気軽にふらっと立ち寄りたい!
通いたくなる『中目酒場「風見堂」』オープン!
遊びを知る大人たちの多い中目黒。流行りのカフェやスイーツ店も並ぶ街ですが、一歩路地裏に入ると昔馴染みの居酒屋が多いのも魅力。
変わりゆく中目黒の街にあって、どこかほっと落ち着ける雰囲気がたまりません。
そんな"飲み屋"も、時代の波にあって、少しずつ変わっていきます。
コスパの高さで人気だった『マルゲン商店』が今年5月に14年の歴史に幕を下ろしました。
が、ここに居抜きで誕生したのが『中目酒場「風見堂」』。
元・店長だった「風見氏」がオーナーです。
ちょっとややこしいのですが、「風見氏」とは、オーナーである横田氏が放送作家だった時代のペンネーム。
約4年間活動した後、とある居酒屋の店主との出会いがきっかけで、飲食業に転身。
渋谷の大衆居酒屋、地元名古屋の老舗居酒屋『大甚 本店』にて、ノウハウを学び、
名古屋の『やきとりおでん 大賛成』にて、さらに腕を磨いてきました。
そして、縁あって『マルゲン商店』の店長も務め、この店をオープンするに至りました。
白いタイルに木枠の窓とドア、そして濃紺の暖簾が目印です。
大通りから入ってすぐという立地にあり、ふと足を止めたくなる雰囲気。
『マルゲン商店』の良さを引き継ぎつつも、風見氏が今まで培ってきた技術やアイデアをプラスした、進化した居酒屋。
ドアを開けると、店内はカウンター7席とテーブル1卓4席、その奥にスタンディング12席というこぢんまりとした空間。
1つの話題が盛り上がれば、店内全体でグルーブが生まれそう…。
このこぢんまり感が、和みの空間の秘訣なのかもしれません。
メニューは、"日頃食べ慣れたメニューにひと手間加えて、丁寧に仕上げた料理"たち。
オーナーが1人で切り盛りするので、それほど多くのメニューは並びません。
原稿用紙に手描きというのもポイント。
風見氏がおでんの店で働いていたこともあり、『風見堂』でも「おでん」は定番。
全体的にやさしく、ほっとする味わいの中に、キラっと光るアイデア料理を楽しめます。
■「フルーツトマトとオクラのおひたし」385円
昆布やあごから取ったおでん出汁のやさしい味わいが、トマトの甘味と酸味を引き立てます
■「酒呑みのためのポテトサラダ」550円
なめらかなマッシュポテトの上にホタルイカの沖漬けをのせた、日本酒との相性抜群のポテサラ
■「自家製ソーセージ 実山椒」880円
粗めに挽いて食感を残したソーセージは自家製。ジューシーな肉感と山椒の爽やかな刺激がたまらない
■「おでん麻婆豆腐」440円
おでん出汁がしみた豆腐に麻婆豆腐をかけた一品
■「風味堂ナッツ」(麻辣ナッツ、インドピーナッツ、キャラメルシナモン)各550円
オリジナルでブレンドしたスパイスを絡めてオーブンでロースト。
ピーナッツ×麻辣、アーモンド×インドスパイス、クルミ×シナモンという組み合わせもぴったり。
ほかにも「おでん」は「大根」「玉子」「ちくわぶ」「がんもどき」など全8種、「枝豆」「梅水晶」といった定番の肴、〆には「あご出汁中華そば」などをラインアップ。黒板メニューも用意しています。
お酒は、「ビール」「サワー」「焼酎」「ハイボール」に加えて、「カップ酒」をスタンバイ。
意外となじみのないカップ酒ですが、デザイン性もあり、若い人たちにも人気なのだとか。
辛口からフルーティーな味わいまで6種をそろえています。
オープンから3週間、訪れる客層は30~40代の男女を中心にさまざま。
『マルゲン商店』時代からのなじみのお客さんはもちろん、ふらっと立ち寄る一見さんも少なくない_とか。
大通りと住宅街の境目という立地からも、オン・オフの切り替え地点にもなりそう。仕事終わりのひと息に、ほっとくつろげる憩いの場として愛されています。
また、トレンドの街でもある中目黒は週末ともなれば、20代も多く訪れます。
「居酒屋文化を体感してほしい」という思いもあり、オープンは早めの15時。
思わず「ただいま」といいたくなるような、アットホームで居心地のいい酒場が誕生しました。
店名 | 中目酒場「風見堂」 |
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住所 | 東京都目黒区上目黒3-1-14 メイツ中目黒101 |
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電話番号 | 03-6451-0934 |
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営業時間 | 15:00~23:00(L.O.22:30) |
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情報は2022年7月1日現在のものです。
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