも、火加減を匠に操り、それを斬新かつ独創性に富んだ一皿へと昇華させるのが得意なタイラー・バージズ氏のメニューは、訪れる人に驚きと感動を常にもたらしている。その世界観を存分に体感できるディナーが最も注目を浴びているが、本記事では、他ではあまり取り上げられていないモーニングにスポットを当て、モーニングならではの魅力をお伝えしたい。
「熾火」の世界観をベースに、グランピング気分に浸れる空間

全134席の広さを誇る空間のディレクションは、マザーズ代表の保村良豪氏によるもの。
薪から得るインスピレーションを基に、ウッド調で統一された、ネイチャー感漂う店内。薪のほのかな香りが部屋全体を包み込み、キャンプ場に来たかのような感覚も得られるのが、ファーストインプレッションだ。

ラグジュアリー感漂う大人向けのバーカウンターも配し、同じ店内でも異空間を提供しているスペースも。


丸テーブル、ソファ席や大きなコミュニティテーブル。さらには外気の心地よさに触れられるテラス席まで、多様な席を配備。
店内奥にはオープンキッチンが。調理台の下には大量の薪がストックされ、薪火が燃えるオーブンなどから臨場感も伝わってくる。
横浜駅という、大都会を行き交う人々を眺めながら食事を楽しむことができるテラス席は、実に優雅な気持ちに浸れる場所のひとつ。
随所に配された植物からも、店内にいながらにして、どこか癒しを与えてくれるのも印象的。
コストパフォーマンスの高さが光る、横浜の新星モーニング

「ブレックファーストブッフェ/2,420円」
モーニングの提供時間は7:00~11:00(L.O.10:30)。モーニングとしての営業時間が長めなのが第一に嬉しいポイントだが、それ以上に、三ツ星のクォリティをリーズナブルに楽しめることも魅力のひとつ。
世界中から訪れる横浜を代表するホテルのひとつとして、地域への貢献もコンセプトのひとつに掲げている『SMOKE DOOR』。使用している素材には、横浜から半径50キロメートル圏内で生産された野菜や魚介などを積極的に取り入れ、地産地消を目指しているのも特徴だ。
モーニングメニューは「ブレックファーストブッフェ」の一択。
薪で香ばしく焼き上げた数々の野菜を陳列したサラダブュッフェをはじめ、6種類よりチョイスできるメインディッシュがセットになった、シェフが得意とするアメリカンスタイルのモーニング。

目からまず楽しませてくれる、彩りが鮮やかな「薪焼き野菜、厳選したドライフルーツブッフェ」。
そして選択制のメインは以下▼から好みのものをオーダー
・エッグベネディクト 冷薫サーモンとベアルネーズ
・焼きたてワッフル バーべキューバナナバター
・卵料理(目玉焼き or 本日のオムレツ or スクランブルエッグ)+ 薪焼きパン

尚、モーニングとセットになったドリンクはフリーフロースタイル。店内で焙煎するドリップコーヒー、オーガニックティー、オレンジジュース、スパークリングワインなどが並ぶ。
スパークリングワインがモーニングから楽しめるのは、横浜でもかなり貴重。泡好きなら、朝から贅沢な時間が過ごせること間違い、実に嬉しいサービスのひとつと言える。

※画像はイメージ写真(現在提供している内容と異なります。)
なかでも隠れた人気を誇るのが、名脇役のバゲット。窯焼きならではの美味しさが自慢で、口にした人は必ずファンになるという。小さな熾火を作って低温で焼くバゲットは、火入れのバランスも難しく、出来立てならではの絶妙な食感も楽しめる。

※画像はイメージ写真(現在提供している内容と異なります。)
横浜地卵で作られたオムレツやエッグベネディクトなど、スタンダードなモーニングメニューも、『SMOKE DOOR』ならではの繊細さが感じられる逸品に仕上がっている。
そのほか「焼きたてワッフル」も、バナナの皮を焼き、3週間かけて作ったバターが用いられているなど、モーニングといえど、ディナー時と劣らない本気ぶりが伺える。
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「横浜」と聞くと、観光で馴染み深いみなとみらいエリアを連想しがちだが、横浜駅も負けていない。
横浜駅周辺にまた新たな風を吹き込んだ、今後益々目が離せない『SMOKE DOOR』。
センスが細部にまで光る、独創的に仕上がった数々のメニューからは、新たな潮流を感じさせてくれる。
かつてないおいしい発見の連続に、ワクワクが止まらないモーニング。
忙しく活動する横浜駅で、ちょっと朝から贅沢な非日常時間を過ごしてみてはいかがだろうか。
店舗情報
店名 | SMOKE DOOR |
住所 | 神奈川県横浜市西区南幸2-16-28 HOTEL THE KNOT YOKOHAMA 1F |
電話番号 | 050-3174-8172 |
アクセス | ●JR各線 横浜駅 西口より徒歩3分 ●東急東横線 横浜駅より徒歩3分 ●横浜市営地下鉄ブルーライン 横浜駅より徒歩3分 ●相鉄線 横浜駅より徒歩3分 ●京浜急行線 横浜駅より徒歩5分 ●みなとみらい線. 横浜駅西口から徒歩約5分 |
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